イラストレータでフラッシュ作成

Question

こんにちは。
イラストレータ9.02を使って簡単なフラッシュファイルを作る場合、なにか不具合は起きますでしょうか？（例えば、後で加工しにくい、他のソフトで読みこむ時にエラーになる、など。。）

GIFアニメでも出きる程度の単純なフラッシュを無料素材として配布、文字や色などを加工して使ってもらうというのが意図です。

イラストレータでも.swfに書き出せる事がわかったので質問してみました。

*この質問は月曜日の深夜に締め切る予定です。

DPE · Accepted Answer

ＧＩＦアニメと同等のアニメを作って配付する分には、特に問題はないかと思います。swf ファイルを扱えるソフトで使うなら、読み込みエラーにもならないでしょう。
ただし、Illustrator では、ＧＩＦアニメと同じく１コマごとのデータを書き出した swf ファイルしか作れませんので、Flash の作成を本業とするツールで作った時よりファイルの容量が大きくなる可能性はあります。
Flash を作れるツールはいくつかありますが、中には、アニメの最初と最後の情報だけを持ち、間のコマはプログラムで補間して描画する方法でアニメを作れるものもあります。コマごとの絵の情報をベタに持たずに済む分、容量の小さい swf ファイルを作れるのですが、Illustrator ではこれはできません。


どのソフトで作られた swf ファイルであっても、swf ファイルを加工するのは難しいものです。
swf ファイルを読み込み、加工して再度 swf ファイルとして書き出すには、Flash を編集できる Macromedia Flash などの専用のソフトが必要になります。
Illustrator は、描いた絵を swf 形式で書き出すことはできても、swf ファイルを読み込んで編集することはできません。
他のグラフィックツールでも、swf 形式で書き出せても、読み込んで加工できるものはあまりないと思います。

文字や色などを変更できる Flash 素材は、設定用のテキストファイルを一緒に配付し、このテキストファイルを書き換えるだけで変更できる仕組みになっているものが多いです。
これなら特殊なツールは必要なく、メモ帳などのテキストエディタさえあれば誰でも簡単に文字や色を変更できます。
この仕組みを作るには、ActionScript という Flash 独特のプログラミング言語が編集できる作成ツールが必要です。絵を描くことしかできない Illustrator では作れません。


結論としては、簡単なアニメの素材なら作れますが、加工して使ってもらえるような素材を作るには、Illustrator では無理があると思います。
Illustrator は静止画、Flash はアニメを得意とするソフトで、いわば専門分野が違うのですから、性能に違いがあるのは仕方がありませんね。

datemaki · Answer

#4です。

えと、まず、書き換えるというのはActionScriptではなくてテキストファイルですね（w；

flash素材のサイトでダウンロードしてみると分かりますが、だいたい最低でもswfファイルとテキストファイルの二つが入ったフォルダがダウンロードできて、テキストファイルをメモ帳とかで開いて中の指定された部文に好きな文字を入れるとflashムービーに反映されますね。

このテキストファイルというのはあくまでテキストファイル、メモ帳かテキストエディタで作成されたファイルです。

肝心のActionScriptはswfファイルの方にあって、そのテキストファイルに付けられたファイル名を認識して、中の指定の文章を読み込んで、表示するようにプログラムされているのです。ActionScript自体はflashがswfファイルを書き出すときに組み込まれ、swfファイルからActionScriptを変更することはできません。

ポイントは
・テキストファイルの方はswf書き出しの時に自動的に生成されるものではなく、自分でメモ帳などを使って作るもの。
・swfファイルの中のActionScriptは編集不可能。
の二つですね。

datemaki · Answer

flashでswfファイルは読み込めますよ～

ただし、よくflashのサイトで見かける、ボタンの上にカーソルを乗せると動く、とか、メニューを押すとビローンって下に新しいメニューができるとか、そういう動きはActionScriptで制御されるため、イラストレーターで作ることもできないし、flashソフトで作ったとしても、一旦swfに書き出されてしまうと、そのswfをflashで読み込んだ所で、ボタンやメニューのそういう動きが跡形もなくなり、意味の成さないバラバラのアニメになるということです。

例えばイラストレーターで丸→三角→四角と変化する３コマアニメをswf書き出しで作り、それをflashで新規ファイルを作って、その上に読み込むと…おお、きっちり丸→三角→四角の3コマが並んで読み込まれてる！、となります。単純なコマアニメなら読み込めるということですね（w
ちなみにflash上で分解してけば図形に変更を加えることも、色を変えたりすることもできますが、複雑な図形（複雑じゃなくても？）になると泣きたくなるほど面倒ですし、それをswfを配布される側にやらせるのは不可能です（全員がflashソフトを持ってる訳ではないので（w；）

結論は#1さんがおっしゃったとおり、文字や色などを加工して使ってもらうというのはイラストレーターでは不可能です。
flashがなく、イラストレーターでどうしてもswfを作って配布したい場合は、あらかじめ色違いを数種類作って配布するというような代替え案などはいかがでしょうか？文字はさすがにどうしょうもないようですが…

DPE · Answer

＃１です。


Flash の編集ツールは、＃１でも少し書きました通り何種類か存在します。
中には無料のものもありますが、これらはとりあえず置いておくとして、Flash 作成といえば定番の Macromedia Flash として話を進めます。

swf ファイルは、Macromedia Flash では”一応”開くことも可能です。
ただし、swf にはファイルは作品を保護するために、読み取り専用のファイルにする機能があります。読み取り専用の swf ファイルは、Macromedia Flash といえども読み込めません。
手元に Illustrator 10 しかないので 9.02 にもあるかどうかは不明ですが、Illustrator から swf ファイルに書き出す設定の中に「読み取り専用」というチェック項目があります。
これにチェックを入れて書き出した swf は、どの Flash 作成ツールでも読み込んで編集することはできなくなります。
（ swf ファイルを逆コンパイルするなどの解析ツールはまた話が別になりますので、ここでは除外します）

読み取り専用でない swf ファイルは、Macromedia Flash では、「新規作成」→「読み込み」で読み込めます。
つまり、一旦自分の作品の中に取り込み、編集した後、再度 swf で書き出す形になります。
しかし、このようにして読み込んだ swf ファイルはパラパラ漫画と同じ要領で解析されて読み込まれます。
その swf ファイルが補間機能（ Flash ではトゥイーンと呼ばれます）等を使って小さな容量で作られていたとしても、読み込んだ時点で結局各コマごとのデータに展開され、最終的にはパラパラ漫画と同じことになってしまいます。
また、読み込まれたものがグループになっている時は解除しなければならなかったり、シンボルになっていて編集が難しい場合もあります。

要するに swf ファイルは、加工できるとはいっても、ものすごく無理をして何とか加工もできるという程度で、そこいらにあるツールを使って画像に文字をのせたり色を変えたりするほど手軽に編集できるものではありません。
基本的には、Flash Player で再生したり、swf ファイルを素材として利用できる動画編集やプレゼン資料作成ツールなどの中で、あくまでも”元の swf ファイルのまま”使用することを目的としたファイル形式です。
だからこそユーザーの都合に合わせて文字や色を変更できるような Flash 素材は、設定用のテキストファイルを添付し、swf ファイルを直接編集しなくても済むように作られているのです。
テキストファイルでムービー内の要素を変更できる素材を作るには、ActionScript での細かい制御が必要です。レイヤーを使ってパラパラ漫画で書き出すのが精一杯の Illustrator では、とてもではありませんが作れる代物ではありません。


ActionScript はスクリプトですが一種のプログラミング言語のようなもので、奥が深いです。スクリプトの組み方次第で Flash は、単なるアニメだけでなく、ゲームや商業用のカタログ・注文のインターフェースなども作れるようになります。
テキストファイルから情報を読み込み、それを作品に反映して変化させるスクリプトは、中級レベルに入ると思います。
素材として配布し、他の人に使ってもらうからには、多少は無茶な使われ方をしても安定した動作になるようにスクリプトを組まなければなりません。これには、少なくとも初心者の域を脱したくらいのスクリプトの技量と知識が必要です。

Flash の制作ツールは多数ありますが、機能はピンからキリまでです。
特に ActionScript に関しては、初心者には敬遠されがち（プロの Web クリエータさんでさえも、苦手意識をお持ちの方は多いようです）の上に、開発費も高くつくことから、安価で簡単な Flash 作成ツールでは ActionScript の編集機能を搭載しないソフトも多いです。
”誰でも簡単””手軽に Flash が作れる”を売り物にしているツールでも、よく使われる最も基本的な ActionScript が使えるものもありますが、外部ファイルを読み込んで、その情報を元に処理を分岐させるといった難しいスクリプトは、大抵はカットされているようです。
ActionScript が使える＝外部からの読み込みを使った素材が作れるとは限りませんので、ご注意ください。


いずれにせよ、高度な素材を作るなら、それなりの機材が必要だということです。
Illustrator はあくまでも静止画を描く道具なのですから、Flash 作成ツールと同レベルの素材の作成機能まで求めようとするのは酷というものです。

swf ファイルは単なるアニメだけでなく、クリックできるボタンがあったり他のページを表示したりと、様々なことを実現するための情報も記録できる形式です。ネット上にある Flash でどんなことが実現されているかを見ても、大体想像が付くと思います。
ファイルの構造は JPEG や PNG ・ GIF などの静止画用の形式よりも複雑になっているので、編集するには一筋縄でいかないのは当然です。


＃１では説明が足りず一部誤解を招いたようで、申し訳ありませんでした。

papuatama · Answer

ちょっと誤解があるようです。Flashはswfファイルを開くことはできません。Flashのネィティブ保存形式はflaで、これを書き出したものがswfファイルです。一部特殊なソフトにはswfファイルを開き、flaに変換できるものがありますが、Flash自体にその機能はありません。

Illustratorswfに比べ純正Flashははるかに軽量なswfファイルを書き出すことができます。Webは1KBでも軽く作らなきゃいけませんので、複雑になればなるほどFlashの方が作りやすいです。Dreamweaverでも同様にswfを書き出す事ができますが、Illustratorと同じで肝心のアクションスクリプトで制御できませんから、リンク・ジャンプ・動作の繰り返し等の動きを付けることは不可能です。

イラストレータでフラッシュ作成

ＧＩＦアニメと同等のアニメを作って配付する分には、特に問題はないかと思います。

#4です。

flashでswfファイルは読み込めますよ～

＃１です。

ちょっと誤解があるようです。

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