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歳をとると髪が薄くなるのは自然現象だと思いますが、50,60になっても髪(おそらく自毛)がふさふさの男性もお見かけします。
この方達はどんな手入れ、または何故歳を経ても毛を多くいられているのでしょうか?
どなたか身近に、またはそのご本人がいらっしゃれば聞かせて頂けませんか?

A 回答 (10件)

補足していただき,ありがとうございます。


補足していただいた内容を中心に,アドバイスをさせていただきますね。

まず,結論的なことを書いてしまいますと,実は,「50,60になっても髪(おそらく自毛)がふさふさの男性」の方たちは,特にこれといったヘアケア(手入れ)はしていないと言えますね。
また,身体の健康管理が出来ているためか,通院されることもなく,そのため,食餌療法を指導されることもないようです。(ちなみに,「健康な髪の毛は,健康な身体に生える」ですよ)
外国人の場合はわかりませんが,少なくとも日本人の場合は,髪の毛のことだけでなく,病気もそうですが,そういう状態になってから慌てる習性があるみたいです。
つまり,そうならない場合は,何もしないということですね。

実は,特に,ツムジ付近から寂しくなるタイプ(O型脱毛症)の場合ですが,髪の毛を作っている毛根に栄養が届きにくくなってしまいますと,毛根が痩せてしまい,そのために髪の毛まで痩せてしまい,頭皮が見えやすくなってしまいます。
前髪が寂しくなるタイプ(M型脱毛症)の場合でも,このことが間接的な要因(毛根が痩せてしまいますと,脱毛しやすくなってしまいます)となって,「ジヒドロテストステロン」という男性ホルモンの一種(M型脱毛症の直接的原因となるホルモンで,脱毛症に関わるジヒドロテストステロンはその毛穴の中で作られています)の働きによって,前髪が寂しくなってしまうのです。

一般的に,世の中の男性が,加齢とともに,特にツムジ付近が寂しくなってしまうのは,

1.
細くて柔らかい髪の毛の状態で老化が始まってしまう
2.
加齢とともに,栄養の吸収が悪くなってしまう

からだと考えられます。
ということは,「50,60になっても髪(おそらく自毛)がふさふさの男性」場合,1か2,または,両方のいずれかですが,予防というか回避というか,それが出来ているのだと考えられます。

まず,1の方から,詳しく説明しますね。

髪の毛は,通常,20歳前後まで,硬くて太い髪の毛へと成長していき,20歳前後を過ぎた頃より,ゆっくりと老化が始まるため,生え替わるたびに,肉眼では確認出来ないくらいですが,以前生えていた髪の毛よりも細くて柔らかいものが生えてくるようになっています。
髪の毛改善よりも細くなるということは,それだけ,頭皮が見えてしまうようになるということでもあるのです。
ということは,20歳前後までにどれだけ太い髪の毛にすることが出来たかによって,頭皮が見えるようになるか見えないままでいられるかが分かれると言えます。
つまり,「50,60になっても髪(おそらく自毛)がふさふさの男性」の場合,他の男性よりも太くて硬い髪の毛にすることが出来たため,フサフサでいられるということも言えるのです。

このことについて,具体例を挙げてみますと,同じ50歳代・60歳代の女性と男性を比べてみますと,一般的には,圧倒的に女性の方がフサフサですよね?
髪の毛の成長に関わるホルモンとしては,昔からよく言われている「エストロゲン」(女性ホルモンの一種)と,最近注目されはじめた「成長ホルモン」があります。
一応,成長ホルモンの方は男性も女性もほぼ同じ分泌量だとしますと,男女の差はエストロゲンの分泌量の差だと言えます。
男性ホルモンと女性ホルモンの分泌量の割合は,男性の場合で99:1,女性では1:99だそうですから,エストロゲンの分泌量は圧倒的に女性の方が多いわけです。
ですから,男性に比べ,女性の方が圧倒的に,20歳前後までに,太くて硬い髪の毛になることが出来るのです。
そのため,男性では,50歳代・60歳代になると髪の毛が寂しくなる人が増えるのですが,女性では,50歳代・60歳代になっても,少しは寂しくなる人もいますが,しかし,ほとんどの女性は髪の毛が寂しくなることがありません。
まぁ,男性の場合でも,女性並みに太い髪の毛にすることが出来れば,髪の毛の心配をしなくて済むかもしれませんが,エストロゲンの分泌量の差だけでなく,テストステロン(ジヒドロテストステロンの材料です)という男性ホルモンの分泌量の差も関係していますので,一概にはそうだと言えませんけどね。

今度は,2の方です。

加齢とともに,栄養の吸収が悪くなってしまうのは,実は,仕方がないことなのです。
もちろん,個人差はありますから,同じ年代の人と比べた平均よりも栄養吸収がいい人と悪い人がいると思います。
でも,差はあっても,栄養の吸収が悪くなることには代わりかありません。
栄養の吸収が悪くなる,つまり,体内に吸収されている栄養が不足してしまいますと,その影響は,髪の毛に現れやすいのです。
というのも,体内に吸収されている栄養は,どの場所にも均等に分配されているのではなく,生命維持にとって重要度の高い場所から多く分配されていき,髪の毛のように生命維持にはあまり関わらない場所には,その他の場所で使われて残った「残りカス」がまわされるようになっているからです。
ですから,加齢によって,栄養の吸収が悪くなりますと,髪の毛を作っている毛根に,髪の毛の材料,つまり,体内に吸収されている栄養が届きにくくなってしまうため,毛根が痩せてしまい,痩せた毛根から生やせた髪の毛しか伸びてこないですから,頭皮が見えやすくなってしまうのです。

で,たぶん,「だったら,ツムジ付近だけでなく,前髪や鉢まわりと呼ばれる部分もほぼ同じ割合で寂しくならないのか?」という疑問が生まれると思います。
実は,一応,「ツムジ付近」と書いていますが,これは,ツムジというわかりやすい目標が近くにあるため,そのように書いているのですが,本当は,頭の1番高い場所から髪の毛が寂しくなってくるのです。
というのも,地球には重力があるからです。
重力があるために,皮膚は下に引っ張られるようになりますので,どうしても,頭の1番高い場所の皮膚は押さえつけられてしまうのです。
で,その頭の1番高い場所の皮膚にも髪の毛は生えていて,その毛根には,毛根に栄養を届けるための毛細血管が来ていますが,頭の1番高い場所の皮膚が重力によって押さえつけられてしまうことから,毛根に来ている毛細血管とつながっている部分が押さえられてしまい,血流が悪くなってしまいます。
水道につないだホースに弱い力で水を流し,そのホースを足で踏みつけますと,水の流れが弱くなってしまいますよね?(水の勢いがほとんどなければ,流れなくなってしまいます)
このことと同じことが,頭の1番高い場所の皮膚の中で起きているのです。
ですから,他の場所の髪の毛よりもツムジ付近の髪の毛の方が,加齢による栄養吸収悪化の影響を受けやすいのです。

その原因も体内に吸収されている栄養が不足しているために起きることですから,あえて,加齢とともに,特にツムジ付近が寂しくなってしまう理由としてあげなかったのですが,実は,加齢とともに,頭の1番高い場所の皮膚というか,その皮膚の中の毛細血管ですが,これらが,ますます,重力によって押し潰されるようになってしまいます。
そのため,血流も滞りやすくなってしまうのです。
血流が滞りやすくなりますと,身体の中で1番高い場所にある頭のさらに1番高い場所にある皮膚の中の毛細血管ですから,身体の中で1番血流の勢いがない場所のため,血圧が低めになったりしますと,血流がなくなってしまうことも考えられます。
実は,このことは,どんな人でもある程度は同じと考えて良いのですが,加齢とともに栄養の吸収がそれなりに悪くなっている人の場合,コラーゲンという弾衝材のようなものがほとんどありませんので,重力によって下に引っ張られた状態のまま頭皮が固まってしまい,髪の毛が1番よく育つはずの就寝中でも,その部分の血行が悪いままになっていると考えられます。
で,そうなれば,栄養もそうですが,酸素までもが,四六時中,届きにくくなってしまいますから,髪の毛だって弱ってしまうのは理解出来ますでしょ?

「50,60になっても髪(おそらく自毛)がふさふさの男性」の中には,加齢による栄養吸収悪化が少ない人もいるでしょうし,また,他の同じ年代の男性よりも少しだけ食事量が多い人もいると思います。
そういう人の場合,少しだけ,頭皮にコラーゲンが多めにあると思われますので,その分,重力を跳ね返すことが出来ますので,血行がよくなっていると考えられますので,毛根があまり痩せないでいられるのだとも考えることが出来ます。

ということで,「50,60になっても髪(おそらく自毛)がふさふさの男性」の場合,「20歳前後までに,将来心配にならない程度まで太くて硬い髪の毛にすることが出来た」か,「人よりも多めに栄養を吸収している」かのどちらかか,または,両方が理由で,フサフサの髪の毛でいられるのだと思われます。

ちなみに,薄毛やハゲにはストレスが関係していると言われていますが,確かに関係しているにはいますが,直接的に関係しているわけではありません。
というのも,ストレスを感じている間は,栄養の吸収が悪くなるからです。
もちろん,ストレスを感じている間は,毛根に届くはずの血流もほとんどなくなってしまうのですが,ほとんどの場合,就寝することでストレスは自然に解消されてしまいますから,1番栄養等が必要となる時間にはストレスが解消されていますので,薄毛やハゲとストレスは直接的な関係はないのです。
ですから,ストレスは,「原因」と言うのではなく,「引き金」と言う方が良いかもしれませんね。

ストレスについて,少し,面白い話をしておきます。
ストレスには強いものもあれば弱いものもあることはご存じだと思います。
実は,一応,その人の性格にもよると思われるのですが,ストレスを感じたあと,また,ストレスを感じますと,先に感じたストレスが解消されてしまうのです。
つまり,弱いストレスを感じたあとに強いストレスを感じますと強いストレスだけが残り,強いストレスを感じたあとに弱いストレスを感じますと弱いストレスだけが残るのです。
で,後者の場合,弱いストレスだけが残りますので,ストレスが解消されたように感じます。
また,その差の分だけ,栄養の吸収が改善されます。
わかりやすい例を挙げてみたいのですが,不健康な話で申し訳ないと先に謝っておきますね。
で,その例ですが,喫煙で例を挙げてみたいと思います。
喫煙者の場合,タバコに含まれるニコチンの影響が消えます(喫煙後,約1時間で消えます)と,「タバコを吸わない(吸えない)ストレス」という強いストレスを感じてしまいます。
そこで,喫煙というストレスを与えますと,先に感じていた「タバコを吸わないストレス」が解消されてしまい,それよりは弱い喫煙というストレスだけが残り,ストレスが解消されたと感じてしまいます。
cara2005さんが喫煙者かどうかはわかりませんが,もし,喫煙者でしたら納得出来ると思いますよ。(非喫煙者の場合でしたら,喫煙者に聞いてみてください)
というように,強いストレスを感じたあとに弱いストレスを感じますと,ストレスが解消されたように感じるのです。
ねっ,一寸面白い話でしょ?

遺伝についてですが,最近では,hairless遺伝子という遺伝子が見つかっていますが,でも,「薄毛やハゲは遺伝しない」と考えられています。
というのは,O型脱毛症でもM型脱毛症でも,発毛させてしまう発毛剤が存在しているからです。
もし,薄毛やハゲが遺伝するものであるのなら,発毛剤は効力を発揮することが出来ませんからね。
ですから,遺伝するのは,「薄毛やハゲになりやすい体質」だと考えていますよ。
ちなみに,遺伝するのが体質ですから,予防も状態の改善(現状維持で終わる場合もありますが・・・)も出来るのですよ。

それと,「父親や祖父が薄毛やハゲならあなたも薄毛やハゲになります」みたいなことを書かれる人がいますが,果たして,片方の家系だけを見て判断して良いものか,一寸疑問に思いますね。
だって,私たちは,父親と母親がいてはじめて生まれてきたのですからね。(そこに婚姻関係があるかないかは別の問題です)
ですから,父方母方両方の家系を見て,体質の遺伝を判断するべきでしょう。
またに,片方ではなく,父方母方両方の家系を見て判断するようにと書かれる人もいますが,そういう人が少ないのは一寸残念・・・。(ちなみに,このことは,このサイト内の話ではありませんよ)

シャンプー剤ですが,薄毛やハゲに関わることはほとんどありません。
でも,例え,石鹸や石鹸シャンプー剤を使用していても,その使い方を間違っていますと,毛根が痩せてしまう可能性はあります。
もちろん,その他のシャンプー剤でも,これは同じことです。
まぁ,間違った使い方をするからいけないのであって,正しく使用していれば,何も問題はないのですが・・・。
ただし,元々,皮膚にトラブルがある人の場合は,その限りでない場合もありますけどね。
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この回答へのお礼

詳しいご回答ありがとうございます。
とどのつまり、歳をとっても薄くなる人はそうなり、ならない人はならないと言うことに集約されてしまうのかもしれないのですね。

ここで3点教えて頂きたいのですが、運動不足なども髪の成長に影響しているのですか?また、頭の洗い方をgakushanekoさんの書き込みで読みましたが、頭をこすり洗いするのは良くないのでしょうか。そちらには、もむようにして洗うと書いてありましたが、実践したところきれいにならないような気もしましたがどうなのでしょう。 そして、シャンプーの間違った使い方とはどのようなことなのでしょうか。

どうぞよろしくお願いいたします。

お礼日時:2005/07/30 00:04

> ここで3点教えて頂きたいのですが、運動不足なども


> 髪の成長に影響しているのですか?

運動不足は,ある程度,髪の毛の成長に悪影響があると考えられます。

と,その前に,ストレスの話をしておかなければなりません。
なお,ストレスを感じた場合,身体の中ではいろいろなことが起きてしまうのですが,その中で,今回の話に関わる部分だけを説明しますよ。

ストレスを感じますと,体中の血管が収縮します。
動脈や静脈,毛細血管に至るまで,全部の血管が収縮してしまいます。
そのため,血管内の体積は減少してしまうのですが,血液の量は変化しません。
そのため,血圧が上昇してしまいます。
つまり,「ストレス=血圧上昇」とも言えます。
さて,血圧が上昇したままというのは,大変危険な状態ですから,身体の保護機能が働き,血液中の水分を血管の外に逃がします。
血液中の水分を逃がしていきますと,血液の量が減少しますから,ゆっくりではありますが,血圧が降下していきます。
そして,ある程度まで血圧が降下しますと,ストレスは自然に解消されてしまうのです。
つまり,「(ストレスによって上昇した)血圧が降下=ストレス解消」となるのです。

運動をしますと,運動に使う筋肉や脳の運動野に酸素やエネルギーなどを多く送り込む必要があるために,血管が拡張します。
もちろん,必要な場所の血管が1番拡張するのですが,その影響は,ある程度の差こそあれ,全身の血管が拡張します。
血管が拡張するということは,血管内の体積が増えます。
でも,血液の量は変化がありません。
そのため,血圧が低下する灰図なのですが,それでは,必要な場所に必要な酸素やエネルギーなどを充分送り込むことが出来なくなってしまうため,心臓は心拍数を上昇させるとともに,1回に送り出す血液量も増加させます。
そのため,運動をしますと,血圧は上昇するのです。
血圧が上昇するということは,これ,ストレスです。
つまり,「運動=ストレス」とも言えるのです。

と,書かれてしまいますと,かえって,運動不足の方が良いのではないかと疑問に思ってしまうでしょう。
これでは,世間一般的に言われていることとは違ってしまうとも思うでしょう。
でも,運動不足が髪の毛に悪影響がある理由は,このあとにあるのです。

まず,1つ目の理由は,ストレスを感じている最中に,別のストレスを感じてしまいますと,それ以前のストレスが解消されてしまうことです。
そのため,弱いストレスを感じている最中に強いストレスを感じた場合は,「弱いストレス+強いストレス」というように加算されるのではなく,強いストレスだけが残ることになり,逆に,強いストレスを感じている最中に弱いストレスを感じた場合は,弱いストレスだけが残ることになるため,完全にということにはなりませんが,少し,ストレスが解消されたのと同じになります。
つまり,何かのストレスを感じている最中に,運動というストレスを与えることで,運動する以前に感じていたストレスは,みんな解消されてしまうのです。
皆さんが運動する場合というのは,たいてい,放課後や終業後ですよね?
つまり,学校や職場などで感じたストレスは,その後に運動することで,みんなチャラになってしまうのです。

2つ目の理由は,運動によるストレスの特徴にあります。
心臓がドキドキしている最中はストレスを感じているのですが,そのドキドキが収まりますと,運動によるストレスは解消されてしまうのです。
というのは,本来,ストレスによって収縮するはずの血管は,運動によるストレスでは,収縮せずに,かえって拡張しているからです。
つまり,血液中の水分を逃がさなくて済むため,すぐにストレスが解消されてしまうのです。
また,血液中の水分を逃がさないと言うことは,血液濃度を高くしなくて済むわけですから,いわゆる「サラサラ血」のままでいられるのです。
血液がサラサラしていれば,それだけ,血行が良好になれます。
ということは,どのような場所にも栄養やエネルギーなどを簡単に運ぶことが出来るようになるわけです。

さらに,髪の毛にとって最も重要なことは,この2つの理由から,小腸からの栄養吸収が良くなることです。
実は,ストレスは,髪の毛に悪いと言われているのですが,これは,直接関係しているのではないと考えています。
というのも,確かに,ストレスを感じている間は,髪の毛を作っている毛根に栄養などを運んでくる血液が流れている毛細血管も収縮していますが,髪の毛が1番成長するのは,成長ホルモンの関係から就寝中でして,また,ストレスは,就寝することで解消されてしまいますから,髪の毛が1番成長するときにはストレスは解消されているのです。
ですから,ストレスと髪の毛の成長には直接の関係はないといえると考えています。
しかし,それでもストレスが髪の毛に良くない理由は,小腸が充分な量の栄養等を吸収出来なくなってしまうためです。
というのも,小腸が吸収した栄養などは,小腸の周りにある毛細血管を流れる血液に渡されているのですが,ストレスを感じることで,ここの毛細血管も収縮してしまいますから,小腸の周りから血液がほとんどなくなってしまうため,小腸は吸収した栄養を渡す相手がいなくなってしまいますので,栄養の吸収は制限されてしまいます。
栄養の吸収が制限されるということは,体内に吸収されている栄養が不足することにつながります。
そして,体内に吸収されている栄養は,どの場所にも均等に分配されているわけではなく,生命維持にとって重要度の高い場所からより多く分配されていき,髪の毛のように生命維持にはあまり関わらない場所には,その他で使われて残った「残りカス」がまわされていますので,体内に吸収されている栄養が不足してしまいますと,その影響が髪の毛に現れやすくなってしまうのです。
それが,運動をすることで,運動以外のストレスを解消してしまうとともに,運動によるストレスもすぐに解消されますから,小腸が栄養吸収をストップしている時間が短くて済むようになり,体内に吸収されている栄養の不足も少なくて済むことから,髪の毛の成長もあまり阻害されなくて済むわけです。

つまり,要点を書き出せば,運動をしませんと,ストレスの解消がされにくく,髪の毛に充分な栄養などが届きにくくなることから,髪の毛の成長に悪影響があるということですね。

運動不足が髪の毛に良くない理由は,まだあります。

運動している人に比べて,運動不足の人は,筋肉が発達していません。
そのため,ちょっと運動しただけで,たいへん疲れやすいです。
疲れるということは,これ,ストレスです。
また,疲れるということは,筋肉が傷ついている証拠でもあるのです。
筋肉が傷つきますと,その部分を修復しなければなりません。
筋肉を修復するということは,それだけ,その部分が栄養とエネルギーを消費することになります。

運動している人でも,筋肉は傷ついているのですが,たいていの場合,同じ運動の繰り返しになっているはずですので,筋肉の使い方が慣れてくることによって,筋肉が傷つきにくくなり,修復する筋肉の量が減少すると考えることが出来ます。
しかし,運動不足の人の場合,筋肉の使い方が慣れていませんから,かなり,筋肉は傷ついてしまうのです。
つまり,それだけ,余分に筋肉を修復しなければならなくなってしまうということになるのです。
そして,筋肉は生命維持にとっての需要度が髪の毛よりも高いですから,筋肉の修復は,髪の毛の成長よりも優先されてしまいます。
筋肉を修復するにも,髪の毛を成長させるにも,栄養とエネルギーなどが必要ですし,また,細胞分裂を促す成長ホルモンも必要になります。
そして,それらはすべて,優先される部分でより多く使われてしまいますから,髪の毛の成長に使われる分が,それだけ少なくなっても不思議ではないのです。

ということですから,運動不足は髪の毛の成長に案影響を与えていると言えると思います。

ただ,勘違いして欲しくないのは,ここで言う運動不足の「運動」には,日常生活に於ける運動も含まれていることです。
例えば,雑巾掛けや徒歩での買い物なども含まれるということですよ。
しかも,実は,スポーツジムなどでの運動よりも,日常生活での運動の方が重要だったりするのです。

というのは,スポーツジムなどでの運動には,必ず,強い疲労がつきまといます。
つまり,強い肉体的ストレスがかかってしまい,それだけ,筋肉が傷ついてしまうと言うことです。
強い肉体的ストレスは,そんなに問題にならないかもしれませんが,筋肉が傷ついてしまいますと,それを修復しなければなりませんから,ストレス解消出来ても,髪の毛の成長に悪影響が出てしまう場合もあると考えられるのです。

また,スポーツジムなどでの運動の場合,筋肉が発達します。
もちろん,それが目的でない場合は,インストラクターもそれなりに指導するでしょうが,それでも少しは筋肉が発達します。
筋肉が発達すると言うことは,特に男性の場合ですが,テストステロンという男性ホルモンの一種の分泌量が増加するのだそうです。
もちろん,運動を続け,筋肉が少しずつでも発達している限り,テストステロンの消費は筋肉がしてくれます。
しかし,もし,スポーツジムなどでの運動を急にやめてしまった場合,テストステロンの分泌量は急には少なくなりませんから,テストステロンが余ってしまうようになると考えられます。
そうなりますと,テストステロンが毛根まで運ばれやすくなりますので,毛根付近にある5α-リダクターゼ(還元酵素)二型の働きによって,テストステロンがジヒドロテストステロンというホルモンに変換されやすくなります。
このジヒドロテストステロンというのは,いわゆるM型脱毛症に大きく関わるホルモンだと言われていますので,毛穴の中で増加してしまうのは,髪の毛にとって,望ましいことではありません。
もちろん,急に激しい運動をやめるのではなく,クールダウンのように,少しずつ,運動量を少なくしていくようにしてやめるのであれば,このような心配はありませんが,たいていの場合,急にやめてしまうことが多いと思われます。
ですから,運動ならなんでも良いということにはならないと思われますよ。
そのため,大半の人の場合,日常生活での運動の方が重要だったりするわけです。

> また、頭の洗い方をgakushanekoさんの書き込みで読
> みましたが、頭をこすり洗いするのは良くないのでし
> ょうか。そちらには、もむようにして洗うと書いてあ
> りましたが、実践したところきれいにならないような
> 気もしましたがどうなのでしょう。 そして、シャン
> プーの間違った使い方とはどのようなことなのでしょ
> うか

これらのことは,まとめて回答しますね。

一応,シャンプーは,ヘアケアの一環です。
つまり,毛根に活力を与えて,より健康的な髪の毛へと成長させることもシャンプー法に求めるべきだと考えられます。
そのための最善な方法として,例の揉み洗い的シャンプー法を紹介しています。
ですから,ゴシゴシ洗いは絶対にいけないという話でもないのですよ。
簡単に言ってしまえば,シャンプーは,気持ち良ければそれで良いのです。

ただし,踏まえなければならない点というものは存在します。
それは,次の4つです。

1.
シャンプー中やすすぎ洗い中には,絶対に,爪が頭皮に触れないこと。
2.
シャンプー剤を使用する直前には,シャワーを使い,1~2分間程度,頭皮と髪の毛をすすぎ洗いすること。
ただし,髪の毛が長い場合は,髪の毛のすすぎ時間をこれに加えること。
シャワー設備がない場合は,洗面器などから少しずつお湯を流して,頭皮と髪の毛をすすぎ洗いしてください。(少なくとも2~3杯分くらい)
3.
市販シャンプー剤や天然成分のシャンプー剤,および,理美容店専売品のシャンプー剤の場合,シャンプー剤は,500円玉程度の量(ポンプ式ボトル入りの場合は,ポンプ1回押しの量)を手に取り,必ず,5~10滴程度の水分を加えてよく馴染ませ,両手でこれ以上泡立たないと言うところまで泡立たせてから,その泡を頭皮と髪の毛に移してシャンプーすること。
なお,超ロングヘアの場合は,シャンプー剤の量を少しだけ増加してください。
また,これら以外のシャンプー剤(石鹸シャンプー剤など)を使用している場合は,その種類と形態を補足してください。
4.
シャンプー剤のすすぎは,シャワーを使い,頭皮全体をゆっくりと合計で2~3分間程度すすぎ洗いすること。
なお,短い場合は,頭皮をすすぎ洗いすることで髪の毛全体もすすぐことが出来ますが,ロングヘアの場合は,髪の毛をすすぐ時間をこれに加えるようにしてください。
また,すすぎに自信が持てない場合やシャワー設備がない場合は,泡がなくなるまでお湯を流してすすいだあと,息継ぎしながら1~2分間程度(ただし,息継ぎの時間は除きます),頭皮をすすぎ洗いするようにしてください。(この場合は,ロングヘアでも一緒にすすぎ洗いすることが出来ます)

とりあえず,この4つのポイントを押さえていれば,どんな洗い方をしても構わないと考えていますよ。
でも,ヘアケアという観点から言えば,最善のシャンプー法は,今のところ,質問No.1405332「正しい洗髪方法とアフターケアを教えてください」(http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?qid=1405332)の回答No.5に書いてあるものだと考えています。
ちなみに,3~9の洗い方は,どちらかと言えば,洗浄が目的ではなく,頭皮のケアとしての頭皮マッサージが主目的ですね。

で,これを実践されたとのことで,しかも,綺麗にならないと感じたとのことですが,これは,主観の問題ですから,仕方がないと考えています。

ただ,ものすごく極端なことを書きますが,汚れだけを落とす目的であれば,シャンプー剤の洗浄成分を頭皮や髪の毛につけ,ゴシゴシ洗いもモミモミ洗いもなしに,すぐにすすぎ洗いをするだけで,汚れや皮脂を落とすことは可能なのです。
もっと極端なことを書きますと,シャンプー剤を使用しなくても,すすぎ洗いだけで,汚れや皮脂は落とすことが可能なのです。
つまり,シャンプー剤の使用はすすぎ洗いを手助けするためで,ゴシゴシ洗いやモミモミ洗いはシャンプー剤の働きを手助けするためなのです。(まぁ,信じられないとは思いますが,でも,本当に,ただ,それだけなんですよ)
そうですね,ゴシゴシ洗いやモミモミ洗いは,どちらかと言えば,頭皮や髪の毛の洗浄というより頭皮のケアという意味合いの方が強いでしょう。

ということで,ゴシゴシ洗いは綺麗になるがモミモミ洗いでは綺麗にならないというのは,主観の問題なのですよ。
といっても,たぶん,信じられないとは思いますが・・・。

ですから,先に書いた4つのポイントを押さえているのであれば,あとはどのように洗ったとしても構いませんよ。
ということで,もう一度書きますが,シャンプーは,気持ちが良ければ,それで良いのですよ。
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この回答へのお礼

大変参考になりました。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2005/08/01 13:42

髪の毛の専門家,理容師です。


1つだけ,補足してください。

cara2005さんが,気にしている部分は,ツムジ付近ですか?それとも,前髪ですか?

それによって,説明が少し違ってきますので,よろしくお願います。

この回答への補足

ありがとうございます。つむじです。

補足日時:2005/07/28 13:22
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こんばんは!No.2です。


>毎日シャンプーされているとのことですが、それはいつ頃からですか?
たしか35歳くらいからでしたかね~?(17~8年前から?)
(あまりはっきりとは覚えていない・・・)
それまでは1日おきとか1週間に3回くらいでシャンプーがないときは石鹸で洗ったりしていました。
でも石鹸で洗ってもリンスだけは必ずしてましたね。
(散髪がきらいで ず~っと髪が長かったのでリンスだけは 必ずでした。)
ちなみにストレスはかなり受けながら生活しています。
仕事(商売)や地域でのいろんな活動などで原因不明の腹痛などを繰り返したり・・・
でも髪の毛は抜けない・・・
ストレスで抜ける人がいるそうですが・・・
※やっぱり遺伝でしょう。DNA?に感謝です。(笑)
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この回答へのお礼

そんなに古くからシャンプーをされていたんですね。
毎日丁寧にですか?
でもストレスは受け続けておられるのに薄くならないと言うことは、やはり薄くならない人は薄くならないと言うことに、結局落ち着いてしまうのかも知れません。。
ありがとうございました。

お礼日時:2005/07/26 22:41

こんにちは。


年をとってもふさふさでいられる秘訣ということで、
私も遺伝が相当関係すると思いますが、
私の家系を見ると遺伝と同じくらいケアの影響が大きい
ように思えます。

私の祖父・祖母ともかなりふさふさです。
話によると、昔からトニック?を使用していたようです。
また、規則正しい生活を送り、3食バランスの
取れた食事(メイン:魚)をし、10時過ぎには寝てました。

しかし、私の親や叔父は、正直、薄いです!
遺伝から言えば、ふさふさのハズですが、
もしかしたら、ふさふさの家系ではなく、祖父母の
努力で保っていたのかもしれません。
原因はわかりませんが、やはり遺伝のみならず
ケアも十分必要なのではないかと思います。

病気(糖尿病・ガンなど)でも遺伝が影響するようですが、
遺伝子を持っていることで、その病気にならないように
予防に努めることで防ぐことができたりするのと同じで、
髪の毛が薄い家系でも対策次第で、薄毛を防ぐことが
できるのではないでしょうか?

意外にもケアを怠ると、自分より少なめだった人を
追い抜いて薄くなることもありえると思います。
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この回答へのお礼

規則正しい生活が大事というのも聞きます。
親御さんが薄いと言うことは、やはり不規則な生活をされていたのも、原因の一つなのでしょうか。ありがとうございました。

お礼日時:2005/07/26 22:32

こんにちは。


やはり皆さんのおっしゃるように
遺伝的要素が大きいでしょうが
あとはストレスが髪に出やすい人っているようですね。
ですからストレスの管理も大切だと思います。
もう1つは化学物質によって髪がやせていくこと。
良質の石鹸で洗うときしむことなく洗えます。
私の周りの人にこのせっけんを薦めていますが
きしみが出た人は一人もいないのでオススメです。
リンスは酢かクエン酸を使っています。
ご参考までにこちら↓
http://health.nikkei.co.jp/navi/supplement/case_ …
http://jfish.jp/craftedsoap/top.msp

参考URL:http://health.nikkei.co.jp/navi/supplement/case_d06.cfm,http://jfish.jp/craftedsoap/top.msp
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この回答へのお礼

確かにストレスも関係あるそうですね。
ですが、化学物質というのは知りませんでした。
ありがとうございました。

お礼日時:2005/07/26 22:26

ん~、どうなんでしょうねぇ? 皆さん、遺伝とかって書かれていますが、遺伝だけではないと思います。



私は現在50歳の♂ですが、髪の毛が多過ぎて困っている程です。散髪屋さんに行っても、いつも、「貴方の髪質は最高だ」とよく言われます。(自慢しているわけではありません。)白髪も数本しかありません。別に体毛は毛深いと言う訳ではありませんし、どちらかと言えば体毛は薄い方です。

手入れなどは殆どしていませんね。洗髪はシャンプーで2回洗い、そのあとはリンスやコンディショナーを使うだけです。それも、家内が買って来たのを使うだけで、特に決まった物を使っているわけではありません。乾かすのも、自然乾燥で、その後は何も付けません。

遺伝でしたら、父の頭髪もふさふさのはずですが、決してそう言う状態でもないです。確かに遺伝と言う要素もあるでしょうが、食生活が影響している部分もあるように思います。子供の頃から昆布類が好きで、今でも良く食べます。忙しい時なんかは、お茶漬と昆布で済ませてしまう事もあり、私にとってはなくてはならない食材の一つとなっています。この昆布の影響もあるのでしょうか? 別に意識して食べているわけではないのですが…。

私の同級生に既にツルツル間近の友人がいますが、神経質で臆病な性格です。こう言う性格も影響しているように思います。

まぁ、薄くなっても私は全く気にしませんが…。何故気にするのか、不思議に思っている程です。
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この回答へのお礼

なるほど、髪の手入れに気を遣わなくても、ふさふさの方はいらっしゃるのですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2005/07/26 13:22

みなさんのおっしゃる通り遺伝だと思います。

ウチも祖父、父、フサフサですし。
近所の方でお父さんがツルツルだから不安だという事で石鹸シャンプーを使っているオバサンがいます。今は50台ですが、髪の薄くなってくる30歳位から石鹸シャンプーを使い出し、今はキレイな黒髪を保っています。ま、女性だから・・・・と言ってしまえば終わりですが。普通の合成シャンプーよりは髪に良いらしいですよ。でも石鹸シャンプーだと洗った後がキシキシするから私は続けられませんでした。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
親が薄くても、娘はふさふさというのもありますね。
そして、確かに合成シャンプーは悪いそうですね。

お礼日時:2005/07/26 13:15

わたしも遺伝(DNA?)だと思います。


わたしはもうすぐ53になりますが白髪もほとんどなく ふさふさです。
しかも?猫毛。
毎日洗髪(シャンプーとリンス)をしてるくらいでトニックや整髪料・養毛剤?などは一切使っていません。
変な話ですが警察などが身元不明の死体などの年齢推定には下のほうの白髪で推定すると聞いたのですが私にはそれも あてはまりません。
父は私の記憶にないくらいはやく他界しましたので参考にはならないのですが・・・でも遺伝かな・・としか思えません。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
毎日シャンプーされているとのことですが、それはいつ頃からですか?シャンプーの頻度も影響しているのでしょうか。

お礼日時:2005/07/26 13:11

私の父は50過ぎてますがフサフサです。

祖父も亡くなるまでフサフサ
だったので、おそらくそういう体質を遺伝しているのでは
ないかと思います。
私は女性なのですが、私もその髪質(癖毛、硬い、とっても多い)
を引き継いでまして、逆に髪が細くて量の少ない人を見ると
羨ましくなってしまうのですが・・。
髪の濃さ・薄さには、やっぱり遺伝が関係してくるみたいですね。
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この回答へのお礼

遺伝も関係しているのですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2005/07/26 13:08

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