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なかなか気に入る色のTシャツがなく、白か黒ばかり買ってしまいます。(高級品ならキレイな色のがあるんでしょうけど・・・)
白いTシャツを染めようかと思うのですが、自分で染めたものって色褪せが激しいですよね。
私は今まで、「ダイロン」か「みやこ染」を使ったことがあります。もちろん色止めはしましたが、染めたては満足な色になるのですが、何回か洗濯すると、貧乏くさい色になってしまいます。
そこで!「落としたくても落ちないもので染まらないかな?」と思うのです。ワインや、万年筆のインクなんて、シミがつくと落ちないように思うのですが、そういう、染料として売っている以外のもので染めたことのある方、アドバイスをお願いします。
何で、どのように染めたら、どんな色になりますか?
洗濯を重ねたとき、どうですか?
なお、薄茶は好みではないので、コーヒー・紅茶染めは考えていません。さわやかなパステル系に染められたらいいなと思っています。よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

質問のタイトルとは相反しますが、堅牢に濃く染まるのはやはり「市販の染料」だと思います。


染まるしくみは、水に溶けた物質が繊維と結びつく、それがふたたび水に溶けないようになる、という2段階でできています。このような物質の中で安全で堅牢な物が染料とよばれています。アゾ染料など染める工程が複雑だったりする物以外のほとんどは、個人向けにも市販されています。

市販の染料にもいろいろ種類があり、お使いになられた種類は、比較的簡単に染まるのがウリの種類です。堅牢さはほとんど期待できません。前述の「水に溶けなくなる」化学変化が不完全なためです。

ワインやインクや草汁の染みが落ちにくくなるのは、キレートなどといった化学変化によります。この原理を利用するのが『媒染染料』です。媒染剤として使用する金属イオンによって発色が変るのが特徴です。天然素材では一度で濃く染まる物は少なく、何度か繰り返し染めます。「さわやかなパステル系」に染まる物は無いような気がします。うすいピンク、うすい黄色ぐらいかしら。
草木染めで、ミョウバンなどを使うものはこのタイプが多いです。木の皮や枝、草の葉などの煮汁と媒染剤で染めます。組み合わせで発色はさまざまですが、どちらかと言うと渋い色が多いです。

簡単で堅牢に染まるのは、『建染染料』でしょうか。酸化還元反応によって、染料が水溶性と不溶性とに変化するのを利用します。古典的な「藍染め」はこのひとつです。木綿を染めた場合は、漂白剤などを使わない限り、たいへん堅牢です。常温で染まりますが、やや強い薬品を使用します。合成藍は藍色ですが、合成でいろいろな色の染料があります。どちらかと言うと比較的濃い色に染めるもので、パステル系となると、染め方でくふうする必要がありそうです。
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