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No.1ベストアンサー
- 回答日時:
合成洗剤の話でしたら、理由は以下のとおりだそうです。
1.合成洗剤の成分は分解されないので、微生物を殺傷し生態系への影響が出る。
2.水質汚染や赤潮の原因(これも合成洗剤が分解されないことから。)
3.発ガン性物質と出会うと、相乗効果があり発ガン率が高い
4.衣類などから肌に直接入るため、アレルギーやアトピーなどの皮膚障害の原因の1つになる。
5.合成洗剤には動物実験が行われている。
6.肝臓や生殖器などに悪影響がある。
No.3
- 回答日時:
洗剤の主成分は、主剤の界面活性剤と、助剤に分けられます。
合成洗剤の界面活性剤には、いろいろな種類があり、全てを調べることはできませんが、中にはとても分解性の悪い物が有り、水中に蓄積され、多々の害を起こすものがあります。特に魚貝類のエラに付き、窒息させる事が最大の問題です。
成分表示で、ポリxxxとか、xxxベンゼン、などと書かれている場合は、まず分解性の悪いものです。
日本のメーカーでは、あまり使用されていないようですが、アメリカなどでは大量に使用されています。
界面活性剤は、石けんの場合も使っていますが、こちらは生分解性が高いので、有害物蓄積は問題ないのですが、多量に使用すると、バクテリの大量発生による赤潮のような水中酸素濃度の低下を引き起こしたり、石けんカスにカビなどが生えたりします。
助剤で問題となるのは、蛍光剤とタンパク質分解酵素、漂白剤です。
蛍光剤は、紫外線をより反射して、より白く見せる薬剤で、「輝く白さ」など、白さを強調している潜在に含まれています。
生物内に蓄積し、発がん性が疑われている物質です。
タンパク質分解酵素は、界面活性剤では取りきれないタンパク質の汚れを分解する酵素です。
しかし、ふくまれているのが、酵素であるため、自然に分解しにくく、界面活性剤を分解する微生物を殺していまい、洗剤の分解を阻止してしまう働きもしてしまいます。
漂白剤は、酸素系は全く問題有りませんが、塩素系は、生物的に分解しません。
塩素には、強力な殺菌作用が有りますので、水中のバクテリアなどには、最悪の環境になり、洗剤の分解を阻止してしまいます。
また、塩素系漂白剤が、酸性の環境になると、空気中にとても有害な塩素ガスを放出します。
塩素を吸えば、人間も無事ではすみません。
一番環境に良いのは、過炭酸ソーダだと思います。
No.2
- 回答日時:
微生物の餌として、環境に流失した際に細菌の増殖を招くからでしょうね。
ちなみに合成洗剤は石油由来の複雑な分子で出来ているので分解され難く蓄積され易い傾向が在りますが、脂肪酸とアルカリ塩から成る石鹸でも、大量に環境に排出されればやはり河川の富栄養化を招き、環境破壊を起します。
富栄養化では、細菌や植物プランクトンの大量発生により、水中の酸素が消費され尽くしてしまい、水生生物が酸欠で生活できなくなるといわれています。
なお合成洗剤に関しては、その語感から過剰に忌み嫌われていますが、中には似非科学的な不買運動家もありますのでご注意を。
参考までに興味深かったサイトのリンクを貼っておきます。
参考URL:http://mscience.jp/
この回答へのお礼
お礼日時:2005/08/30 21:57
回答有難うございます。また違う観点からの見方ができて、とても参考になりました。HPの中にあった考えかたや商品にも興味をもてました。
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