
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
簡単に言えば
2端子測定・・普及型
4端子測定・・高分解能型
です、2端子の弊害は、測定ケーブルの抵抗成分まで測定してしまう事です
通常,この分をキャンセルする機能がついているものもあります。
つまり、測定する抵抗値が小さいほど、4端子が向いていると言う事です。
図に書くとわかりやすいんですが
4端子測定は
被測定物 Rxにたいして
電流端子 電圧端子を別々に設けます
この電流端子I1とI2の間に測定電流を流し、RXの両端の電圧を A-D変換します。
この時、A-Dのインピーダンスが十分大きいのでケーブルの抵抗値の影響を受けずにすむわけです。
ちなみに、直流と交流測定の違いですが
通常は直流測定ですがたとえば、電池のような物のばあい交流測定を使用します。
No.2
- 回答日時:
konojiさんの回答と同じですが、2端子法の問題は、電極での接触抵抗や配線の抵抗による電圧効果が測定される電圧に入ってしまうことです。
4端子法では電圧測定用の端子を電流端子の内側に別に設けます。この場合、AD(電圧計)の入力抵抗が試料の抵抗に比べて十分に大きければ、電圧測定回路に流れる電流は無視でき、また電圧計の入力抵抗が、接触抵抗や配線の抵抗に比べて十分大きければ、接触抵抗や配線の抵抗による電圧効果が無視できます。低温(高温も)での測定では、抵抗による電圧降下以外に測定回路内に発生する熱起電力の影響が大きい場合が多いので、電流を反転させて電流方向に依存する抵抗成分のみを抽出するのが普通です。
また、低温で低抵抗を測定する場合、大電流を流すと自己発熱のため正しい結果が得られなくなりますので、その場合は交流を用いた方が高感度な測定が出来ます。
低温での抵抗測定技術は、電極作製の技術等を含めて
丸善実験物理学講座11 「輸送現象測定」 小林俊一・大塚洋一編 (丸善)
実験物理科学シリーズ3 「高温超伝導体とエキゾチック超伝導体」 田沼静一・家泰弘編 (共立出版)
に詳しく出ています。
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