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電流計と電圧計のしくみはどうなっているのでしょうか?

またなぜ目盛の校正が必要になるのでしょうか?
やはり使用しているうちにズレが生じるものなのでしょうか?

A 回答 (2件)

直流電流計はU字形永久磁石にの先端に回転子を囲むような形状の積層鉄材を取り付けた中にコイルを巻きつけた回転子があり、その回転子の軸に渦巻きひげぜんまいバネと電流計の指示針が固定されてる構造です。

この回転子のコイルに測定電流を流すと磁界中のコイルに電流が流れると電流に比例したフレミングの力が発生し回転子が回転し、回転子の渦巻きバネの反発力と釣り合ったところで停止し、指示針もそこで止まります。電流形の目盛りパネルの針の位置が電流値になるように目盛りがふられていますので、電流値が読み取れます。
電流計のコイルには巻き線抵抗があります。電流計のメーターの測定レンジは、電流計に並列に入れる分流抵抗と巻き線抵抗の比を変えることで、変更ができます。

直流電圧計は、直流電流計に直列に抵抗を入れて電圧目盛りのフルスケールの電圧値をかけたとき丁度フルスケールの電流が流れるように直列抵抗が選ばれています。電圧測定値レンジの切り替えはこの直列抵抗を切り替えて行います。

電流計も電圧計も原理は同じで、構造が単純なため目盛り板の目盛りのゼロと渦巻きぜんまいの伸び縮みの状態が、温度や経年変化で狂ってきます。そのため渦巻きぜんまいバネの一部を押さえている支持位置を少し移動させてゼロ目盛り調整をしてやります。

交流の電流計や電圧計はトランスを介して整流回路が前段に入ります。
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構造はAno1さんの通りです。


校正が必要なのは、精度を限界内に入れる為です。
長く置いていると磁力やスプリングが少し変化するので、合わせる必要が出ます。
目安で使う程度なら、校正しなくても大丈夫です。
尚、交流電圧計や交流電流計は、大電圧用でない限りトランスは使わず、抵抗で倍率や分流しています。
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