電子書籍の厳選無料作品が豊富!

こんばんは。
最近、通勤時間が遠くなり時間をもてあまし気味なので
往復の通勤時間を読書の時間にあてようと思いますが、
今までは、エッセイのような軽い本しか読んだことがありません!
みなさんお薦めの本を紹介してくださいm(__)m
※毎日のことなので、出来れば持ち運びに便利な文庫本が希望です。

A 回答 (6件)

そうですね。


まずは、短編集を読んで、
自分に合う、合わない・・・を確かめながら、
読んでみてはどうでしょう?

いくつか短編を読んでみて、
「ピンとこないかも・・・。」と思ったら、
今は縁の無い作者かもしれません。
そうしたら、他の本をどんどん読んでいってください。

私からは、
現代文学から5作品、
SF作品から3作品、
時代小説から1作品、
幻文学から1作品
をオススメしますね。

ほとんどが文庫本の短編集です。



1、現代文学

●「つめたいよるに」(短編集)江國香織

●「停電の夜に」(短編集)ジュンパ・ラヒリ

 「つめたいよるに」では、「デューク」がお気に入りです。
  江國香織は、「すいかの匂い」という短編集もありますよ。

 「停電の夜に」では、「停電の夜に」と「三番目で最後の大陸」がお気に入りです。
 他の作品は、日本人と少々感覚が違う印象があり、
 私にはなじみにくかった気がします。
 「停電の夜に」がお気に召したら、
 恋愛小説が向いてるかな・・・という気がします。

→上記の作品がお気に召したら、
 江國香織の他の作品、
 唯川恵の「ため息の時間」(短編集)など、
 恋愛小説はどうでしょうか?


●「西の魔女が死んだ」梨木果歩

  学校に行く事が苦痛になってしまった少女と、祖母の話。
  短編集ではないのですが、薄い文庫本ですので、
  比較的読みやすいと思います。
  
  劇的な事件があったり、ハラハラしたり、
  という作品ではありませんが、
  穏やかで優しい雰囲気のある作品です。

→上記の作品がお気に召したら、
 梨木香歩の他の作品、
 湯本香樹実の「ポプラの秋」、
 「夏の庭」などはどうでしょうか?
 その他、登場人物の心情を丁寧に描いている、
 宮部みゆきも、肌にあうかもしれません。
 文庫本でも少々厚くなりますが、
 「魔術はささやく」「レベル7」「龍は眠る」「火車」
 などがあります。


●「きよしこ」(短編が集まった長編)重松清

 吃音で悩む少年の話。
 伝える事が苦手でも、伝える事の大事さを描いた作品。
 主人公の生き方が不器用でも、あたたかく見守るような作品です。
 

→上記の作品がお気に召したら、
 重松清の他の作品「流星ワゴン」、「ビタミンF」、
 浅田次郎「プリズンホテル」(「夏」から始まって、「春」で終わります。)、
 などはどうでしょうか?

●「死神の精度」(短編集)伊坂幸太郎

 音楽好きの死神と、人間の交流を描く作品。
 今年でたばかりの作品なので、
 しばらくは文庫本にはならないのですが、
 是非すすめさせて下さい。
 少しトボけた死神(本人はいたってマジメです)が、
 主人公のせいか、あまり暗い話にはなっていませんよ。

→上記の作品がお気に召したら、
 伊坂幸太郎の他の作品も是非どうぞ。、
 「オーデュボンの祈り」のみが文庫化されています。
、「陽気なギャングが地球を回す(来年映画化)」、
 「重力ピエロ(直木賞ノミネート)」などもあります。

 「死神と藤田」がお気に召したら、
 時代小説(時代劇)も向いているかもしれません。

→その場合には、司馬遼太郎「燃えよ剣」、
        飯嶋和一「始祖鳥記」、「神無き月 十番目の夜」
            「黄金旅風(本屋大賞ノミネート、文庫なし)」
 などもオススメです。


2、SF

●「ブランコのむこうで」(短編が集まった長編)星新一

  自分のそっくりの少年をおいかけた少年が別の世界に行く話。
  星新一は、SFやブラックユーモアのある短編の作品が多いのですが、
  この作品は、少しファンタジーっぽい雰囲気がします。
  自分が普段見えている世界だけが、本当の世界じゃないかも・・・
  と考えさせられる優しい作品ですよ。

→お気に召したら、
 星 新一の他の作品「午後の恐竜」なども、どうぞ。
 

●「たったひとつの冴えたやりかた」(短編集というか、中編集?)
 ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア

  宇宙人との遭遇を描く作品集。
  古いSFなので、この表現に違和感を感じなければ、
  SF作品と相性がいいかもしれません。

→上記の作品がお気に召したら、
 ロバート・A・ハインライン「夏への扉」や、
 アイザック・アシモフ「ファウンデーション」シリーズなど、
 「名作」と呼ばれるSFをオススメします。

 「夏への扉」は、「オススメのSFは?」と聞かれると、
  かなりの人間が挙げるほど、人気がありますよ。古い作品ですが。
  猫の表紙が可愛いです。


●「小悪魔アザゼル18の物語」(短編集)アイザック・アシモフ

  今、流行(?)の女性のファッションの事ではなく、
  小さな悪魔のオジサン(?)が、親切心で、
  願いをかなえてくれるお話。
  ・・・ブラックユーモアです(笑)。

→上記の作品がお気に召したら、
 アイザック・アシモフの他の作品の
「ロボット(「アイ ロボット」という名で映画化)」シリーズなど、
 星新一「ボッコちゃん」などもオススメです。


3、時代小説

●「しゃばけ」畠中恵

  江戸時代のお江戸で、
  ある夜、人斬りを目撃してしまった坊ちゃんと、
  そのボディーガードの妖怪達の話。
  
  年経た鈴が妖怪になったお姫様や、
  甘いお菓子が大好きな屏風覗きやら、
  怖~い妖怪ではなく、なんか微笑ましい妖怪達ばかりです。
  挿絵も可愛いです。
  
  
→上記の作品のように、「昔の話」がお気に召したら、
 司馬遼太郎「燃えよ剣」、
 飯嶋和一「黄金旅風(文庫なし)」、「始祖鳥記」、「神無き月 十番目の夜」など。
 はどうでしょうか?
 こちらの作品は、時代が変わる緊迫感、などがもっと味わえるかもしれません。


4、幻文学(まぼろしぶんがく?)

●「夢十夜」(短編集)夏目漱石

 漱石が見た夢をもとにした、短編集。
 少しシュールだったり、怪談っぽかったり、
 意外とロマンチックだったりと、
 いろいろな話が入っています。
 身の周りでは、自分でも絵を描いたりするような、
 アーティスティックな人に評判が良かった気がします。

→上記のような作品がお気に召したなら、
 絵画を小説にしたような作品と相性がいいかもしれません。
 アンデルセンの「絵のない絵本」(短編集)、
 キャロルの「不思議な国のアリス」など。
 
 レイ・ブラッドベリは、SFで有名な作家ですが、
 「十月はたそがれの国」という短編集もあります。
 ファンタジーっぽい話もありますが、怖い話も。
 あまりに怖くて、「ぎゃぁぁ!!」と悲鳴をあげて、
 本を放り投げてしまったくらいです(図書館の本なのに・・・)。
 シュールなんだけど、きれいで、目が離せない、
 ダリやピカソの絵を見るような感じがした作品です。


私の個人的な意見ですが、
オススメの短編集や、似た雰囲気の作品を挙げました。
あまり、小説を読んだ事がなくても、大丈夫なように、
「できるだけ薄い(又は短編)」、
「登場人物が多過ぎない」
「でも、おもしろい」
という観点で選んでいます。

いつか、質問者様も、「こんな感じの本が読みたかったんだ!」
と思える本に出会えるといいですね。
参考になれば幸いです。
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 私はミステリーが大好きで、アガサ・クリスティーの作品をたくさん読みます。

(持ち運びも楽なので^^)

 
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とりあえず有名な作家から入ってはいかがでしょうか?


宮部みゆきなら映画化された模倣犯も文庫化されています。
恩田陸なら木曜組曲というミステリー小説が楽しいですよ。

女性に人気なのは村上春樹でしょうか。
ネット検索をしてみると作品の紹介やレビューなども読めますので探してみてください。
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ライトノベルから入れば読みやすいと思うので2点後紹介します。


問題なくオススメは
小野不由美の十二国記です。
ライトノベルとは思えないほどの完成度です。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062550 …

もう1つは雪乃 紗衣の彩雲国物語。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4044499 …

自分の趣味に走った紹介ですが、オススメですvv
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夏への扉


ロバート・A・ハインライン

発狂した宇宙
フレドリック・ブラウン

渇きの海
アーサー・C・クラーク
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もう少し趣味なり嗜好なりを教えてはいただけませんでしょうか?

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