アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

時代劇でなんとか藩どうしがイクサしたりしますが、
あれは内戦のいまわしい歴史ではないのですか。
それを美化・懐古しているようにも見えます。
NHKが率先してそういうTV番組を流していいのでしょうか。
アメリカ白人が西部開拓時代を美化・懐古しているのと同じに見えます。
しかしハリウッド映画は既に西部時代の美化表現はやめているように見えます。
・・という私の認識は間違っているのでしょうか。
これに対する答えや考え方、おすすめのサイトを何か知っている方はアドバイス下さい。

A 回答 (5件)

そーいわれれば内戦のような感じがする

    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2001/11/30 21:10

 


  「なにとか藩」という限りは、江戸時代になりますが、江戸時代に、藩同士が争った・戦争したという話はないはずです。
 
  わたしが考えて、日本国内の内戦と言えるものは、一応天智朝から考えるとして(それ以前の蘇我と物部の争いなどは、少し置いておきます)、まず、天武(大海人)と弘文(大友)のあいだの壬申の乱は、畿内が中心とはいえ、倭全体に及ぶ、日本を二つに分けた、骨肉相食む争いで、明らかに内戦です。
 
  それ以降となると、藤原仲麻呂の乱は、もう少し大きくなっていると内戦ですが、クーデタを起こそうとして失敗したということでしょう。平安時代に入ると、藤原氏が権力を奪取し、互いでも政治的争いをしますが、戦争というほどの規模の争いはありません。呪詛したとか、左遷したとか、その程度です。
 
  しかし、鎌倉幕府成立の経緯、つまり、源平の争いは、あれは、やはり全国規模で源氏と平氏が勢力を分けて戦いましたから、内戦でしょう。その後、源氏の正統を滅ぼす北条の陰謀などがありましたが、内戦とは呼べないです。また室町幕府成立の時にも、戦争があり、内戦とも言えそうですが、少し、規模が小さいように思います。ただ後醍醐天皇の改革というか独裁権力掌握の試みは、内戦という程度の規模はあったと思います。
 
  また室町幕府が存在しながら起こった応仁の乱は、単なる「乱」というより、内戦でしょう。ここから、戦国武将、戦国大名の下克上の時代が顕著になり、日本は戦国時代に入りますが、この時代は、内戦の時代だといえばその通りでしょう。
一応京都には天皇がいるのですが、天皇も幕府の命も聞かず、戦国大名が互いに勢力を競って戦い合ったのですから、内戦時代でしょう。しかし、その後は、江戸時代には、内戦とは一応無縁な時代でしょう。徳川幕府に立ち向かう藩はいませんでしたし、藩同士の戦争もなかったはずです。
 
  江戸時代から明治にかけて、江戸幕府政権と、長州・薩摩などの大名が、争ったのが実態ですから、これは内戦でしょう。そして、その後は、クーデタ計画はありましたが、内戦はなかったはずです。
 
  以上に列挙したものが内戦と考えられる戦いです。
  藩同士の戦というのはないはずです。
 
  また、内戦を美化しているかどうか、戦前は、足利尊氏と後醍醐天皇の争いで、後醍醐天皇を美化し、楠正成を美化して、足利尊氏を悪人扱いしていましたが、そういうことも最近はしていませんし、何が美化なのか、具体的に述べてください。でないと、NHKの何を批判しているのか、よく分かりません。MHKも偏ったことを映像にしている可能性はありますが、どう偏っているのか、具体的指摘がないと、論じることも考えることもできません(日本人同士が争い殺し合ったということを映像にするのが、戦争讃美とか、美化だというのなら、反戦や暴力反対の立場から、暴力シーンや内戦シーンを公共放送が、誰でもアクセスできる映像に提供するのは問題だということで、批判になるかも知れませんが、内戦自体は、歴史的事実で、それを材料としてドラマを描くのは、平和な時代を背景にドラマを描くのと、さほど差異がないと思います。……無論、上で述べたように、戦争讃美や暴力肯定はけしからんという意見でしたら、それは対象視聴者への配慮の問題でしょう。戦争讃美は好ましくありませんが、過去に内戦が起こったというのは歴史的事実です)。
 
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます!
私は歴史オンチで何時代とか藩とかテキトーでした。失礼しました。
でも丁寧に教えて下さりありがとうございます。
そうですね、内戦だけを特別扱いして、どう映すべきとか言うのは変でした。
ご回答を参考に、客観的に考えるようにします。
でもNHKはすばらしい目からうろこの番組がある反面、極端に時代遅れな表現の番組も多いなあと感じます。

お礼日時:2001/11/30 21:39

単純に、1時代劇ファンとして...。



余り、その様な意識はしてません。

「時代劇」自体が、本当に時代背景を忠実に再現してるとは一切思っていないからです。
「或る程度の考慮を、しようとしてるな~。」程度です。

あくまで「時代劇」と言うジャンルの番組と言う意識ですね。

普通の「ドラマ」でも、「こんな奴、居るか!」って人も多々出て来ますよね?
あれと一緒ですよ。(勿論、NHKも含む。)

内戦と言うよりは、「アクションシーン」的な捕らえ方としてしか、見てません。
(或る意味、仮面ライダーや、ウルトラマンと変わり無い。)

>認識は間違っているのでしょうか。
多分、人それぞれなのだと思います。
上記の様に、私の場合は意識をしてないので、hoohooの言われる様な問題意識が起こる事は無いのだと思います。
確かに子供と一緒に見る場合は、戦闘シーンと言う意味の問題意識は有りますが、これは時代劇だけに限らず他の番組にもある問題だと考えて居りますし、
その事を、子供と話す様にしたりしてます。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます!
そうですね、時代劇のイクサは、敵と戦うところが、仮面ライダーと似てます。
私はそういう戦闘シーンになんとなく嫌悪感があり、その程度が人それぞれなのですね。

お礼日時:2001/11/30 21:55

極端な考えですが、地球規模で考える限り、全ての争いごとが「内戦」のような気がします・・・。



本題に戻りますが、「内戦の美化」とはどういう事を指すのでしょうか?
何をもって「内戦」というのか、何をもって「美化」というのか、質問からは読みとれません。

内戦・・・同国民同士での武力を使用した争いごと

と言う感じでしょうか。
同国民同士で血を流して争う事が忌まわしいということでしょうか?

そうすると、異国民同士の争いなら、武力を用いても血を流しても忌まわしくない、と言うことでしょうか?
私としては、その考えには賛成できません。

人間であるかぎり、個人対個人でも考え方は異なるのですから、藩なり国なりで「正しいと考える内容」に違いが生じてもおかしくはないはずです。
それが元で争いが生じる事は、いままでもこれからもたくさんあるでしょう。
だからといって、武力で衝突するのが人間の英知の結集かと思うと、少しさびしい気持ちになります。

少し範囲を広げて「戦う事の美化」と言う点で考えると、現代や未来を時代設定したハリウッド映画、とくにSF物では、そのほとんどが「愛する人を守るために戦う」というテーマのものがほとんどで、「戦う事自体が美である」と言っているかのように思えます。
基本的には、個人で銃を携帯し、自分の事は自分で守る国ですから、戦う事から逃げられない国であるような気がします。

私はあまり時代劇を見る方ではありませんが、創作された時代劇ではなく、史実に忠実な時代劇であれば、美化や懐古ではなく、歴史の反省という見方をしたいものです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます!
うまく言えませんが、
時代劇のイクサの美化とは、計画された暴力のほかに、準備とか戦略とか指揮とか統率とか成果とか・・。
ある意味、戦争の醍醐味を楽しむ要素があり、そんな要素を楽しむためのドラマに見えたりするような気がしたのでした。

人殺しにレベルなどないのはわかっていても、単純に、言葉が通じる人同士で殺しあうのがひどいと思ったのでした。でもなるほどよく考えたら外国語でも痛い苦しいくらいは見ればわかるので同じですね・・。

ハリウッドSF映画の正義と大量殺戮の話は本当にひどいと思います。ハリウッド映画にインディアン差別表現と子供が傷つくシーンが絶対にないのは、法律か規則がありそうですよね。

お礼日時:2001/11/30 22:30

勝てば官軍、負ければ賊軍と言う言葉もあるように、


戦争その他のあらゆる事柄に対する価値観は人それぞれです。
ある映像を見て美化していると感じる人もいるし、そうでない人もいます。

一般的な傾向として勝ったほうはその戦争を過去の輝かしい出来事として美化し、
負けたほうは過去の忌まわしい出来事として記憶にとどめます。

つまり、あなたが時代劇の戦シーンを見て忌まわしいと思うのなら
あなたにとってそれは忌まわしい過去なのであり、内戦なのであり、
西部劇映画を観て美化・懐古をやめていると思えばそれはそうなのです。

それを私の価値観から見ると、
時代劇の戦シーンは天下人になりたいという野望を持つ人が起こした
覇権のための戦で、それを私は内戦とは感じない。
それにそのときは日本は統一された国家ではなかった。
内戦と言うのは現在の人間が過去の出来事を見てそう感じてるだけですし。

西部劇を美化しているかどうか私にはわからないが、
アメリカは自国が起こす戦争そのものを常に美化しており、
またアメリカは「正義のための戦争」、
などと言っているが私は毛の先ほどもそうとは思ってないし、
アメリカが起こした戦争に正義などあったことはない。

ハリウッド映画はアメリカの戦争そのものを美化して、
アメリカの民意の統一に寄与している、と思っている。
という見方になります。
それが私の価値観です。

間違っているかどうかはあなた自身があなた自身の価値観で判断することです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます!

価値観という言葉はぴったりです。
というのは、私は徳川家康?将軍を習った時も、結果として政治や外交は正しいことをやって日本を発展させたみたいだけどでもやっぱりすごい暴力的軍団政権だと思ったのです。

「正義のための戦争」で気付いたのですが、どうも私は他国からの侵略や政府からの人権侵害を受けた経験がないせいで?、「目的を持ったイクサ」という納得がいかないしろものを、ただ思考から排除すればいいと思っていたようです。

おかげさまでもやもやしたものが少しなくなりました。

お礼日時:2001/11/30 23:02

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!