No.6ベストアンサー
- 回答日時:
えっと、人類絶滅の路線で今回はとりあえず。
長くなりましたが、勢いで最後まで書いてみました(^^;
環境の悪化、資源の枯渇問題などで、人類は宇宙を目指して旅立とうとした。
しかし、その決断はあまりにも遅すぎた。
資源はすでに枯渇しており、いくばくかの数の人類が宇宙に旅立つ事はできても、そこで生産を開始できるほどの余力がすでに残されていなかったのだ。
宇宙開拓と言えば聞こえはいいかもしれないが、所詮は逃げ道に過ぎない。そしてその逃げ道に逃げ込むしか生き残る術が無いのなら、そこに人々が殺到するのは当然の結果だった。
すでに残り少ないロケットや燃料が略奪や紛争によって破壊され、使い物にならなくなり、その事態に焦り、あるいは略奪に成功した者は、定員に満たない空っぽのロケットを次々に飛ばしていった。
それらの者が目指すは月。小規模ながらも基地が形成され、月の石に含まれる大量の水素と酸素を原料として活動している、第二の人類生息の地だ。
しかし、いくら基地があって、電気や水、酸素が自力で供給可能であっても、食料や生活圏は無限ではない。その場所に、大量の人が転がり込もうとしている。しかも、ロケットを略奪したような野蛮な人間が。
当然、月の基地は警戒した。基地と言っても軍事基地ではなく、単なる生活圏であったその場所ではあったが、自衛の為の武器はある。その中には、対隕石用の強力な破壊兵器もあった。
とりあえず略奪されたロケットは入れまいと、地球からの情報提供を受けるも、妨害や個人の意思もあって、情報が交錯し、混乱する月の情報部。しかし、そうしている間にも、次々とロケットは着陸許可を求め上空を彷徨い、中には許可無しで強制的に着陸しようとするものまで出てきた。
後に考えてみれば、その時、処理しなければならなかったロケットの数など、微々たるものであったはずだった。強制着陸したものは取り合えず中には入れずに、身分を確認した上で確保すればよかった話で、安全と正当性が確認されたロケットに関しては、先に着陸させるなり理由を説明して上空で待機してもらうなりして、緊急性の高いものから順々に解決していけばよかったのだ。
しかし、混乱した情報部と基地防衛本部にその判断能力は既に無く、無許可の着陸を危険と感じた防衛本部は、それらのロケットに向かって攻撃を開始した。
これが、世に言われた「ルナ・アイソレーション」と呼ばれる事件である。
この攻撃以降、月の港は大混乱を起こし、事態を強制的に沈静化しようと躍起になった防衛本部は、港に近づくロケットを手当たり次第攻撃。月への入港を完全に遮断させた。
この事件に対し、地球側は月の基地を激しく非難し、対して月側は、そもそも犯罪者を乗せたロケットを発射させるような地球の防衛体制が悪いと地球側を非難、謝罪には応じなかった。
地球にすでに満足な生産能力は無い。
月は独自の食料生産技術を有してはいたものの、それは地球からの物資支援があって永続できる施設でしかなかった。
そして、その他の星の開拓は、月の基地を経由しない方法など存在しなかった。
地球対月という戦争は、最後まで行われなかった。物資量では圧倒的に有利な地球側ではあるが、戦争できるほどの余力は無いし、何より月の基地は失ってはならない存在であったから。
しかし、物資が大量にあったはずの地球ではあったが、意外に人類が最初に姿を消したのは、地球側だった。
犯人は分からない。理由や原因も分からない。ただ、各地で大規模な紛争や疫病、大規模細菌兵器による地域的破壊が各国で起こり、理由は様々に、人々はその姿を急速に消していった。
戦争中、最も怖いのは絶望である、という言葉がある。
兵隊はその絶望をなんとか我慢し、あるいは克服する訓練を受けていたが、一般の人はそこまで強くは無い。手段はどうであれ、地球滅亡の鍵を開けたのは、確実に人間の手によるものだった。地球側の死因は、一言で言えば絶望と言えただろう。
一方の月は、それを見守り、後はどうすることもできなかった。
細菌や放射能まみれの地上に降り立つこともできず、ただ月の基地の中で暮らしつづけた。
そしてやがて、食料が枯れ始めた。月の土は酸素や水素を生み出す事はできても、養分を生み出す事はできない。
食料を育む土は、地球のものでしか無理だ。しかしその地球の土も、今や単なる死の象徴。
月の死は極めてゆっくりとしたものだった。絶望に支配されながらも、それを火種に行動できるほどの余力が人々に残されていなかったからだろう。
殆どの人の死因は餓死。あるいは自殺が多かった。
こうして、人々の歴史はゆっくりと膜を閉じた。
この後、違う星で違う生命体などがいたとして、それが今回の現象を見たなら、この惨劇の原因は「知りすぎた」事だと言うだろう。
昔の人間は、地下資源が無くても生きていた。植物を取って、狩をし肉を得て、ただそれだけて生きていた。絶滅する理由など、その時代には自然災害以外には考えられなかったはずだ。
しかし、人は様々なことを知ることで力を得て、自らを絶滅させる要因を増やしていった。急激に、そして大量に。
昔、人は言った。アダムとイブはりんごを食べて、知識を得た。しかし、それは罪だったと。
だからかもしれない。罰が、知識によって行われてしまったという、皮肉が起きたのは。
ありがとうございます。
凄いとしか言いようが無いです・・・
思わず引き込まれてしまいました。
このストーリーで映画化されたら、絶対ヒットしますよ。
No.14
- 回答日時:
私は日渡早紀さんの「僕の地球を守って」の中の主人公達の前世でコロニーがなくなるみたいな感じですかねぇ。
地球に神を信仰するものはすくなってきた。
その時、天変地異が起きた。
あるものは『神は新しい創造を始めた』といい、あるものは『これは神の怒りだ』言う。とにかく、新しいコロニーを求め月へ火星へと人々は競って移住した。
長い歳月が過ぎ、月に住む人々から
『地球は安定した。これなら地球に戻れる』
という連絡が火星や他の星に伝えられる。
しかし、長い歳月がたちコロニーで独立心を持ってしまい、協定を結ぼうとしてもうまく行かない。
その時、月に住む人々が地球を侵略し、他の星も『地球は我々の星だ』と言い、戦争が勃発。
文明が発達し兵器も発達した。
人々は、怖ろしい兵器を使い太陽系を破滅させてしまった。
そこには、生命を育んだ太陽系の面影はない。
これの欠点は一神教でないと成り立たないってことですね。
ありがとうございます。
今も昔も地球上で起こった戦争は、領土問題や資源問題もありますが神様がからんだ争いが多い気がします。
自分の意見や宗教を相手に押し付けることから争いが始まり、やがて殺しあうという歴史が繰り返されています。
こういう自己都合ばかりを考える人が無くならない限り、科学が進歩しても争いはなくなりません。
そういう観点から考えると、massunrangerさんの考えも十分考えられます。
ありがとうございました。
No.13
- 回答日時:
「この世の終わり」
それは西暦200×年が始まってまもなくのことでした。
晴れたある日の午後、空かなかすかな光を誰もが見たのです。
ぬわぁーんとそれは「あの世からの侵略者」だったのだ。
とここまで思いつきで書いたのですが、お後が詰まってしまいました。
よって、・・・・
中略<m(__)m>
ナンダカンダ、ドーダラコーダラとしているうちに、「この世」は「あの世」に支配されていたのです。
「あの世」は「この世」を奪い取り自分達の世界を築き上げたのです。
暫くすると「この世」を支配した「あの世」は「元この世」を「あの世」とは言わずに「現この世」と言うようになったのです。
その内に「現この世」というのは、だんだんおかしな呼び方だと思ったのか「現この世」の「現」を取って、自分達(「あの世」)が侵略した「この世」を再び【この世】と呼ぶようになったとサ!
ですので、「この世」は永遠に不滅なのです。
ワッカルかなぁ~ヽ(~~~ )ノ ハテ?
???・・・つまり私はもう、あの世にいるのですか?
そうか、私があの世で死んだおじいちゃんが、この世で・・・
訳がわからんけど、ありがとうございました。
No.12
- 回答日時:
ANo.9です。
すいません。これはガンダムの世界のお話です。
ただ、この世界を年表等をおってみていくと、決して絵空事ではないような気がして引用させていただきました。
ANo.10のbooboo55さんもおっしゃってますが、まさしく「宇宙戦争」です。
ただし、こちらは人類同士の戦争ということです。
興味があったら、こういう世界ものぞいてみてください。
マ・クベというのは、戦時条約の中にある「核兵器、生物兵器、化学兵器の使用を禁止する」
条項を無視して「核兵器」を使用した人物です。
※戦争の内容はすさまじいです。こんなことされたらまさに「この世のおわり」ではないでしょうか?
(コロニー落とし)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%AD% …
(スペースコロニー)
http://hiki.cre.jp/GUNDAM/?spacecolony
くわしい解説をありがとうございます。
今、地球を破壊できる核兵器がどれくらいあるのか、私は知りませんが、
発射の判断を人間がしているのですから、考えて見たら恐いですね。
No.11
- 回答日時:
おはようございます。
このご質問を見て、時折感じてることを、また思い返しました。
それは……。
この世に起きるすべてのことって、どこかで深い眠りについてる巨人の夢なんじゃないかって感じちゃうことがあるんですよ。
蛋白質の塊から、生命が誕生してからずっと。
なんていうか……この世に起きてきたことって、現実なんでしょうけど、「現実的」じゃない気がするんです。変ないい方になりますが。
むしろ、「夢」の不条理さに似てる。
だから、誰かの夢じゃないかと。
だから、「この世の終わり」は、そいつが目を覚ますときです。
でも、そいつが目を覚ました世界も、きっと誰かの夢で。
入れ子構造……。はは、止まりませんね。めまいがする。
私にとっては、けっこう強い感覚です。
この世は、誰かの夢じゃないか、という……。
いまの世界自体が夢で、本当の現実は別の次元にある・・・
否定できる根拠はありませんね。
夢であってほしいこともたくさんあります。
ありがとうございました。
No.10
- 回答日時:
映画「宇宙戦争」みたいな事が起こるのでは?と・・・。
ある日、世界中の空に沢山の未確認飛行物体が現れ、「何事?」と人間が騒いでいるうちに、核でも落とされたかのようにあっとゆー間にありとあらゆる生き物が消えてしまう・・・。
先日、ついに私も謎の飛行物体を見ました。
UFOかどうかはわかりませんが(わからないから未確認飛行物体なんですが)、ある日突然空一面に・・・なんて事、あり得ると思います。
ありがとうございます。
映画インデペンデンスデイにもこういうのありましたよね。
UFOは科学的にありえないと言っている人もいますが、その科学だってここ、2,300年のものですからね。
宇宙の歴史からみたら、ほんの一瞬の時間で得られた知識ですべてをわかったように思い込むのは、あさはかなことかもしれません。
No.9
- 回答日時:
不真面目なんで、笑って読んでください。
------ << 引用です >> ---------------------------------------------------
人類が増え過ぎた人口を宇宙に移民させる様になって、既に半世紀が過ぎていた。
地球の周りの巨大な人工都市は人類の第二の故郷となり、人々はそこで子を生み、育て、そして死んでいった。
宇宙世紀0079、地球から最も遠い宇宙都市サイド3はジオン公国を名乗り、地球連邦政府に独立戦争を挑んできた。
この一ヶ月余りの戦いでジオン公国と連邦軍は総人口の半分を死に至らしめた。人々は自らの行為に恐怖した。
戦争は膠着状態入り、八ヶ月余りが過ぎ・・・・
------ << ここまで >> ---------------------------------------------------
のはずが、連邦がV作戦に失敗、さらにマ・クベが核兵器使いまくり・・・・地球は汚染されていくのであった。。。
※すいません。現実と夢の世界の区別が・・・・
人類はニュータイプの出現を待てるのでしょうか?
No.8
- 回答日時:
数百年後、人類の文明はついに頂点に達する。
医療面でもどんどん新しい治療薬が開発され、病気で死ぬということはなくなる。それでも死を恐れる哀れな人類は、ついに「不死の薬」を開発する。
皆は喜んでこの薬に身を投じ、人々の頭の中から次第に「死」という概念は消されていった。
しかし後に判明したことだが、この薬には副作用があった。それは出生率の異様な低下だ。
薬が開発されて20年後には、世界中で子供は一人も生まれなくなってしまった。
何百年もの月日が過ぎたか、無機質な時間、何一つ変わらぬ生活、人々は死の意義を改めて考え直す。すでに我々に時間の概念は無意味だ。人々は死を熱望する。
永遠に続く「生」に疲れた人類は、ある薬の開発にとりかかる。そしてついに「死」の薬を開発する。
数年後、地球は墓で埋め尽くされた。
人類は自らの意志で滅亡を選んだのだ。
以上、かんたんですが「この世の終わり」の一部始終でした。
ありがとうございます。
隕石などの外部要因よりも、こっちのほうが恐いかもしれません。
死のうと思っても死ねないのは、確かに苦しいかも・・・
No.7
- 回答日時:
カナダの比較的海抜(?)の高い地域に住んでいます。
先日、街の100周年という記念の特集で、これから100年後と
いう記事があったそうです。その中に、『あと100年後には、今は
高地のこの地域はビーチになっている』とあったそうです。
で、人類の終わりですが...........。
オゾンホールが広がって、極の氷が溶けて、陸地がなくなって行き、
全部が海になる。海の生物以外は死に絶える..........。
ですかね。
でも、そうこうしているとでっかい隕石が地球に衝突し、また氷河期
が来て............という営みの繰り返しのような気もします。
ある時期には、その隕石が大き過ぎて、地球も木っ端みじんに...........
という事も!?
結局の所、
でっかい隕石の衝突で地球が壊れる、が、この世の、人類の終わりかな。
アナザーストーリーとしては、海の生物から進化した半魚人の世界
が到来するってのもありかと。
いかがでしょう???
遠いところ?ありがとうございます。
極地の氷が溶け出してしまえば、海面は現在より60Mは上昇すると言われていますが、こうなると世界の大都市という大都市は水没するという計算になります。
南太平洋の一部の島国では、すでにその傾向が出ているようで、もっと深刻に受け止めないといけませんね。
No.5
- 回答日時:
あまりにも平和で皆不老不死になっている。
ナンデそれがこの世の終わりかというと、皆真剣に人生を生きなくなるから。
完全に文明は現代で停滞している。テレビもほとんど新しいドラマを流さなくなった。食う寝る住むには困らない。でも何かに困ってる。
毎日同じような仕事をして、同じ会話をして、同じ放送が流れて、今日も明日も昨日も全部ほとんど変わらない毎日。サラリーマンはずっとサラリーマン。それでもいい。どうせ明日も生きてるから。夢はかなわない。努力を忘れたから。それでもいい。どうせ明日も生きてるから。誰も面倒くさがってかまってくれない毎日。どうせ明日も生きてるからといわれた。ひどい。こんなに私は苦しいのに。一回ぐらいかまってくれても。人と話す練習をさせてくれても。もう死にたい。でももうどうでもいい。どうせ明日も死ねないから。
ただ一つ死ぬ方法は、
自分が死ぬことが尊厳あることだということを、
自殺局局長の前で説得力ある口頭で聞かせて、
承認されることだけ。
しかし、未だに一度も成功して死ねた者はいない。
今日もラジオ放送が流れる。
死亡者数は0と。
何も異常なかったとでも言いたげに。
この世に不幸な人間はいなかったとでも言いたげに。
自分の中で練っていた小説の構想のうちの一つですが、いつまでも煮詰めていてもしょうがないのでここに書きます。
死ぬのは良くないでしょう。確かに。
では、それだけの理由で生かされて、楽しいですか?
生かして楽しいですか?
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