
No.3ベストアンサー
- 回答日時:
こういう注釈でいいでしょうか。
個人的解釈です。春のうらゝの隅田川
のぼりくだりの船人が
櫂のしづくも花と散る
ながめを何にたとふべき
「舟人が」→舟人の
「櫂のしづくも花と散る」→(舟人の漕ぐ)櫂のあげるしずくが花のように散っている
「たとふべき」→たとえることができるだろうか(たとえられない)
※「べき」→連体形「べきか」の省略ではないかとの解釈
見ずや あけぼの露浴びて
われにもの言ふ櫻木を
見ずや 夕ぐれ手をのべて
われさしまねく青柳を
「見ずや」→見てないの?(いや、見なくてはいけませんよ)
※全体的に対句の倒置法、「見ずや」は、それぞれ「櫻木」、「青柳」にかかる。
→見てないのですか? 夕暮れどき、自分においでおいでと手招きするような青柳を
※浅田真央をまだ見てないの? の使い方と同じ解釈
錦おりなす長堤に
くるればのぼるおぼろ月
げに一刻も千金の
ながめを何にたとふべき
「錦おりなす」→様々に花が咲き乱れているようす
「くるればのぼるおぼろ月」→日が暮れたら昇る(満月)のおぼろ月
※参考:蕪村の「月は東に日は西に」
「げに」→実に、ほんとうに
「千金の」→千金の価値がある(ほどすばらしい)
※参考:蘇軾の「春宵一刻値千金」
No.2
- 回答日時:
お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
おすすめ情報
デイリーランキングこのカテゴリの人気デイリーQ&Aランキング
マンスリーランキングこのカテゴリの人気マンスリーQ&Aランキング
おすすめ情報