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徒然草などを読んでいるとさまざまな言葉で「美しい」を表しています。
例えば、
「清げ」・・・清楚で美しい
「艶(なま)かし」・・・優美である

などがあります。このように一つの物事をさまざまな言葉によって表しているところなど日本文学の面白いところだと思いますが、他にも「美しい」を表す言葉はあるのでしょうか?

よろしくお願いします。

A 回答 (6件)

古語辞典より思いあたる周辺を引っ張ってきました。



【きよやか・きよらか】清く美しいさま。
【きよら】垢抜けして美しいさま。《第一流の気品ある美》
【きよげ】美しいさま。見た目にきれいなさま。《表面上の美、第二流の美》
【きよけく】くもりや汚れのないこと。
【きよし】くもりや汚れがなく、余計なものがないこと。《きたなしの対》
【きら】美しい衣服。美しさ。華やかさ。
【きらきら】光り輝くさま。
【きらぎらし】容姿が整って美しい。光り輝いている。《立派で輝くばかりである》
【きらびやか】輝かしく美しいさま。
【きらめき】きらきらと光る。
【きららか・きらやか】輝くばかりに美しいさま。まばゆく派手なさま。
【きれい】きらびやかで美しいこと。清潔・清浄。
【あだ(婀娜)】女の容姿のたおやかに美しいさま。色っぽくなまめかしいさま。
【あだくらべ(婀娜競べ)】互いに美しさ、なまめかしさを競うこと。《徒競べの「徒」を「婀娜」の意味に用いた》
【あだめき(婀娜めき)】あでやかに振舞う。
【あて(貴)】身分が高いこと。上品。《いやしの対。高い血筋にふさわしい上品さ》
【あてやか(貴やか)】上品な感じ。《「あて」といってもいい品の良さ》
【あてはか(貴はか)】品がよいさま。《一見「あて」だが、本当の「あて」よりは度合いが低い上品さ》
【あてばみ(貴ばみ)】上品で美しい様子。
【なまめき】何気なく振る舞いながら気持ちをほのめかす。しっとりと控えめな人柄・態度。《「なま」は未熟・不十分の意味。あらわに現されず不十分に見えるが、実は成熟しているさま》
【なまめかし】華やかさ・派手さがなく、しっとりとして美しい。優雅で魅力的。
【なよび】衣服や紙などがしなやか。性質が弱弱しくものやわらか。
【なよびか】芯に力がなく、しなやかなさま。人柄がものやわらかで優しいさま。
【なよよか・なよらか】衣服などやわらかな感じのするさま。態度が弱弱しくものやわらか。
【はな】花のような美しさ。表現の美しさ。あだあだしいさま。
【はなにほひ】花に美しく映えること。花のように美しく映えること。
【はなばなし】はなやかな様子。
【はなやか】花のように美しいさま。目を奪うようであるさま。
【しなやか】上品なさま。
【しなひ】豊かな曲線の美をなす。春の山、美人の姿などにいう。
【しなだれ】媚び甘えて人に寄り添う、寄りかかる。
【しなもの(品者)】柔和で嗜みの深い上品な女。
【しなつけ(品付け)】表面を取り繕う。体裁を整える。
【しなじなし(品品し)】品格がある。上品。
【うらぐはし(心細し)】心にしみて美しく感じられる。多く風景に使う。
【うるはし】立派だ。端麗だ。きちんと整っている。礼儀正しい。
【うつくし】かわいく思う。いとしい。見た目にきれい。
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No.5です。

追記します。

【つや】物の表面の美しくみずみずしい光沢。美しくなめらかなこと。色っぽいこと。
【つやつや】光沢があるさま。
【つやめき】つやを帯びて見える。
【つややか】表面が美しく光って見えるさま。色めいた感じのするさま。
【つやらし】光沢があって麗しい。
【いろ】美しい色彩。美しい容色。
【いろか(色香)】色気。あでやかな容色。
【いろごろも】美しい色の衣。晴れの衣服。
【いろざかり】女子の容色の最も美しい年頃。
【いろよし】容色が美しい。
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この回答へのお礼

お礼遅くなって申し訳ありません。。
No.5も拝見しました。

詳しく!!!しかも大量に!!!!
まさに望んでいた回答でした!

本当にありがとうございます!!

お礼日時:2009/10/02 23:51

ちなみに「ことば選び実用辞典」の定価は、630円です。


6年前が、わたしの持っている初版なので、もう改訂があってもおかしくありませんので、多少価格に変動があり得ます。
装丁は、ビニールソフトカバーです。
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この回答へのお礼

お礼遅くなって申し訳ありません。
言葉選び実用辞典かって見ました!
若干値上がりしていますね。700円弱でした。

お礼日時:2009/10/02 23:49

麗しい 小綺麗 きらびやか 美美しい


秀美 端麗 楚楚など。

ちなみに「ことば選び実用辞典」というポケット辞典が学研から出ています。
なかなか興味深い一冊です。
上の言葉もそちらから選ばせて頂きました。
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この回答へのお礼

>「ことば選び実用辞典」
知りませんでした!今度本屋さんで買ってみます!!
ありがとうございます

お礼日時:2009/09/27 22:07

一つの言葉でもいろんな意味があって面白いですよね(^^)


私が聞いたことのあった「清げなり」は「見苦しくない」という方の意味で使われていました。清楚という意味もあるんですね!
「艶めかし」は「あでやか」というよりは「若々しい美しさ」という意味があるようで、現代語とは違っていますよね。
ほかに「美しい」という意味があるのは、
・「あてなり」=上品だ
・「やさし」「優(いう)なり」=優美
・「艶(えん)なり」=あでやかで美しい
・「うるはし」=端正
              などでしょうか・・・
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この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございます!
「優(いう)なり」ってちょっと可愛いとか思いました^^
是非使ってみたいです。

お礼日時:2009/09/27 18:15

何を「美しい」と形容するのかによっても違いがあると思います。



 眉目秀麗な 明眸皓歯の 端正な 見目のいい 麗しい 器量のいい
 優艶な 優美な 薫(かお)り立つ 匂ひ立つやうな
 艶麗な 妙なる

などなど。
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この回答へのお礼

早速!!おぉ漢字が・・・苦笑
確かに形容するものによっても変わってきますね・・・。
「優艶な」なんて字からして最高の美って感じです^^

ありがとうございました。

お礼日時:2009/09/27 18:19

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