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古文の「まかり来し」「走り来し」の「来し」はどう読みますか?
「コシ」でしょうか、「キシ」でしょうか?

また「来ぬ」「来ず」は「キヌ」「コズ」でいいんでしょうか?

よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

「せ・〇・き・し・しか・〇」と活用する助動詞「き」は、活用語の連用形に付く助動詞ですが、カ変・サ変動詞に付く場合は、特別な付き方をします。



カ変動詞の連用形に、助動詞「き」が付いた例は、
A き(カ変の連用形)+し(「き」の連体形)
B き(カ変の連用形)+しか(「き」の已然形)
の例がありますが、Aは、「来(き)し方」という語に限って使われるだけです。Bは一例ぐらいしか実例が報告されていないはずです。

カ変動詞の未然形に、助動詞「き」が付いた例は、  
C こ(カ変の未然形)+し(「き」の連体形)
D こ(カ変の未然形)+しか(「き」の已然形)
があり、それぞれABに比べて圧倒的多数を占めます。助動詞「き」は、カ変動詞に付く場合、その未然形に付くのがむしろ普通だったのです。

「来(き)し方」と「来(こ)し方」とは、平安時代中期にはそれぞれ別の意味を表しました。前者は、「過去」という時間的な意味、後者は「通り過ぎてきた方角・場所」という空間的な意味です。平安末期にはこの使い分けが乱れ、鎌倉時代になると、どちらの意味も「来(こ)し方」で表すようになったようです。

というわけで、「まかり来し」「走り来し」は「まかりこし」「走りこし」と読むべきです。

ちなみに、サ変動詞に助動詞「き」が付く場合は、
E せ(サ変の未然形)+し(「き」の連体形)
F せ(サ変の未然形)+しか(「き」の已然形)
G し(サ変の連用形)+き(「き」の終止形
の例があります。

「来ぬ」の読み方ですが、「ぬ」が打消の助動詞「ず」の連体形ならば、「こ(未然形)ぬ」と読み、「ぬ」が完了の助動詞「ぬ」の終止形ならば、「き(連用形)ぬ」と読みます。「来ず」の「ず」は打消の助動詞「ず」ですから「こ(未然形)ず」と読みます。打消の助動詞「ず」は未然形に付く助動詞で、完了の助動詞「ぬ」は連用形に付く助動詞だからです。
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「こ・き・く・くる・くれ・こよ」懐かしい。


カ行変格活用は覚えてるつもりだったのですが、さすがに今は昔の話で、あやふやになっていたためちゃんと調べてみました。

「来し」の場合は、過去の助動詞「き」の連体形「し」なので、連用形接続するため「きし」。
なのですが、時代劇などでよく言う「罷り来し候」の場合は「こし」と読みますね。
実際にはどちらでもかまわないようです。
http://dic.yahoo.co.jp/bin/dsearch?index=0418730 …
http://dic.yahoo.co.jp/bin/dsearch?index=0652090 …

「来ぬ」の場合は、そのままでは判断しにくいです。
「ぬ」には、完了の助動詞「ぬ」(連用形接続)の終止形と、打消の助動詞「ず」(未然形接続)の連体形があります。
「春来ぬ」(きぬ)というと「春が来た」、「春来ぬ時」(こぬ)だと「春が来ない時」となります。
「時」という体言が来て、初めて「ぬ」が連体形だとわかり、「来ぬ」を「こぬ」と読めるので、前後の文章から判断するしかないでしょう。
「時」がなければ、未然形として「きぬ」と読むのが素直なのかもしれません。
「きぬ」と読むと「来た」、「こぬ」と読むと「来ない」の意味になるというこころでしょうか。

「来ず」は打ち消しの「ず」が未然形接続なので「こず」。
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 全然関係ないかもしれませんが、参考までに。



 同じ関西弁でも、京都、大阪、神戸で微妙に違います。
「あいつは、明日、来ないよ」を

京都弁では、
「あいつは、明日、きいひんわ」

大阪弁では、
「あいつは、明日、けえへんわ」

神戸弁では、
「あいつは、明日、こうへんわ」

 ただし、異論があるかもしれません。

 同様に、ご質問の回答もはっきり定まらないかもしれません。
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「コシ」でいいと思います。


念のため・・・
こしかたゆくすえ で変換してみたらちゃんと
「来し方行く末」とでました♪
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まかりこし、はしりきし、では…?


きぬ、こず、だと思いますが…。

現代でも風流な年配者は「まかりこしまして」など、言いますよ。

でもちょっと自信ないなぁ…。
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