
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
清見が関の浪もきっと高くなるだろう。
(強意)で、いいのでは。「完了」だったら、どう訳しますか?
No.2
- 回答日時:
べし
《助動詞・ク活用型》《接続》
活用語の終止形に付く。ラ変型活用の語には連体形に付く。
上一段活用の語には、「見べし」のように、イ段の音で終わる語形(未然形または連用形)に付くことがある。活用形
❶〔推量〕…にちがいない。きっと…だろう。(当然)…しそうだ。▽確信をもって推量する意を表す。
《徒然草・一》 「人は、形・有様のすぐれたらんこそ、あらまほしかるべけれ」
《訳》
人は容貌(ヨウホ゛ウ)や風采(フウサイ)がすぐれていることこそ望ましいだろう。
【学研古語辞典】
で、「ぬべし」の場合には完了にはなりません。
ぬ
《助動詞・ナ行変格活用型》《接続》
活用語の連用形に付く。活用形
❶〔完了〕…てしまった。…てしまう。…た。
《古今和歌集・秋上》 「秋来(キ)ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞ驚かれぬる」
《訳》
⇒あききぬと…。
❷〔確述(強意)〕きっと…(だろう)。間違いなく…(はずだ)。▽多く、「む」「らむ」「べし」など推量の意を表す語とともに用いられて、その事態が確実に起こることを予想し強調する。
《源氏物語・桐壺》 「世の例(タメシ)にもなりぬべき御もてなしなり」
《訳》
世間の話の種にもきっとなってしまうに違いない(帝(ミカト゛)の)ご寵愛(チヨウアイ)ぶりである。
❸〔並列〕…たり…たり。▽「…ぬ…ぬ」の形で、動作が並行する意を表す。
《平家物語・一一・那須与一》 「白波の上にただよひ、浮きぬ沈みぬゆられければ」
《訳》
(扇は)白波の上にただよい、浮いたり沈んだりしながらゆられたので。■
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