

No.2ベストアンサー
- 回答日時:
最も普通に見かけるのはムエンケだと思います。
グラスフィルターのついたものも見かけますね。
おそらくは、価格や壊れにくさ、使用後の洗浄の容易さなどの利点も考慮した選択だと思います。

No.1
- 回答日時:
そもそも、ガス洗浄瓶は、液体中に気体を通すことによって、気体中に含まれる不純物を除くためのものです。
たとえば、水分を除きたい場合であれば、濃硫酸中を通すというのも1つの選択肢になります。
また、水によく溶ける気体(たとえばHClとかNH3)を除くのであれば、水を通すのが効果的でしょう。
しかし、ガス洗浄瓶を用いる場合に注意しなければならないこととして、洗浄用の液体の逆流があります。
例えば、HClやNH3などは水によく溶けるために、それらを多く含む気体の場合には、水を通すことによって、体積が著しく減少します。そのため、装置の組み立て方が不適切だと、気体の流路にそって液体が逆流し、汚染の原因になることがあります。
また、気体発生源によっては、圧力の変動が起こり、液体部分が先の方に送られてしまう可能性もあります。
こういったリスクや、洗浄の効率を考慮して器具を選ぶことになると思います。
ウォルターとか市ノ瀬式というのは見かけたことがありませんが、その形状からして、おそらくは気体の洗浄を効率的に行うための工夫がなされたものだと思います。
この回答へのお礼
お礼日時:2006/03/23 12:32
早速のご回答有り難うございます。
ウォルターとか市ノ瀬式は、じゃばらの管を通ってから液体中に放出される構造になっていまので、冷却管と同じような原理を利用しているのですね。
なるほど、逆流を考慮してドレッセル・ムエンケは簡単なトラップがついているんですね。
参考になります。ありがとうございます。
それでは、ムエンケは構造上、一番ノーマルなガス洗浄瓶ということになるのでしょうか?
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