海外旅行から帰ってきたら、まず何を食べる?

ドキュメンタリー番組でアサヒビールがさとうきびからエタノールを作るプロジェクト番組を観たのですが、未来系のすごいことをしてるんだなと思いましたが、
さとうきびを輸入するのと、エタノールに精製したものを輸入するのでは違いはかなりあると思いますが、
結局原料となるさとうきびは日本で栽培してもたかがしれてるから、輸入に頼らざるえないと思います、
番組の中でも(輸入してたら採算が合わない)といってましたよね、
国家戦略的な事なのですごい企みがあると思うのですがどういうふうに発展するか僕にはビジョンが見えてこないのですが、先の未来にはどんな企みがあるのでしょうか

A 回答 (6件)

シナリオ全体はとてつもなく複雑(天然ガス・GTL・バイオと各国の主導争い)ですので、自動車用燃料とエタノールに絞って述べます。



米国は自動車用エネルギーの世界的コントロールを望み、水素インフラが出来上がる前までの繋ぎとして、欧州系の天然ガス起源のメタノール燃料電池に対抗して、ガソリン燃料電池車開発をGM・トヨタ・エクソンモービルと言う連合によって進めようとしました。ところがホンダとの開発競争に焦ったトヨタは、取り敢えず水素型燃料電池車を発表して実質開発を棚上げし、ハイブリッド攻勢に出た事はご記憶の通りです。

バイオエタノールについては、当初欧州とブラジルが先行していましたが、米国ではMTBE漏洩騒ぎに農業団体が便乗して一気にエタノール導入が決まりました。
ハイブリッドの攻勢に防戦一方の米国(自動車団体)は、エタノール添加対応車への方向転換を行い、燃費の良い日本車に対抗しようとしています。

当分国内需要で手一杯の米国エネルギー産業側は、ブラジルからの大量エタノール輸入と言う当初の日本の政策を変更させ、エネルギー供給面での日本のコントロールを維持しようと腐心しています。彼等の目論見としては、太西洋側のブラジル出荷のエタノール余剰分は米国で引き受け、西海岸側からのバイオエタノールを振替で出荷する事で、自国のエネルギー保証と環太平洋のエネルギー支配を恒久化することが目的でしょう。

エタノール自体が石油系に替わってしまう事はありませんが、石油の需要減に貢献できますので、日本でどれだけのバイオ燃料が作れるのか、またその増産を考えるのが本来考えられるべき事の筈ですが・・・。
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日本は企業は世界的競争力を誇るところが多いですが、こういった国家的プロジェクトでは後手をとってしまいます。

国家的、長期的なビジョンよりも、役所の縄張り争いなどが優先してしまうからです。

エタノールでいえば、日本で一番注目されるべきは、最も放置されている国土の7割近くを占める森林を原料としたものですが、これも上は省庁下は林業の団体まで己のことだけを考えているので、遅々として進んでおりません。おまけに日本の森林は外資に少しずつ買われている始末です。

恐らく日本が今後ともさとうきびにせよ木材にせよ穀物にせよ、エタノールにエネルギーの主体を置くことはないと思います。

日本からエネルギーの自給自足という概念が消えて久しいので、上は官僚から下は近所のおばちゃんまで、まあ買っちゃえばいいや、みたいな感じなので日本のエネルギー政策が世界をひっぱるということはとりあえずないと思います
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この回答へのお礼

なるほど、日本の場合はなかなか良いことだとわかっていても国がからむと進みそうにないですね

お礼日時:2006/05/25 22:16

日本は取敢えず沖縄の地域振興策として微々たるものですがエタノール特化を検討しています。


原油が高止まりすると現在不採算油田も採算上再開発が始まります、東支那海の日本領土の油田開発も始まるでしょう。

楽観しすぎかも知れませんが何とかなって行くでしょう。
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私見ですが、エネルギーそのものの獲得競争と、関連業界の産業競争という、2つの側面があるかと思います。



エネルギー獲得の面では、まだエタノールが将来のスタンダードになると決まったわけではありませんので、心配する段階ではないと思いますが、もともと日本の弱い部分でもありますので、遅かれ早かれ問題になる時期がくるだろうと思います。その点、今までアングロサクソンは石油を支配することで世界を支配してきましたから、さすがアメリカは敏感ですね。
こちらは、その新エネルギーが仮にデファクトスタンダードにならなくても、とにかく日本一国分のエネルギーをまかなえればよく、日本は世界一のエネルギー節約技術を持っていますから、何とかなる話ではありますが、輸出で食べている日本ですから、関連業界のコストアップは考慮しなくてはならないでしょう。

関連業界としては、私は自動車業界の人間なのでそれしかわかりませんが、アメリカ政府が突如エタノールを引っ張り出してきたのは、アメリカの自動車業界の防護壁として使いたいのではないかと想像しています。日本と韓国のメーカーに現在シェアを食われているのみならず、ハイブリッドの技術でも燃料電池の技術でも日本メーカーに遅れをとっていますから、どの新エネルギーをアメリカ市場のスタンダードにすれば将来アメリカに有利(例えば大生産地であるブラジルに近く、政治的にも影響下にある、とか)か、いろいろ苦心して選んだのでしょう。エネルギーはインフラですから、政府の影響力が大きく、一度標準化されてしまえば外国メーカーもその国の市場においては従わざるを得ません。
産業振興の国家戦略としては、アメリカとデファクトスタンダードを競って「脱アングロサクソン支配」を図るというのもひとつのやり方ですし、あえて最初は2番手に甘んじてアメリカの土俵で勝負を挑んで勝つというのもやり方だと思います。
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この回答へのお礼

そうですね、アサヒにしても今の段階では(これは利権につながってしばらく儲かる)というのは、わかりませんね、
もし、すぐにはありえませんが、アメリカはよそが儲かっていることを良いと思わないから、環境問題にこじつけて、自動車などガソリンを使わないような方向に向けていかれ、日本は経済的苦戦をしいられませんかね、アメリカは下準備がありやエタノールの原料もあり、自動車は走りますが、日本が輸入するときは向こうの言い値になり、まあエタノールがすべてではありませんが、ありえないとは言い切れないと思いませんか?

お礼日時:2006/05/21 23:46

日本だけ世界のエネルギー競争においていかれそうという意見についてですが、僕もそんな気がします。


No.1さんが言っているように、今の日本はCO2対策に重点を置いていますし(それでもCO2濃度は減らず、逆に増加しており、京都議定書の目標を達成するのは困難という状況ですが)。
また日本は地下資源に乏しく、石油などはほとんど輸入に頼っています。
かといって新エネルギー開発に力を入れているとも思えません。太陽光発電への補助金はなくなり、日本は太陽光発電世界一ですが、海外に抜かれてしまう可能性大です。
日本のエネルギー政策は本当にこの先どうなることか心配です。
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この回答へのお礼

まあ、今までもすべて輸入でやってこれたから、さとうきびになろうがアルコールになろうが、少々高かろうがまた輸入すればやっていけるんじゃないでしょうか?楽観的すぎるかな

お礼日時:2006/05/21 23:29

二つの問題があると思います。


一つは、地球の温暖化問題。地球規模の被害を防止する上限として気温を2℃以内、大気中のCO2濃度を475ppm以下に抑制するため、「2050年までに日本は石油などの燃焼によって排出される温室効果ガスを60~80%削減」という計画が考えられています。
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/energy/siryou/d …
http://www.eco-fukui.net/04infom/img/shindansho. …

もう一つは、石油減耗の問題。石油は5年以内に、天然ガスは15年以内に供給がピークを向かえ、その後は徐々に減少するのではないかという見方があります。
http://www.eaj.or.jp/openevent/symposium060526.pdf
http://www007.upp.so-net.ne.jp/tikyuu/

いずれにしても、今後は化石燃料に頼れない時代へと向かうものと思います。
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この回答へのお礼

石油のピークは近々きそうですが、天然ガスは無限的だと思ってました、いまトヨタとホンダが力を入れている燃料電池は天然ガスも使うらしいですね。ホンダの天然ガスを使った壮大なプロジェクトもどうなるか気になりますね。

お礼日時:2006/05/21 23:25

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