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 タミヤの最近のキットでは、着色クリアーパーツになっていたりしますが、まだまだ少数派ですので赤黄の塗り分けが必要です。
 塗り分けるときに、どうやって塗装すれば綺麗に仕上がりますか?
 今は面相筆でタミヤのクリアーレッドとクリアーオレンジをそれぞれ薄めずに裏側から筆塗りしています。
 エナメルカラーで塗ると濃すぎる気がしますし、かといってタミヤアクリルだと色ムラが出てしまい気になります。今は車種別に両方を使っています。
 やっぱり小さいパーツでもエアブラシを使った方がいいのでしょうか。(マスキングに自信がないので、筆塗りの方が綺麗に出来る気がしてます)

 ランプ枠や枠のメッキモール塗装もいい方法があれば教えて下さい。

A 回答 (1件)

顔料を含む塗料は乾燥後に光(色)を反射するため、塗膜の厚みが不均一でも色の濃さはだいたい均一になると言えましょう。

これに対して着色クリア塗料は塗膜を透過した光が色を持つため、厚みの不均一がそのまま濃さの不均一となって出ます。

特にカーモデルのテールランプ類は塗面が狭いので、筆でも霧でも均一となるほど塗りに「勢い」がなく、かといって塗料のボリュームをちょっと上げると、一体リフレクターなどの凹部の縁線に盛り上がって濃くなります。決定版とは言えませんが、試行錯誤の結果私は以下のようにしています。

・ごく薄く希釈したMr.カラーを用意しておく (レッド・オレンジ・イエロー)
・外側から極細に絞ったエアブラシで重ね塗りする (多色の場合マスキングが前提)

塗料選定の理由は希釈して伸びが良いことと、乾燥の速さです。表裏どちらを塗るかはパーツの形状・好みによると思いますが、以下の理由から表を塗ることが多いです。

・表はおおむね塗面が単純で、裏は凹になりがちである
・肉厚パーツの裏塗りは側面から見て表層の無色が分かる気がする(実車がそうである場合は除く)
・パーツの裏にはメッキ系のシルバーのみを塗るか、金属箔を貼ることが多い

光の反射も含めて色の具合は都度異なるので、結局薄く重ね塗りして具合を見ることになります。

筆塗りの場合に上の考え方が適用できるかどうかよく分かりません。筆での塗り分けについては、色の境目に線状の突起があるような場合は好都合ですが、単純な平滑面を綺麗に塗り分けるにはマスキングなしでは難しいのではないでしょうか。いずれにしても輝度の低い赤でラインを決め、オレンジなどは多少被ってもOKという感じでしょうか。

なお、ランプ枠・窓周り・ドアノブ・バンパーなどのメッキ表現は、技術を要しますが金属箔を貼るのがベストだと思います。長くなったのでこちらの詳細は割愛させてください。

- 長文になりましたが、多少ともご参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

 ありがとうございます。
 やっぱりエアブラシを使う方が綺麗にできるのですね。
 部材が小さいのでマスキングの手間や、洗浄を時間を考えて筆塗りをしていましたが、一度表面からブラシで吹いてみます。
 大変参考になりました。

お礼日時:2006/07/17 22:46

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