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モーツァルトの人物像、また彼が古典・ロマン派の影響をどのように受けていたのかが知りたいです。
検索をしても検索語が悪いのか、なかなか思う答えが出ないので…。
どうぞよろしくお願いします。

A 回答 (4件)

googleでモーツァルトを検索すれば、一番にWikipediaがヒットするので、そこに、人物像の解説が載っているかと。

モーツァルトの人物像の手がかりになるのは、モーツァルトの残した大量の手紙によるところが多いです。また、時代によってその解釈も大きく異なります。過去では、モーツァルトが晩年は極貧の中から多くの傑作を残した大天才とか神格化されたり、芸術至上主義的に解釈されたりしていましたが、現在のトレンドは、大変ユーモアのある、しかし、心の中では寂しがりやだったみたいな、イメージが強いのではないでしょうか。モーツァルトも若いうちは大変無邪気で溌剌としていますが、フランス旅行あたりからかなり青春の痛手を負い、またウィーンに移り住んでからは、大衆に受ける作風から徐々に自分独自の世界へ入っていくように解釈されています。また、モーツァルトは古典派の作曲家なので、No.1のかたが書かれている通り、ロマン派の影響は受けません。モーツァルトの音楽は、その旅で訪れた地域の音楽の影響を大きく受けています。イギリスでは、ヨハン・セバスチャン・バッハの息子のクリスチャン・バッハの影響もうけますし、ドイツのマンハイム学派の影響も受けます。またフランス旅行では、ギャラント風やロココ風の音楽の影響を受けます。また、イタリアにも旅行しており、マルティーニ神父という、当時のイタリア教会音楽の大家からも影響を受けています。ですから、当時のヨーロッパ音楽すべての影響を受けているといっていいでしょう。また、ハイドンとは、大変親交が深く、お互い尊敬しあう中でした。モーツァルトは、古典派ですが、次のロマン派の時代に大きな影響も与えています。たとえば、交響曲第40番や、ピアノ協奏曲第20番と24番といった、短調の曲は、ロマン派の走りだといわれています。
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この回答へのお礼

Wikipediaは確認したのですが、私が知りたいこととは少し違ったために此方で尋ねさせていただきました。
どこで誰のどのような影響を受けたかということがよく分かる回答、ありがとうございました。
そのあたりを中心に詳しく調べていきたいと思います。

お礼日時:2006/07/19 22:08

タワーレコード・オリジナルの


fantasista! Mozart(CD10枚組)
を聴いてみられてはどうでしょう。
モーツァルトの曲を作られた年齢順に追ったCDに加えて、
モーツァルトに影響を与えた作曲家や
同時代の作曲家(サリエリなど)の作品、
さらにモーツァルトの曲を引用した作品、
20世紀の巨匠によるモーツァルト演奏と、
初心者にもマニアにも納得できる
大変こった選曲がされていて、
しかも10枚組で2500円という激安価格です。
日本語解説も付属しています。

「人物像」はわからないかも知れませんが…。

参考URL:http://www.towerrecords.co.jp/sitemap/CSfCardMai …
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この回答へのお礼

こんな面白そうなCDが、こんな格安で売ってるんですね!驚きました。
ありがとうございます。
凄く気になるので買ってみようと思います。

お礼日時:2006/07/19 22:02

 「人物像」と漠然と言われてもなかなか回答に苦慮するのですが、かなり遊びすき、また気難しい面はあったようです。

かつてマイケル・ケリーという、モーツァルトと親交のあった歌手が回想録を書いているのですが、それによると、

・モーツァルトはビリヤードが大好きで、何回手合わせしてもらっても一回も勝てなかった。
・自宅で演奏会をよく催したが、ちょっとでも客席から音を立てられたりといったような気に入らないことがあれば、演奏をやめて、ぷいと席を立ってしまった。

などということが書かれています。
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この回答へのお礼

気難しい人物だったと言うことは知っていたのですが、そこまで神経質だったんですね。
ありがとうございます。

お礼日時:2006/07/19 22:00

>また彼が古典・ロマン派の影響をどのように受けていたのかが知りたいです。



モーツァルトは古典派の作曲家です。
ですから、その後に続くロマン派の影響は受けようにも?受けれませんよ。

古典派で影響を受けた作曲家はハイドンでしょう。いろいろと学んでいますし、後に6曲の有名な弦楽四重奏曲「ハイドン・セット」を献呈しています。
また、ボンからウィーンに出てきた16歳のベートーヴェンは31歳のモーツァルトを訪ね、弟子入りしますが、正直、ベートーヴェンには興味を持っていなかったようです。後の「楽聖」になる偉大な作曲家ですが、モーツァルトの天性の湧き出す泉のような作曲スタイルは、どうも、教えるのにはあまり適さなかったのかも知れません。

モーツァルトの人物像は映画「アマデウス」によって、それまで神格化されてきたイメージを払拭しました。

特に、映画にもよく出てきた糞尿等のスカトロ趣味を手紙の中にも頻発させています。しかし、これらは「言葉遊び」や「語呂合わせ」といった類のもので、実際の性癖とは関係ないと思われます。例えば、「おれの尻をなめろ」というのはドイツ語の直訳で、日本語の「クソ食らえ」と同じような慣用句ですね。
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この回答へのお礼

ロマン派の影響は受けてないんですか。
全くの初心者で、大体この時代の人間だと言うことくらいしか知らなかったので…。
ありがとうございます、助かりました。

お礼日時:2006/07/19 21:59

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