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A 回答 (13件中1~10件)
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No.13
- 回答日時:
苦手と思って聴くから苦手なんじゃ?と思ってしまいましたが。
雑念、先入観ナシで聴いてみた時、合わないなら合わないでいいと思いますが。
好きな人の演奏でも、無理に聴く事はないでしょう。
けれど一度は、違う人の演奏しているモーツァルトを聴いてみる事をオススメします。
一度、大嫌いだった曲で、ただ何気に違う人のを聴いたところ
大好きにさせられた曲があったことがあるので。
>もっと歳をとってのんびり暮らせるようになれば好んで聴ける気が
そういうものも中にはあるかもしれませんが
モーツァルトは若い作曲家ですし、今のあなたの年代
でないと感じ取れないものも多々在ると思いますよ。
どういう感じで好きですか?との質問ですが
私は、例えばオペラなんかだと、心の動きだけでなく
しぐさ、表情まで音楽から見えてくるような気がして。
本当入り込んで観てしまい、夢中になってしまいます。
言葉と音楽との見事な融合に感動します。
音楽以外ではお笑い好きな私にとっては
遊び心のある音楽も沢山あって好きだったり~。
もう、何から何までツボに入ってしまって、助けて状態です(ぁ)。
No.12
- 回答日時:
私がモーツァルトを好きになったのは、「アマデウス」と言うビデオを見てからです。
(今は、DVDもでてますよ)モーツァルトの作る音楽は、本当に音がたくさんあって、でもそのひとつひとつは、無意味じゃなく、全部意味のある音なんです。よかったら、「アマデウス」見てみては、いかがでしょうか。No.11
- 回答日時:
え゛!?
“魅力を教えてください”?難しいですね~...。
というか、魅力は、教わるものではなく感じるものです。
僕も実は嫌いでしたが、何気なくかけていたモーツァルトのCDが、
とてもよくて、すっかり好きになりました。
ピアノ・ソナタK.331はすばらいしです。最高傑作ですね!
No.10
- 回答日時:
Cl吹きです。
モーツアルトのクラリネット5重奏が好きです。
練習していると、なんとなく飽きてくるのですが
しばらくすると、また吹きたくなります。
飽きるようで飽きずにできるところが好きです。
和食みたいなもの?
No.9
- 回答日時:
そういう方は身近にもいます。
好き好きだと思いますよ。私はモーツァルトは大好きなのですが、ベートーベンが好きではないのです。仰々しいのが鼻につくというか・・・(笑)
モーツァルトはメロディがとても美しく感じられます。
多くの人と同じでないと、などと思って、感動もしてないのにそのフリをしている方もいますが、ナンセンスだと思います。あなたの感性を大切にすべきです。
音楽や絵などは、そのときの心理状態などに影響されると思うので、私もベートーベンをいいなと思うときもあるでしょう・・・
No.8
- 回答日時:
私もNo.7さんと同じです。
モーツァルトの音楽は単に作曲技術が天才的ですばらしく美しいというだけではなく、その精神性により多くの魅力を感じています。
モーツァルトの音楽(特に30歳くらいから書かれた音楽)は愛と哀しみからできており、生きていることの喜びと哀しみが透明な音の中に調和しています。モーツァルトの音楽にはゲーテの著作などに匹敵するような生きることの本質が示されているように思われます。私はモーツァルトの音楽に出会えただけで生まれてきてよかったと感じています。
No.7
- 回答日時:
ほかの音楽と比べてはっきり言えることは、優雅で美しく趣味がいいということです。
ただ単に音楽が美しい、いわば小奇麗なのではなく、きれいさを飾っているのでもないということです。
同時代の人々はモーツァルトの音楽にデモーニッシュなものを感じたようです。異様な音楽だったんですね。
現代のわれわれの耳では、そこをよく窺うことはもはや出来にくくなっていますが、悲しみの中に喜びが、心弾むものの中に憂愁がまざり、光と翳がめまぐるしく交錯する、その刹那にはっとするような、心奪われる瞬間があるのです。
モーツァルトは私にとって文字通り、心を奪いに来ます。
一音一音は珠のように美しく、けれどもその場に拘泥せず、行き行きて還らぬかのようです。
センチメンタルとは無縁なかなしみ。それはかなしみとして純粋であるように思います。悲しみと哀しみと愛しみと。
そして現に今ここに生きているわれわれ人間を、生きているというただそれだけで祝福してくれるのです。
私にとっては、こんな音楽です。
No.6
- 回答日時:
初めまして。
モーツァルトの魅力…との事ですが、「演奏者」として書かせて戴こうかと思います。
個人的にはモーツァルトと云う人は楽器の特性を知り尽くして作曲したイメージがあります。感性の部分も勿論ですが楽器について解っていたからこそjacqes12さんの仰る
>>超人的な?天才的すぎる?音楽に聞こえてしまいます。
あまりにも美しすぎるような?
悲しみまで恵まれた人の音楽のような?
と云った感想が出てくるのかと。
楽譜を見ても「無駄が無い」といいますか…。
でも、他の音楽家さん達を否定するつもりはありません。
音楽って頭じゃなくて心で聴いてイイモノだと思います。無理に解らない魅力を知ろうとしなくても、その時に自分が欲しているものを求めていいんじゃないですか?
文才が無いので支離滅裂でごめんなさい。
20代のクラリネット吹きでした。
No.5
- 回答日時:
いろいろ理由はあると思いますが、ひとつは今のわれわれがクラシックの典型を後期古典主義や浪漫主義に見ているという点があげられます。
つまりそこを標準にするからロココがよくわからないということになる。「実のある、中身のあるものであれば、見てくれがわるくてもいい」というのが後期古典主義から浪漫主義にかけての考えかたであり、「見てくれは中身よりだいじだ。どんなにすばらしい内容であっても見てくれがよくないものはダメだ」というのが古典主義の発想です(そのアンチテーゼとしてベートーベンや浪漫主義が出発する)。「真実であること」がだいじなのか「真実か真実でないかにかかわらず、真実っぽいこと(真実っぽいうそでもいい)」がだいじなのか、というのがよく言われる古典主義と浪漫主義の相克ですが、これはやはり一方の立場にたつと他方が見えなくなる部分があるのだと思います。その二。以上のような事情から、演奏家にとって所謂ドイツの3Bを頂点とする作曲家のヒエラルキーができてしまっている。むろんモーツアルトを積極的に演奏する人もいるけれど、どちらかというとベートーベンをはじめとする後期古典主義、浪漫主義に人気が集中してしまい、そこで競争がおこる。競争がおこると聴手にとっては選択肢が増えますし、相互に切磋琢磨して質もよりよくなる。モーツアルトにはこの部分が決定的にかけています。なかなかいい演奏にめぐりあえないというのが大きい。人気があまり高くない→挑戦する演奏家が(ベートーベンほと)多くない→演奏家どうしで刺激がすくない→結果として質のいい演奏があまり多くない、という悪循環があるのでは、と。
その三。モーツアルトの主力商品はオペラでした。ところがオペラはあまり日本では聴かれないという事情がある。室内楽に傑作の多い作曲家ですが、これも同様ですね。交響楽中心で見ると、やはりモーツアルトが見劣りをするのは多少否めない部分があるようには思うのですが、それはもっぱら彼の「商売」に関することです。時代がそれを彼に要求していた。そして要求されるもののなかでだれも追いつけない天才を発揮すればいい、と彼は考えていた。古典主義の天才観・才能観というのはそういうものなんです。浪漫主義のように「他人の要求ではなく、みずからの内面の要求に」という発想そのものがない。「何でもいいからいいものを作ればいいんでしょ」というところがモーツアルトにはある。
ぼくは浪漫主義的な考えかた(そのなかにはベートーベンも含まれます)が理解できないので、ベートーベン以降はほとんど理解できません。人生において、ないとやはりさみしくはあるけれど、しかし困りはしないたぐいの作曲家たちだと思います、ベートーベン以降は。モーツアルトが好きなのは、まあ、こういう単純な事情によるものですね。
モーツアルトが好きだと、ベートーベンはじつに訥弁だと思われてしまう。いいたいことはわかるんだけど、どうしてこんなに手間がかかるんだろう、と考えてしまいます。どんくさい。ショパンは感傷過多でうっとうしい。君の悲しみなんか知らないよ、と言いたくなる(モーツアルトにも感傷はあるのだけど、彼はそれをぶしつけにさらけ出すことを嫌います。それを「上品ぶる」ととるか、「スマート」ととるかで、人はモーツアルトを愛するかショパンを愛するかが決まるのでしょう)。ブラームスは剛直で小回りがきかない感じです。モーツアルトならたわむところを、ブラームスではぽきりと折れてしまう。ワグナーは全体がうそに感じられる。モーツアルトは「まるで真実のようなうそ」なのに、ワグナーは「まるでうそのような真実」に見える。
モーツアルトはとらえどころのない作曲家だと思います。その「とらえどころのなさ」がぼくは好きです。軽薄で、ちゃらちゃらしていて、うわべだけの部分も、たしかになくはないと思う。しかしそれが、どこかで「人間というのはここまでかなしいものか」というささやきに(絶叫ではない。それではショパンだ)つながっている。それが、まるで女ったらしがふっと見せる切ない表情のようで、こたえられない。人生を声高に語るのより、ずっとしみじみとしたよさがあるように思います。
No.4
- 回答日時:
実は私もモーツァルトは「ぴんと来ない」んですが。
世に言うクラシック好きの間では、実はけっこう多いみたいですよ、モーツァルト苦手派は。
クラシックにほとんど馴染みのない人にとっては、モーツァルトはBGM的にいいようですけど。
モーツァルト、ショパンは、どうやら音楽史上での別格な天才(突然変異みたいな異質な存在)と位置づけられるらしく、いい曲だなーと思っても、思い入れることがなかなかできません。つまり、ハマレません。
(ショパンの方はまだポピュラーな面が強いので、楽しめるのですが)
でも、良さはわかります。
モーツァルトほど、「音」そのものを楽しみ活かした作曲家はいないんじゃないかと思います。哀しさより先に、音楽とともに生きているというか、ものすごく音楽を「愉しんで」いるように思います。歌劇の「魔笛」なんか聴くと「喜劇」ですから、いかに音楽自体を愉しんでるかがよく分かります(作曲してた時の状況はひどかったくせに)。
映画「アマデウス」で、サリエリのつくったピアノ曲をモーツァルトがどんどん変奏して弾いていって、みるみる音楽が生気を帯び生き物のようになっていく場面がありますが、きっとあんな感じで、堅苦しい枠にはめられていた音楽が存分に羽ばたけるようにしてやったのが、モーツァルトなんだろうと思っています。それを、ほとんど肉体的と言えるほどに自然にやり遂げたんでしょう。やっぱ、別格の天才ですよね。
(なので、モーツァルトの音楽は、「模倣不可能」と言われてます。音楽史を木の幹に例えた図なんかでは、モーツァルトは、あれほどの存在でありながら、その先に誰も続いていないものです。)
しかしそのくせ、確かに哀しいほどに美しかったり、軽やかな響きの中に深い重みをたたえていたりと、奥が深いです。後期になればなるほど、その傾向が強くなるようです(また一般的にモーツァルトの有名なものは、後期のモノなんですよね)。
てなことで、モーツァルトの音楽は、音楽の根元的な愉しみを最大限に発揮したものだということができるんじゃないかと思っています。私のように、いろいろ現代的な、厄介と言えるようなものを含んだ音楽(ワーグナーとか)が好きな者にとっては、モーツァルトは純粋すぎるという感じですね。
シベリウスとプーランクがお好きということですと、音楽の質自体、モーツァルトは対極です。
こりゃもうやはり、好みというものではないでしょか。
シベリウス、プーランクは、これまた、いわゆるクラシック音楽の正統から外れた独特のものですよね。深い森や湖のような、霧のような雰囲気がたまりません。
ドビュッシーやサティ、フォーレ、あるいはラフマニノフ、マーラー、アルヴォ・ペルトといったところまで、守備範囲に十分はいると思いますが、モーツァルトは「質」が違いすぎますよねー。
しかしそれはそれとして、私個人的には、演奏次第で、モーツァルトでもかなり好きなものはあります。
交響曲第41番(最後のヤツ)の、第四楽章の終わりの部分は、ほとんど現代音楽のようなすごさを見せてます。ブリュッセン指揮・18世紀オーケストラの演奏など、迫力満点で盛り上がること請け合いです。
あと、確かに後期のピアノ協奏曲はいいです。フルトヴェングラー指揮のピアノ協奏曲K466はかなりのもんです。
……といったものはやはり例外で、どうもぴんと来ないんですが、そりゃもう、彼氏の音楽が人間はずれていて、それに憧れ希求し感動する人と、共感できずのめりこめないから崇めるだけの人とに分かれるんだろう、なんて思って、積極的に聴いてはいません。
それでいいやい、と思っています。まだまだ聴きたい曲はありますもんね。
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