電子書籍の厳選無料作品が豊富!

最近、蜂蜜に感心を持ちました。そこで・・
蜂蜜はどこで売っているのか・・・出かけてみる。
すると・・・スーパーマーケットにあることが分かりました。しかしです、
何故か中国産ばかり。???。
これはいったいドーシテなのでしょう。

日本には花が無いのか!
日本には蜂はいないのか!
●日本国内で、どうして国産蜂蜜を安く入手できないのでしょうか? できればわけのわからない輸入蜂蜜なんて食べたくありません。
●中国産のものの味はへんです。あれは本当は水あめなのではないのでしょうか? 冷やしてもまったく分離しません。。

因みにスーパーで売っているものの数倍の値段をだせば、
国産の蜂蜜が手に入るようです。しかし、どこに売っているのかはわかりませんが。

A 回答 (5件)

 まず、なぜ「中国産が多いか」ということの理由は、「蜂蜜の生産量において中国は世界一である」ということが挙げられると思います。

統計が取られた年にもよると思いますが、2位と3位の生産量を合わせてもまだ、多少中国産のほうが多いほどです。
 なぜ中国で養蜂が盛んか、まではわかりませんが、中国は国土が広大で、蜜源も多い地域があり、人件費も安いからではないでしょうか。
 もちろん日本にも養蜂家はあり、日本産の蜂蜜もあります。しかし日本の蜂蜜の年間消費量に占める国産の割合はわずか数パーセントです。国内の養蜂業者は減少傾向にあると言っていいでしょう。
 これは中国とは逆に、自然が減少しているために蜜源も年々減っていること、国内の養蜂家は小規模であるため、大量生産によるコストダウンが望めないこと、人件費の高さなどがあって、純国産の蜂蜜は価格が高いものと思われます。
 蜜源の減少には、数年前の外来生物法においてニセアカシアが指定される可能性といった、法律面の問題もあります。ニセアカシアは現在、検討の必要のある植物に指定されています。
 もし外来生物法の対象と指定された場合には、国内のニセアカシアは伐採される見込みですが、ニセアカシアは現在蜜源でかなりの割合を占めるといわれます。

 さて、国産の蜂蜜が少ない理由を書きましたが、次に、日本における蜂蜜の問題です。
 諸外国と比較すると、日本は法律でハチミツに対する品質基準があまり厳しくありません。従って、実際「ハチミツ」として扱われる物の消費量が、輸入量プラス国内生産から輸出分を引いた量、つまり日本に存在しているはずの蜂蜜の量をはるかに上回る量であるという矛盾があります。ご想像の通り、水あめなど加糖がなされているものと思われます。
 こうした混ぜ物入りを避けようと思ったら、品質基準の保証されている商品を買うしかありません。
 また、これが正しい目安なのかどうか知りませんが、詳しい人から「500gで千円を切るような蜂蜜はまず、混ぜ物がしてあると考えてよい。これは安価な中国産での話だ」といわれたことがあります。
 蜜源が指定されている蜂蜜なら、250g入り千円前後で高くない、妥当な値段ではと思います。

 余談ですが、kaoriaさんがおっしゃる「冷やしてもまったく分離しない」は、加糖されているかどうかの判断にはなり得ません。固まるのはブドウ糖ですが、これは蜜源によってはブドウ糖の少ない蜂蜜もあるからです。上述のニセアカシアなどが「冬でも固まらない蜂蜜」といわれています。
 さらに、水分が多いと固まりにくい傾向があるようです。中国産のものは品質の善し悪しに関係なく、日本人は安く買いたたくようです。そのため中国の養蜂業者は、薄くまだ水分が一般的な蜂蜜よりも多い段階で蜜を採集します。
 品質のよい蜂蜜を食べたいと思ったら、やはりそれなりの値段を出さないといけませんね。EUに輸出しているのですから、中国でも高品質の蜂蜜を生産する技術はあるようですが、それが単に日本には入ってきていないだけではと思います。
 さらに、日本産の蜂蜜だから安心かというとそうでもありません。前述のように国土の狭い日本で育った蜜源から採集するためか、実際、日本産の蜂蜜で問題が起きたこともあります。
 輸入産はわけがわからないものなので食べたくないとおっしゃっておいでですが、現在、もっとも品質と安全に信頼がおける日本国内で手に入る蜂蜜は、EU圏内、オーストラリア、ニュージランドで生産され、これらの国の品質基準を満たしたものではないでしょうか。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

たいへん詳しく書いていただきましたこと感謝しております。おかげさまで大分わかってきました。蜂蜜の不思議が。蜂蜜を通して学べることがたくさんありそうです。KINGBIRDさんの回答がそのきっかけとなりました。

お礼日時:2006/08/21 00:23

養蜂だけでなく、農業全般ですが日本国内では製造コストが高くなってしまいます。

そうすると安い国からの輸入になります。
日本国内の農作物はこうして安い国からの輸入に取って代わられていくのですね。
農業が終れば次は工業製品です。
とにかく日本で作ると高いんです。
ということで、ハチミツだけではなく国産品は高い傾向にあるがゆえに、品質で生きていくような業者が多くなってきました。
無農薬や、家畜のえさにこだわるなどして品質を高めて付加価値をつけるんですね。
こういった商品は高いがゆえにスーパー等ではおいてないことが多いです。
専門の契約商店や、農家自身がネットで個人売買なんてところもあります。
どうやら、食品は安いか高品質かの二者択一になりそうな気配ですね。

この回答への補足

補足です。そうそう外国から輸入した(させられた)ものは、現在の社会に増えてきた労働スタイルですよね。大切なものを輸出して、輸入したものは歓迎すべきものではなかったようです。

補足日時:2006/08/21 00:45
    • good
    • 0
この回答へのお礼

なんというか、較差社会に対応した品揃えというか。
悲しいかぎりデス。失業者が多くて、パートや派遣といった非正社員が増えて、産業の輸出といっしょに技術の伝承も輸出してしまっているような。経済大国なはずなのに。
なぜかグチっぽくなって、失礼しました。
蜂蜜の琥珀色のビン越しにいろんなものが見えてきます。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/08/21 00:44

「蜂蜜」「国産」でGoogleなどで検索すれば結構な数ヒットしますよ。

通販もやってるみたいです。

何故 中国産なのかということについては正解は分かりませんが蜂蜜だけでなく他の食品も中国産が多いですね。
反日国家の代表国であることからも口に入るものは中国産は避けています。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

中国産のキムチの問題、炎天下の貯蔵場にゴミのようにして置かれていて、日本の国内へ出荷される日を待つ輸入食品、どんな農薬にまみれているかわからない
冷凍野菜・・・・
こんな食品に頼らなければならないなんて最悪です。
確かに高いものを買えば安全だとは思いますが、安いものだから危険でよいはずはないはずだと思います。
私も依然は中国産の漬物などを買っていましたが、今ではやめました。しかし、蜂蜜の場合はひどすぎます。この価格の差が。日本の現状を考えると、なんか不安です。

お礼日時:2006/08/21 00:11

わが国の労働単価・土地単価が高いので必然的に手間のかかる国産製品は高価になります。



養蜂業は土地も必要ですし労働集約的産業ですので(機械化できる程度に限りがあり、どうしても人手が必要)労賃の高い日本ではおのずと高価になってしまいます。

それゆえに価格競争力がなくなり、廃業する養蜂業者も多く、国産蜂蜜が少なくなっているのが現状です。
少なくなれば希少価値も出てきますから、また高価になります。

国産蜂蜜は百貨店に行けば手に入りますよ。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

この日本の状態、なんとかならないものかと思います。
遠方から輸送されてくる品物の値段が、国産品よりずっと安いなんて。消費者は地元の花や蜂による蜂蜜が一番だと思っているのに、スーパーには輸入品が。何かおかしいと感じます。スーパーに並ぶ蜂蜜が国産品になるような状態になってほしいですね。東京都内で実験したところ桜の木が多いので、桜だけによるおいしい蜂蜜がとれたそうです。ありがとうございました。

お礼日時:2006/08/21 00:01

高いものを買わない客の多いところでは、品揃えが、価格の安いもの中心になるのは当然です。


中国製の野菜やオーストラリアの牛肉などが主流になるのとおなじです。そういう店には、松坂肉はおいてありまえせん。
もうすこし、大きなスーパーマーケットでは、日本製のものも売っていますよ。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

早速の回答をいただき、ありがとうございました。

お礼日時:2006/08/21 00:24

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!