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こんにちは。
先日、羽田から飛行機に乗ったときのことです。ふと、窓の外を見ると鳥が飛んでいました。私は鳥が飛行機に当たったりしたら、危ないのではないかと思いました。特にエンジンに入ってしまったりしたら、墜落するのではないかと・・・。そもそも、なぜ滑走路の周りって芝生なのでしょうか?何か法律とかで決まっているのでしょうか?芝生でなかったらあんなに鳥が集まってこないと思うのですが・・・。調べたら、たまに鳥が飛行機に当たることがあるとの事でした。空港関係者の方など、どなたかご存知の方がいらっしゃいましたら、教えていただけませんか?

A 回答 (5件)

厳密に言うと、芝ではなく、イネ科の一年草が多いと思います。

まあ、牧草ですね。

で、目的は一つではありません。一般的な法面の植生による保護と似ていますが

・土壌流出の防止
 表面が植生で覆われていないとかなりの早さで土壌流出が始まります
・砂埃などの飛散防止
・保安設備の関係
 滑走路外の標識や保安設備点検の関係から、高さの低い植生が必要です
・逸走時の安全性
 オーバーラン、滑走路逸脱時の平滑性の確保と走行抵抗の確保でしょう。

なお、元々、滑走路というのは土ではなく、草地でした。これは、土のままより、植生で覆った方が土壌流出などによって平滑性が損なわれることが少ないからです。

なお、鳥の問題は、エンジンの型式証明時の試験の中に、空気砲で運転中のエンジンに鳥の死骸(通常はブロイラーを丸ごと)を撃ち込むというのがあり、一羽くらいであれば、重要な生涯が起きないことは保証されています。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
なんと、芝生ではなかったのですね!
確かに1つの目的だけではないとは思いましたが。
オーバーランなど安全性の観点からの植生なら、納得がいきます。
大変参考になりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/11/12 07:07

埃が立たないよう芝生で吸収するためです。

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この回答へのお礼

参考にさせていただきます。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/11/12 07:05

よく見てないのでわからないのですが空港によってはゴルフ場の芝ほど整えてはなくても雑草の刈り取りはこまめに行われているようにおもいます。

国内の滑走路の幅は主な国際空港や近年拡張された空港は60mありますが45mの空港も数多くあります。B777で60m、B747―400は翼幅70mを越えていますから常にセンターラインにピッタリ接地できるとは限らないので翼端がはみ出しても十分な緩衝地帯が必要です。また万が一のアクシデントに対応するのにも整地された芝の上は都合がよいかもしれません。滑走路、誘導路、エプロン以外は車輪は通らないのでコストの掛かる舗装は必要がないが雑草だと野鳥が集まるので芝をこまめに手入れしなければならないのかもしれません。また敷地の中にはパイロットが直接目で見る吹流しや着陸進入角を表すPAPI以外にも風向計や視認距離の計測など滑走路や誘導路周辺が気象観測の百葉箱のようなものですから観測条件を整えておく必要もありそうです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
パイロットのことも考えると、色合い的にも芝生のほうが着陸しやすそうですね。参考にさせていただきます。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2006/11/12 07:04

こんばんは


関係者というわけではありませんが…

> 特にエンジンに入ってしまったりしたら、墜落するのではないかと

何百羽も大量にエンジンに入れば大変なことにはなると思いますが、一応飛行機のエンジンを作っている工場では鳥肉の塊を飛んでいる鳥に見立てて吸い込む試験をしている様です。
鳥などを吸い込んでも致命的な故障にならないことを確認する訳ですね。

> なぜ滑走路の周りって芝生なのでしょうか?

芝生の方が手入れしやすいからではないでしょうか?
単に雑草だと余計に鳥や獣(猫、犬など)の棲家になってしまうし、芝生だったら大型の芝刈り機で刈れますし…
あと、万が一の時に障害物が少ないほう(背が低いものの方が)がよいし。

滑走路部分は飛行機重量やその飛行機が離着陸することができるくらい頑丈な舗装が施されるということです。
誘導路は離着陸には使わないので滑走路ほど頑丈には作ってないと思いますが、当然飛行機が通過するのでそれなりの重量に耐えられる舗装がしてあると思います。
全体を舗装したとして、いくら白線を引いても間違えて誘導路で無い箇所を通過する飛行機もいたりして…(これは冗談に近いですね。すみません。)
全部舗装したからと言ってこういう事はないと思いますが、舗装するからには飛行機重量に耐えられるくらいの強度にするでしょう。ですから、コスト面も考えて「関係のないところは芝生」ということではないでしょうか。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
エンジンの安全性についての実験はしっかりと行われているのですね。
安心しました。
全部舗装のコストまでは考えませんでした。
参考にさせていただきます。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/11/12 07:00

こんな風に考えてみました。



1.もし、空港全体が舗装等されていると、滑走路上に降った雨の逃げ場がなくなってしまうために、非舗装(要するに土)の部分を残してある。

2.非舗装の部分に何もしないと雑草等が生え、かえって管理が大変になる。

で、芝生を植えているとだと思うのですが...。

回答になってなくてゴメンナサイ

 
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
確かに管理という面では、雑草よりは芝生のほうが良いですね。
雨の逃げ場は滑走路が平面なのであまり関係ないような気がしたのですが。
参考にさせていただきます。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/11/12 06:57

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