
No.3
- 回答日時:
No.1です。
元の芝居の「フィガロ」には続編があることがすっぽり抜け落ちていました。
質問者様、たいへん失礼しました。
また、間違いの箇所を指摘をしてくださったNo.2様、ありがとうございました。勉強になりました。
No.1
- 回答日時:
ロジーナ(伯爵夫人)と云々。
まず、そういう事実はありません(笑)
伯爵夫人の小物を欲しがったり、シュザンヌにキスしたがったりに終始します。
(岩波文庫版「フィガロの結婚」ボオマルシェエ作 辰野隆訳 1952年第1刷)
芝居のほうは観たことがなく読んだだけで、しかも記憶もおぼろ。
読みかえす元気もないので記憶で行きますが、筋自体は芝居もオペラも大差なかったと思います。
フランス革命前夜にあって、ボーマルシェの芝居は力をつけてきた庶民のバイタリティーを代弁しており、さぞ観客の喝采を浴びたことでしょう。
オペラのリブレット(歌劇の脚本)はダ・ポンテ。「ドン・ジョヴァンニ」や「コジ・ファン・トゥッテ」も彼の台本です。
オペラ用に作り変えるとき、ボーマルシェの毒気は大幅に減じられました。
レビューなどにたいていそう書いてあるし、事実読んでみてそうだという印象でした。
これが一つ。
で、もう一つ。
芝居のほう(原作)のケルビーノ(元の名)はシェリュバンです。
なかなかしたたかなところがあって、オペラのケルビーノのようなさながらキューピッドではありません。
オペラではモーツァルトの素晴しい(素晴しいとしか言いようがない神がかりの)音楽があって
あのオペラを象徴するような存在ですが、違うといえばそこが一番違います。
つまり、芝居で映えるシェリュバンはオペラに最もふさわしいケルビーノに変身しています!
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