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質問です
イエスキリストは実在の人物なのでしょうか?
だとしたら、奇跡を起こしたのも事実なの?
それとも、それは脚色?

事実なら奇跡が起こることがありえるのですか?いくらなんでもそれは信じることができません。
前テレビで、おなかからでっかいハリを取り出すというものがありましたが(最中は撮影禁止)、最近「おなかからじゃない」というのを聞きました。当たり前ですけどね。あるわけないじゃないですか、ケンカの末釘とかハリを飲み込んだ話ならまた別ですが。

一番知りたいのは、キリストは実在の人物なのか?です
なんでそんなに有名なのか。

A 回答 (8件)

まず回答者さんたちも含めて誤解があるのですが、キリストとは姓ではなく「救世主」という意味です。

キリスト教はイエスを救世主として認めますという宗教です。ですので、史実のイエスを語る場合、彼の生誕地から取ってナザレのイエスという呼び方をします。
さて、イエスの生涯は後世の人たちによりさまざまな「脚色」をされるようになりました。様々な奇跡伝説もこういったものです。一応、申し上げれば宗教家ってのは皆さんこういった奇跡伝説を持っています。有名なのはお釈迦様が生まれたときに七歩歩いて「天上天下唯我独尊」といったというアレです。

なにしろキリスト教の正典になった四大福音書でさえイエスの死後300年くらいたって成立したものですから、「現実のイエスの生涯」というのはわからなくなっているのが現実です。ただし、様々な研究からおおざっぱな生涯が分かっています。

イエスはイスラエルのガリラヤ湖畔のナザレというところに生まれました。父親の仕事をついで大工をしていましたが、30歳くらいのとき何を思ったか突然出家してしまいます。出家というのは別に仏教のお坊さんになったわけではありません。ユダヤ人はユダヤ教の信者なので、ユダヤ教のラビ(教師)となったのです。仕事や家族を放って出家してしまったので彼の親戚は非常に怒っていたようです。
イエスは砂漠地帯で修行をする一派に入り、そしてヨハネという人の下にいたようです。ヨハネは水で人々を洗礼し「神の裁きは近い、悔い改めよ」と説いていました。ところがヨハネはイスラエルの王に捕らえられて殺されてしまいます。
当時イスラエルはローマ帝国の植民地でした(間接支配だったので王がいたのです)。ところが誇り高いユダヤ人はこれが気に食わず、独立を求めるテロ活動が活発でした。また、ローマの支配に甘んじるユダヤ教の指導者たちに対する不満の声もあったのです。
やがてヨハネが殺されるとユダヤ人の中でイエスを担ぎ出す人たちが現れました。彼らはイエスが指導者となりローマからの独立へ導いてくれると期待したのです。
実際、イエスはユダヤ教とユダヤ人の改革を説いていました。ただし、彼自身が他ならぬユダヤ教徒だったので、ユダヤ教そのものを否定していたわけではありません。ただ彼の教えの革命的だった点は「全ての罪は許された」ということでした。「神様はあなたがたを愛していますよ」と説いて回ったのです。ただ、これはユダヤ教に関する知識がないと理解するのはちょっと難しいでしょう。まあ、彼の教えを一言でいえば「愛」だったのです。

彼の奇跡は主なものでも水をワインに変えた、病人を触っただけでたちまち治した、水の上を歩いた、挙句に死人を甦らせたといろいろあります。それが本当のことだったかどうかは今となっては確かめる術はありません。ただ、イエスは弟子たちに「お前たちは奇跡を見ないと信じようとしない。本当は、奇跡がなくても信じることが大切なのに」と嘆いていました。

やがてイエスの人気は絶頂になり、ユダヤ教の指導者も扱いに困るほどになりました。人々は、ユダヤ独立の指導者になることを望みました。しかし、イエスの答えは否、でした。彼は戦争を望まず、敵とも愛し合うことを説いたのです。人々の失望は、怒りに変わりました。人々はイエスに騙されたと思い、そしてユダヤ教の指導者たちはイエスを逮捕しました。ローマ帝国の知事だったピラトは「こいつに罪があるとは思えない」と答えましたが人々はイエスを十字架にかけよと迫り、やむをえずピラトはイエスを十字架にかけます。
No.3さんの書いている助けてくれというのは、磔にされたときに「我が神、我が神、なぜ私をお見捨てになったのですか」といったことをおそらく意図的に改ざんしたのでしょう。

史実(に近い)のイエスの生涯はこれで終わりです。そして、それから残された弟子たちによってキリストが誕生するのです。でも、それはまたの機会に。

もし、ナザレのユダヤに興味があるのなら遠藤周作の「イエスの生涯」、安彦良和の「イエス」が信者ではない人にも読みやすいと思います。
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#6ですが昨日の新聞記事を読んで思い起こした事の追加を・・・。



新聞記事というのは、「日本書紀の作家が少なくとも2名で、1人はおそらく中国人」と言うものですが、聖書の各福音書の作家は殆どがユダヤ人ではなく、勿論同時代・同地区の人でもありません。

従って#3さんの仰る様な可能性も無くは無い訳ですし、当時のローマの律法からは聖書の記述にある様な事で死刑になる事は無いと言われています。
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この回答へのお礼

おはようございます。

つまり、伝説や奇跡等は殆どでっちあげってことで解釈してよろしいでしょうか?

実在していたことと美術的評価は認めますけど。

お礼日時:2006/12/08 09:20

墓や遺体が見つかっていない状況では、実在したことを断定することはできないわけですが、まあ、おそらくいたのでしょう。



> イエスキリストは実在の人物なのでしょうか?
> だとしたら、奇跡を起こしたのも事実なの?

玄奘が実在すれば、孫悟空、沙悟浄、猪八戒を率いて妖怪退治をしたことにはならないのと同じ理由で、イエスが実在したとしても、ただちに奇跡も事実ということにはならないと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>ただちに奇跡も事実ということにはならないと思います。

いえいえ、私は事実であるとは書いていませんし、そうであるとも考えておりません。

イエスについてこうして語り継がれていることについて、「?」を投げかけているのです。

お礼日時:2006/12/08 00:12

キリストを神と認めたのはローマ帝国で、ナザレのイエスが本当はどう言っていたかは判りません。


最近話題のダビンチコードはともかく、実際に様々な福音書(=記録)が存在したものを、ローマが自己の管理に都合が良い形の宗教とする為整理し(日本書紀等も同じ)、後のローマ教皇が異端狩りをしてさらに根絶やした残りが今の聖書です。
イエスの実在は聖徳太子より確かでしょうが、奇跡云々大半がトリックもしくは噂の拡大といった処でしょう。
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この回答へのお礼

なるほどそうですか。
美術的には好きで、西洋美術館に足運んだりするので、まあこういう質問をしてみようかなと思いついたのです。

お礼日時:2006/12/08 01:08

No.4です。

最後に書き間違いがありました。

× ナザレのユダヤに
   ↓
○ ナザレのイエスに

失礼しました。
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この回答へのお礼

詳しくありがとうございます。

いろいろとあったようですね。イエスには。

この文章は淡白ですが、心の中ではイエスというやつはまったく
と思っております。

お礼日時:2006/12/08 01:06

麻原彰晃(松本智津夫)みたいに最悪の事件をおこして最後は死刑になった奴です。


死刑になるなんてよっぽどの悪人だったのでしょう。
それを信者が「死刑になったのは人々のため」みたいに吹いてまわり、時間と共に原型をとどめないぐらい曲がって美談として伝えられてしまったのです。
奇跡どころか松本智津夫みたいに意味不明の事を言ったりウンコもらしたりしてたと思いますよ。
本当か嘘か知りませんが、はりつけにされる時には「助けて、私は死にたくない!」とか「私にこんなことをしてどうなるか分かってるのか!」と言ったそうです。

これから1000年や2000年経って「麻原彰晃は人々のために奇跡を起こして、みんなの罪を引き受けて死刑になった聖人」みたいに曲がって伝えられたらどうしようと思います。
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この回答へのお礼

まさにそのまんまで分かりやすいです。

ありがとうございます。

お礼日時:2006/12/08 01:01

キリストは実在の人物です。


ただし奇跡を起こしたのかどうかは不明です。

おそらく後年キリスト教徒により奇跡が捏造された?のではないかと
思います。
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この回答へのお礼

なんと!捏造!!

お礼日時:2006/12/08 00:32

こんにちは。



奇跡はどうか知りませんが、キリストは実在の人物です。
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この回答へのお礼

ほうほう。

お礼日時:2006/12/08 00:15

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