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今ピアノでシューマンのgmollのソナタ、一楽章をやっています。
ところが、途中で腕に力がたまってしまって、疲れて最後までもたないんです。もう、最後なんかは疲れのたまりの頂点で、かなり苦しいです。
最初の第一テーマ、シンコペーションの第二テーマ、は大丈夫なのですが、中間部の一番盛り上がるところから、最初のテーマが右と左の16部音符の連続で出てきて、再現部に至るまでが、ものすごく辛く、そしてそれを最後までずっと引きずってしまうんです。一体どうしたらいいでしょうか。
どういう練習をしたら、腕の力が抜けたまま、疲れないで弾けるようになるのでしょうか。どうやら、(このシューマンでもそうですが)、私は和音のトレモロや、音を伸ばしながら中の細かい音を弾く、という技術が苦手のようです。ゆっくり弾けば疲れないのですが、シューマンのソナタはものすごい速さでそれをやらなければいけません。その時に疲れてしまうんです。
私は今どうしてもこの壁を乗り越えたいんです。ある音大の楽理科の者なのですが、次の7月の試験でこの曲を弾かなければいけなくて・・・。なんとしてでも頑張りたいのです。どなたがアドヴァイス、お願いします。

A 回答 (2件)

シューマンのソナタですか~、意外性があって魅力的な和音が素敵ですよね。


まず、毎日、練習しておられますよね。
毎日の無理のない練習が必要な筋力を作ってくれますから…。

椅子の高さなどは大丈夫でしょうか?
あなたの身長によっても高さは異なってきますけど、
かなりの方が低い位置で弾いておられるのでビックリすることがあります。
僕の友人はドイツ人の先生に椅子を最も高い位置にした上に椅子に電話帳を乗せ、
とにかく高い位置で弾くように訓練されました。
体で弾くこと、力の入れ具合が低い位置とは全く異なるので楽になります。

日本人は体の外側から力をかける事が多いので力が過剰になる傾向があります。
例えば指の内側(手のひら側)の意識が重要なのに上から叩きつけるようにして
演奏してしまったり、腕も内側(脇の方の筋肉)足も内側の筋肉が必要なのに
やはり、外側ばかりを気にしてしまうようです。

腕の力が抜けたまま?
先に書いたように腕の内側の筋力は絶対に必要ですよ。
力のかけ方のコントロールをレッスンで習得していくのですが
適当にアドヴァイスをしてくださる先生がおられないと難しいです。
過剰な力を抜こうと思ったら自分の意識を他のところに集中させてみて下さい。
手の力が気になったら腰の辺りの力を入れてみたりとかします。
すると、自然に手の力が抜けたりもします。

最後に…。
初めから大きな音で弾こうとは思わないで下さいね。
小さな音で良いのです。小さくても美しい音の方が良いはずです。
背骨の角度がわかってきたら大きな音の出し方も理解できるはずです。

弾けないくせに偉そうなことを書きました(^^ゞ
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この回答へのお礼

アドバイスとても嬉しかったです!ほんとは、もうこれ以上回答がきそうもなかったので、そろそろ締め切りにしようかなあと思っていたところだったんです。締め切りにしなくてよかったです!嬉しい!!

<椅子は高い位置>やっぱり高い位置のほうがいいんですかー。実は最近椅子の高さは高いほうがいいのではないか、と思うようになっていて少しだけ高くしていたんです。でも、少しだけ、では駄目ですね。私遠慮がちな性格で・・。もっと思い切って高くしてみますね!高いほうが、腕や体の重みのかけ方がちがってくるので、響きもきっと変わる!・・はず。自分の出した響きをよく聞きながら、一番ベストな響きが出せるように努力してみます。

<日本人は体の外側から力をかける事が多いので力が過剰になる>
私、まさにそれかもしれません。。。思い起こせば、確かに外側ばっかり使っています。今その場で弾くまねをしてみても、外側に力が!
指の内側の意識、腕の内側、足の内側、これが大切なんですか!考えたこともなかったです。何かとっても大切なことを教わったような気がします。私のあやまちの一つはそこにあるかも・・。

<腕の内側の筋肉は必要>
筋肉も必要なんですね。私、筋肉もまだまだ足りなさそう。頑張っていっぱい練習して筋肉つけます。私の先生は「むやみに叩かないで、腕の重みで弾きなさい」とよく言ってくれるのですが、ただおっしゃるだけで具体的には教えてくれません。もちろん、見本はみせてくれるのですが、見てもなかなか分からないんですよね。
今度自分からいろいろと質問してみようと思います。また、来年から先生を変えるつもりなので、力のコントロールに詳しい先生にお願いしようかな。とにかく頑張ってみます。

あと、腰に力を、ですね。これは、レッスン中にしばしば言われます。でも、それが力に関係してくるなんて夢にも思いませんでした。驚きです。

<初めから大きな音で弾こうとは思わないで下さい。小さな音で良い。小さくても美しい音のほうが良いはず。背骨の角度がわかってきたら大きな音の出し方も理解できるはず>
これも興味深いお言葉です。とても勉強になりました。なんだか意外なことだらけで、つくずく「やっぱり私はまだまだ音楽の100分の1すら分かっていないんだなあ」と思ってしまいました。kota34はきっといろいろな経験をされたんでしょうね。文章を読んでいると、それが伝わってきます。
私も頑張らなくちゃ!!
今すぐに自分の部屋でシューマンを練習してこようと思います。あっ、バッハも練習しないと!それでは、どうもありがとうございました。なんだか練習が楽しみです。

お礼日時:2002/05/07 20:18

練習あるのみ、というしかないですよね。

で、疲れたら休憩というのは原則。
こういうのには王道はないですよ。

まずもって、シューマンという人は奏法に長けていたのか疑問な点が多く、弾きづらいパッセージが多いです。それもリストのような技巧的なイヤらしさでもなく、ショパンのような叙情的なイヤらしさでもなく、結局ただイヤらしいというだけの楽曲が多くて困ります。だからこういう困難にでっくわすのはとてもよくわかるんですよ。

まあ、ゆっくりなら弾けるということで、メトロノームを使って、そのパッセージを少しずつ速く弾けるように練習していくというのが一番実直なやり方だと思います。もし、変なやり方でお茶を濁すとすると、その癖がついてしまって、今後まともな演奏生活ができなくなるおそれもありますから。

7月ならばまだまだ時間に余裕はあると思います。
しっかりとノルマを立てて練習すれば、大丈夫だと思います。

あ、僕自身なんですが、ピアノは趣味でやる程度なので、厄介な壁にはぶち当たりません。偉そうなことを言って申し訳ありません。ただ、オケでトランペットを吹いていた経験からすると、こういうようなアドバイスができる程度です。
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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございました。
<練習あるのみ>
やはり・・・。私、頭を使いすぎちゃうのか、なかなか続かないんですよね。
なんというか、すぐに集中力が限界になって、休憩!、となってしまうんですよ。
何にも考えないで練習しているだけだったら、3時間、4時間、続くんですけど、
この頃は、表現の仕方とか、音色のこととか、音のバランスとかいんなことを、意識するようになって、それはそれでとてもいいことなのかもしれないけど、なんか集中力が・・・。でも、負けずに頑張ります。

<7月ならばまだまだ時間に余裕があると思います>
そういっていただけると、なんだか安心します。私はせっかちとよく先生に言われるので、焦るのは良くないですね。
ましてや、このシューマンのソナタでせっかちになったら、それは大変!(笑)

お礼日時:2002/05/07 20:27

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