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 外国の映画や小説で、日本語に翻訳去れ、声優が吹き替えする際には、見えない『お約束」があります。

 守銭奴やカネおたくやジャパニーズマフィアは、絶対といっていいほど「関西弁」をしゃべります。

 田舎・僻地出身者は、必ずと言っていいほど、「東北弁」でしゃべります。

 金持や権力者の御曹司は、必ずと言っていいほど「横浜弁」科日本語の標準語」です。

 おかしいですよね?

 守銭奴が、鹿児島弁を、田舎者が横浜弁を、御曹司が東北弁を先ず使いません。

 私は関西人ですが、守銭奴やマフィアが関西弁を使うのはふゆかいです。私も一応「商売人」の端くれですが、「儲かりまっか」「ぼちぼちでんな~」って言った事も聞いたこともありません。

 一体、いつ誰がこんなふざけた固定観念の翻訳の「お約束」をはじめたのでしょうね?

A 回答 (4件)

日本が統一されて江戸時代になった前後からの固定観念です。


商売の専門集団が境・大阪だったからに他なりません。
商人は、金銭を儲けて裕福な暮らしをする、武家は「金」に手を触れるのも汚らわしいと言う風潮が当時あり、しかし実際はその汚らわしい物を稼ぐ商人の力が強かった為に、それまでに抱いてきた「武家」の価値観が脅かされ始めた事を嫌った人々が「商売人」を蔑みました。其処には多分に妬みを含まれて居たでしょう。
そして、前述のように「商人」と言えば「境、大阪」だったと言う事でしょう。
『金』=『関西』と言うお約束の根本です。

また、田舎と言えば東北・・・と言うのも、江戸に幕府が開かれた頃からの物で、それまでは一般レベルでの交流があまり無かったのが、交通事情(主に街道等の整備や戦が無くなった事)の改善により地方からの流入が増えた為に、江戸では多数の『都会者』の中に、まだそれ程文明化されていない、純朴な人達が入ってきた為にその異質振りを笑った事からでしょう。
これは、明治に入り、廃藩置県等、地域の移動に制限が無くなってから拍車がかかります。
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翻訳に限らず、日本のテレビドラマ・映画の中でも「お約束」のステレオタイプな言葉遣いは、はびこっています。


例えば…

・上司から部下へ:「~してくれたまえ」「失敬だぞ、きみ」
・金持ち:「いやだわ、パパったら」「~ざあます」
・年寄り:「~じゃ」「~だわい」
・子供:「パパのばかー」 ……e.t.c。

こういうセリフが出てくると、どんないいストーリーでもがっかりして観る気がなくなってしまいます。ライターや監督の怠慢ですね。
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「声優が吹き替えする際」



質問者のお怒りはごもっともです。が、「外国映画の吹き替え」
には、私は大きな「疑問」を持っています。映画館で上映する映画は
殆どと言っていいほど、「吹き替え」は有りません(アニメ等一部
例外、これは子供達が観るため)、殆ど「字幕」です。

これは、日本だけ(自信ないけど!)の文化みたいなものです。
日本人は、総じて集中力があるので、「外国映画の字幕」をキチン
と追って筋と背景の奥深いところまで理解出来ます。

但し、テレビでの映画放映となると、事情は一変します。ゴールデン
タイムの映画劇場なんてものは「CM」でぶち切れだし、殆どの人が
何かをし「ながら」観てる状況では、とても字幕だけでは駄目ですね。

そこで、「吹き替え」の登場です。ギャングは「関西弁」、田舎ものは
「東北弁」、爺婆は「爺婆言葉」です。

結論が出ました、画面を見なくても筋が追えて、画面を見なくても
登場人物が想像出来て、となると「吹き替え」以外は考えられません。
子供がバタバタして、電話掛かってきても、これなら大丈夫、、、、、

尚、「字幕」に比べて、「吹き替え」の方が圧倒的に「制作コスト」は安上
がりです。特に有名俳優を使わない限りは、、、、「字幕」の何と時間の
掛かることよ、「字幕」に何と手間暇と情熱掛けていることよ、、、、、、
あの「壱秒間に四文字」で流れる字幕のいとおしいことよ、、、、、
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

関西人の私としては、守銭奴やマフィアが関西弁をしゃべるのが不愉快でした。
ユダヤ人が守銭奴で、イスラム教徒がテロリストで、と言う決め付けにかなり似ていて危険だと思っています。

お礼日時:2006/12/23 05:48

実は、字幕翻訳の教室では「方言は使うな」と指導されます。

また、業界も基本的には、このルールに則っています。理由は質問者さんもご指摘の通り、誤ったステレオタイプにつながるからです。そして、その教え、というか業界のルールを守っているがために、原語のニュアンスが失われている例も多々あります。

さて、私は数多くの英語の映画を、翻訳のされ方を意識しながら見てきましたが、「守銭奴やカネおたくやジャパニーズマフィアは関西弁、田舎・僻地出身者は東北弁、金持や権力者の御曹司は横浜弁か標準語」という傾向があると感じたことはありません。

ただし、「アメリカのテキサス訛りは関西弁に、アメリカの中部地帯の山奥の訛りは東北弁に、若者は『~じゃん』という口調に、老人は『~じゃ』『~のう』という口調に」訳される傾向があるとは思っています。また、名古屋で誰も「~じゃん」を使っていなかった時代に、名古屋が舞台だと公言していた『中○○日記』の登場人物がみんな「~じゃん」を使っていたとも記憶しています。

結論:私も、おかしいといえばおかしいと思います。しかし、ならば原語の訛りをどう表現したらいいのかと考えると、それもまた難しいのです。一応、業界のルールとしては、なんといいますか「首都圏の言葉」の範囲内で訳すように指導されていますね。例えば、「私は、すごく~ですよ」と「俺は、すげえ~だぜ」を対比させるという程度のとどめていて、よほどじゃないと「おらは、すんごく~ずら」とは訳さないし、訳しても世に出るまでのどこかで抹殺されます。たぶん、生き残るのは、特にコメディなどで、製作者の間でたまたま意見が一致してしまったものでしょう。どんどん製作側にクレームするといいですよ。

余談ですが、逆に、本当はいつも方言でしゃべっているくせに、著書では東京弁でしゃべっていることにしている作家がいたりします。これも変だと思うんですけどね。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

私自身フリーの英語とスペイン語の通訳・翻訳業者なんですが、エンタメや文化関連の仕事はやった事がないので、あなたの助言は助かりました。感謝します。

お礼日時:2006/12/23 05:44

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