
No.5ベストアンサー
- 回答日時:
うーん、なかなか面白い話しですね。
>1箇所に固定して使用するのではなく,複数の家庭を移動して使用するので,既存の配線で使用したいのです。
なるほど。
それなら別回路のコンセントに接続する必要があります。
しかし、現在は通常の家庭では単相3線式契約でしょうから、相が違えば200Vでショートしてしまいそうです。極性を間違えてもショートです。かなり危険です。
何故に分岐回路が存在するかと言えば、配線と機器の保護のためと考えられます。分岐ブレーカ-で配線とコンセントやプラグなどの機器が過電流により焼損することを防ぐためでしょう。
2つある系統のどちらも15Aを超えないように制御できるなら、上記の目的は達していることになります。(例え片側のコンセントからプラグを引き抜かれても、残る系統の電流が15Aを超えないように制御するということですね。)
しかしながら、現在の内線規程はこのような使用方法を想定していません。無理に適用するとすれば、内線規程1335-9〔電線の並列使用〕になると思います。それによれば、以下の各号に適合しなければなりません。
1.並列に使用する各電線の太さは、銅線にあっては断面積50sq以上、アルミ線にあっては断面積80sq以上であること。
2.並列に使用する電線は、同一導体、同一太さ及び同一長さであること。
3.供給点及び受電点における電線の接続は、次のいずれかによること。
a.同極の各電線は、同一ターミナルラグに完全に接続すること(ろう付けによる場合のターミナルラグは、各電線ごとにそう入穴を備えたものであること。)。
b.同極の各電線のターミナルラグは、同一の導体に2個以上のリベット又は2個以上のねじでゆるまないように確実に接続すること。
c.その他電流の不均衡をきたさないこと。
4.並列に使用する電線は、おのおのにヒューズを装着しないこと。(共用ヒューズは、差しつかえない。)
これらの規定は、他の方が指摘されるように電流の不均衡による過熱や焼損を防ぐためにあるものと考えられます。お考えの方法はこの規程を全く満たしません。
ですが、これは「勧告」であり、大元の技術基準は性能規程ですから、「危険が無い」と証明できれば不可能ではないと思います。一般家庭なら低圧受電で一般用電気工作物になるでしょうから、その保安確保は電気事業者(通常は電力会社です)の仕事です。所轄の営業所に相談することになるのでしょうが、簡単に了承するとは思えません。
お使いになる各家庭に30A専用回路と分電盤直近にでも30Aコンセントを設けた方が、安全で安価に出来るものと思います。(分岐回路は80%で使用です。)
ご指摘の「相3線式契約でしょうから、相が違えば200Vでショートしてしまいそうです」は盲点でした。参考になります。
内線規程は勉強になりました。
あと,危険が無いことの証明となるとハードルが高そうですね。
ご回答ありがとうございます。
No.6
- 回答日時:
あー、考えてみたら、もっと危険な状態になります。
片側の分岐ブレーカーを切ってももう片側から充電されるため、感電の危険が大きくなります。他に負荷があったりしたらなお厄介です。(切ったはずの回路が活きている!)しかも、もし片側のプラグが抜けたら「刃」の方に電気が来て感電することになるではありませんか。
やはりお考えの設備構成は危険です。感電事故でも起きたら責任を問われますよ。
片側の分岐ブレーカーが切れたら並列を解くような装置が必要かもしれませんね。
クリアすべき問題が多いですね。
ご回答ありがとうございます。
No.4
- 回答日時:
1.2つのコンセントが離れたところにあり同電位の場合、重圧側をそろえて配線する必要があります。
そうしないとショートして危険です。また、コンセントの許容規格電流が異なると、どちらかの配線が発熱することがあります。2.2つのコンセントが離れたところにあり、電位差がある場合に、並列接続をすると、配線の内部抵抗が異なるので、どちらかの配線が発熱して危険です。
3.2つのコンセントが近くにあり同電位の場合、接続点までもどり、許容電流が20アンペアであれば問題なく使用できます。
No.1
- 回答日時:
それって結局こうだよね?
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□+---1---+□□□□□
大元---+□□□□□□□+---2000W
□□□□□+---2---+□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
それとも2000W側に100Vの入り口が2つあるの?
法令は判らないけど契約上、契約者のみが使う事が前提になっていた筈。
両方自分だった場合、という話なのかな?
そんな手の込んだ(様々な意味で)危ない事しないで20A通せるようにすれば良いのでは?
何となく、アパートで突然芯貼り機とか特殊印刷機を使う事になったんだけどどうしたら良い?っていう相談の様にも見える。
この回答への補足
>それとも2000W側に100Vの入り口が2つあるの?
2000W負荷の入口は1つです。(100Vの電源プラグが1つ)
1軒の家の中で使用いたします。
>そんな手の込んだ(様々な意味で)危ない事しないで20A通せるようにすれば良いのでは?
1箇所に固定して使用するのではなく,複数の家庭を移動して使用するので,既存の配線で使用したいのです。
●補足送信後,誤りに気づいたためこの欄にて訂正させてください。
誤:2000W負荷の入口は1つです。(100Vの電源プラグが1つ)
↓
正:入口は2つです。(100Vの電源プラグが2つ)。機器内部でこの2つの系統は1つに統合されます。
ご回答ありがとうございます。
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