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メーカー側(発送主)の立場からみる、コンテナ輸送のメリット、デメリットとは何でしょうか?また、荷受する(倉庫)側のメリット、デメリットとな何でしょうか?ご教授頂ければ、幸いです。

A 回答 (3件)

コンテナ輸送のメリットとしては、非コンテナ輸送に対比して以下のメリットがあると思います。


1)ISOで規格化された容器を利用しての輸送によることのメリット
 1A)運賃面でのメリット
 1B)輸送安全性でのメリット(規格化された容器による輸送であるが故の安全性の高さ及び、海上輸送の場合はコンテナ輸送船によるコンテナの大量輸送に依る安全性の向上)
 1C)各種手続きのメリット(税関等の手続きをコンテナ単位若しくは、コンテナ容器だけで構成されたシップメント毎での申請及び処理が可能)
 1D)混載等の方法に比べて、一般的には立米当たりの手数料が安い(ただ、この場合でもフルコンテナを立てれるかどうかはコストを要再確認です)。

コンテナ輸送のデメリットとしては、非コンテナ輸送に比較して以下のものがあると思います。
2)比較する対象の輸送手段がフルコンテナを手配するよりも指定単位当たりのコストが安くつく混載等の輸送方法である場合。
 2A)上記に概略を書きましたが、コスト計算をしてみれば明確になりますが、コンテナを1本単位で利用することが、貨物量に依っては、立米当たりの輸送コストが混載等に比べて割高に成ることが有ります。
 2B)コンテナを利用して配送した場合、追加の仕分け及びその後のトラック等に依る配送を追加しない限りコンテナでの配送に成るので、目的地でコンテナからの荷降ろしが不適切な場合はデメリットに成り得ます。
 2C)一般的にはコンテナ単位で封印をして移送するのですから、そのコンテナの中にある貨物の内の一部を優先的に取り出して急いで処理をすることが、非コンテナ輸送に比べて困難。
 2D)陸運部分で、道路インフラが良くない場合は、一般的なトラック輸送に比べてコンテナ輸送はデメリットになります。

3)比較する対象の輸送手段が、コンテナ(特殊コンテナを含む)のサイズに入らない貨物を運ぶ場合(ブレークバルク)
 3A)対象貨物の大きさ及び重量により、特殊コンテナを含めて、コンテナに積載出来ないというデメリットがあります。

以上。思い付く限りでは、上記の様な感じです。
目的地が倉庫であるなら、その倉庫がコンテナ荷受に対応しているのかどうかは、確認すべきでしょう。
また、コンテナ荷受に対応していても、コンテナ重量制限及び、そのコンテナ内部の貨物の積み付け方法に関しての指定の有無を確認すべきでしょう(荷降ろし側の倉庫の条件に依っては、特定の方法で積み付けされたコンテナ内部の貨物を取り出せない可能性が有ります)。
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メリットは一番様の通りでよいと思いますが、



特に日中間でコンテナ輸送で頻発している問題は、

コンテナ箱の「メンテナンス不良」

アルミ天井や側面に、金属腐食やフォークリフトの爪

等で細かな穴が空いていて、運搬途中で雨漏り・進水、その結果

コンテナ天面や床面に水溜まり、天井部分や床部分の段ボール

が水濡れ。。。。コンテナから荷物取り出した段階では気が付かず

客先へ配送、開梱時にやっと判明、、、ここで「船社」「海貨業者」

「国内輸送業者」「保険会社」の間で「誰が補償する」の問題が

頻発しております。 特に、荷動きが激しくじっくりコンテナの

メンテナンスが出来ていない発展途上国→日本到着は要注意です。

こればかりは、いい防止策が見当たらない(ポリラップ以外は)

念入りに「Palletize」梱包して床面からの浸水を防ぐか、、、、
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こんにちは。


まず、輸出の場合
(1)コンテナーだと貨物内容によっては2重外装梱包を必要としない
(電気機器や、機械品など。そのためマーキング作業も不要。)
(2)ボリュームや倉庫-港の距離によっては、トータルでコンテナーの方が
安くあがることがある。
(トータルとは、横持ち料金、海上運賃、梱包料金など)
(3)カット日が1~2日CFSより遅い(船積み前日程に余裕が出る)
などでしょうか?
(4)貨物の紛失や盗難の可能性が少ない
十数年前は、コンテナー出荷でないとWaybill発行に応じてくれない
船社もあったようですが、最近は全然そんなことないですしね。

また、輸入の場合も輸出と全く同じで
ボリュームと航路・港-倉庫間の距離によっては、
コストも安く上がりますし、荷受もCFSより早くできます。
もちろん荷受に至るまでの紛失・盗難の可能性もかなり低いです。
(ただ、逆にフリータイム内にコンテナ引取りできないと
超過料金が結構掛かってきますので、近海航路の場合は
Shipperから船積み書類を早めに入手
することが必要になります。)

思いつくままあげてみました。
何かお役に立てれば幸いです。
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この回答へのお礼

早速のご回答有難うございます。非常に勉強になります。

お礼日時:2007/01/18 17:40

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