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 He is to blame.という文章で、この to blame は、不定詞の何用法でしょうか?文章そのものの意味は、「彼が責められるべきだ→彼の責任だ」だと思うのですが、叙述用法と考えて、形容詞か名詞用法なのか?is を修飾する副詞用法なのか、判然としません。どなたかご教授ください。以下の過去の質問を参照しましたが、もっといろんなお考えをお教えいただけたら幸いです。

http://oshiete1.goo.ne.jp/qa1242960.html

A 回答 (11件中1~10件)

 例えば,punishment という名詞は「罰すること」「罰せられること」,insult は「侮辱すること」「侮辱されること」,murder は「人を殺すこと」「殺されること」いずれの意味にもなります。

動詞の名詞形としての名詞には,動詞のもつ時制や態などの意味合いは含まれず,前後の文脈から判断することになります。
 
 to +動詞の原形,いわゆる to 不定詞は歴史的には,動詞をこのような名詞のように用いるために始まりました。もちろん,今でも名詞的用法として受け継がれています。

 今では副詞的用法に分類されますが,「~するために」や「結果~する」という用法も「~することの方へ向かう」という意味で,to が方向を表し,動詞の原形は名詞的なものでした。その証拠に,現在の前置詞 to に,starve to death のような結果の用法があります。go to sleep や go to work のような表現は,今では,sleep, work とも名詞と考えられていますが,もともとは to +動詞の原形だったのではないでしょうか。

 とにかく,to 不定詞は,方向を表す前置詞 to の後に名詞的なものがきているのが起源であり,insult などの名詞と同様,時制や態などは含まれていないのです。He is to blame. という表現にしても,「彼は責任の方へ向かう」という感覚で用いられ始めたのでしょう。そして,通常は「責められる」という受動の意味だと判断されました。

 その後,to 不定詞は進化し,動詞としての要素が強まり,to be 過去分詞で受動態を表し,to have 過去分詞という完了不定詞,for ~で意味上の主語を表すようになりました。

 このような,現代の to 不定詞の用法から考えると,to be blamed という形が正しいことになるのです。

 したがって,ネイティブスピーカが,この to blame の blame を名詞のように感じてしまうのもうなずけます。しかし,これを現代の文法にあてはめて,何かが省略されているなどと考える必要はなく,「責めの方に向かう」という古くからの表現が慣用的に今でも用いられているのです。
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この回答へのお礼

いやはや、いつもどうりの素晴らしいご説明、心から感謝いたします。Wind 先生の深遠な知識には、sarcasm では無く、頭が下がります。これからもよろしくご指導お願いします。<(_ _)>

お礼日時:2007/01/20 22:44

No.6のRiverviewです。



No.6の回答では何故blameを名詞と捉えるべきかに触れていなかったので、補足したいと思います。

You are to pay off the loan.
そのローンを返済すべきだ、というのは納得がいきます。
He is to blame for the accident.
しかし、どう考えてもis to blameを非難されるべきだ、と捉えるのには無理があるように思えます。やはり、この意味では次のようにするしかないと思えます。
He is to be blamed for the accident.

次に名詞+to+動詞という構文では、この名詞を動詞の意味上の主語と捉える場合と動詞の目的語と捉える場合とがあり、いくつか例を挙げます。
名詞が意味上の主語
She has no friend to help her.
She is the one to lead the club.
名詞が動詞の目的語
She has many books to read.
Is there anything to sell?

この場合でも、非難されすべきだ、という意味にするため、He is the oneとくれば、
He is the one to blame for~には無理があって、次の文が妥当だと考えます。
He is the one to be blamed for the accident.
そして、この文からthe oneとbeが省略され、さらに、blamedがblameになったというのはしっくりきません。

そうだとすると、blameを動詞として捉えるにはどうも無理があり、名詞として捉えてはどうかというアイディアがでてきたわけです。
過去の質問ではtoをblameという名詞につく前置詞という解釈はできないかと悩んだわけですが、
He is to (be given the) blame for the accident.
こういう形で動詞の部分が省略されると捉えるのは理解しやすいと感じたわけです。
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この回答へのお礼

 詳しいご説明を、度々ありがとうございます。<(_ _)>

お礼日時:2007/01/19 16:49

No.8 です.日本の文法ではなく,イギリスの文法の Active and Passive Infinitive を翻訳しただけで

す.分類自体は重要ではありません.
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この回答へのお礼

度々の回答いたみいります。<(_ _)>

お礼日時:2007/01/19 16:48

明らかに不定詞ですね.能動受動の不定詞とされています.


意味は受動ですが見かけは能動.形容詞用法の不定詞.
responsible for something bad that happened の意味です.良いことではなく悪いことへの責任です.
eg) Nobody was to blame for the problem.
the one を補うのは自由です.
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この回答へのお礼

 ご説明ありがとうございます。「能動受動の不定詞」という用語はどちらからの出典かよろしければお教えいただけませんでしょうか?

お礼日時:2007/01/18 08:39

不定詞と考えるより、be to do の特別な用法だと考えてください。

辞書で be を引けば、載っています。以下のような意味があります
1.~することになっている
2.~すべきだ
3.~出来る
4.~する運命だ

He is to blame. は 2 の用法でしょう。彼は責められるべきだ
本来なら、He is to be blamed. になるはずですが、慣用的に、to blame になっていると思います
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この回答へのお礼

 ご説明ありがとうございます。<(_ _)>

お礼日時:2007/01/18 08:37

前回の回答ではblameが名詞ではないかと考えましたが、今ひとつ説得力がありませんでした。

その後、英語圏のサイトでこの質問をぶつけてみました。その回答の主旨はこうでした。

He is to be given the blame (by us) for what happened.
toは不定詞を示す前置詞、blameは名詞、この形式からbe givenとtheが省略され、見かけとしては不定詞のto + blameが成立し、形容詞的に働いている。

それでは、何故be to blameだけが成立して次のような文が成り立たないのかについては未だに疑問は残っているものの、この説明に一応納得しているというのが現況です。
He is to censure.
He is to fault.

ついでながら、このbe to blameの用法はかなり時代を遡り、シェークスピアの作品でも使われています。
You were to blame, I must be plain with you,
To part so slightly with your wife's first gift:
Act V Scene I
The Merchant of Venice
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この回答へのお礼

詳しいご説明いたみいります。<(_ _)>

お礼日時:2007/01/18 08:36

× He is to blame.


He is the one to blame. →非難されるべきは彼です。(強調したい場合)
He is to be blamed. →非難されるべきは彼です。(普通にいうとき)

勉強でやっているのどうかわかりませんが、なんとか法とかはっきりいって実世界では役に立ちません。

外国語を習うのであればその国の単語を覚えて言って現地でその覚えた単語だけで十分に暮らせます。そのうちに文法も身についてきます。
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この回答へのお礼

 おっしゃるとおりだと思います。ただこれは、高校で教えてる内容に関する、疑問でして、実力テストの解答の別解として、点数をあげたものか否か迷うものがあっての質問です。私自身も、合衆国に11年間暮らした者ですが、文法事項には、不可解なもの、あるいはまだまだ私の知り及ばないものが多くありまして、日々、学習に励もうと思っています。

お礼日時:2007/01/17 11:07

見当違いなら平にご容赦を、



He is [the person whom we have] to blame.

[the person whom we have]が省略されたと考えたら、

間違いでしょうか?
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この回答へのお礼

 早速の回答ありがとうございます。仰るとおり、または、ほかの方の仰る、 the one の省略と考えるのが、無難ですね!

お礼日時:2007/01/17 11:00

lukelivestrongさん、



いわゆるbe to不定詞ですね。to以下が他動詞の場合は古語では受身の意として使われていたようです。それが慣用句としていままで残ってきたようです。確かに、イディオム的に覚えるしかないのですが、こうやって悩むと二度と忘れられませんね。

下の参考URLの一番下に同様に悩んだ方がおられますよ。

参考URL:http://www4.rocketbbs.com/141/saikyou.html
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この回答へのお礼

 早速の回答ありがとうございます。参考URL などを参照し納得しました。

お礼日時:2007/01/17 10:58

こんにちは。



私は、文法用語とか難しいことはわからないけど。

He is to blame.= He is to be blamed. です。
ジーニアス英和辞典より

こんなことはもう知ってるかも・・ごめんなさい
わたしも He is to blame の方は、責める 
というのと意味が違うから、いまいちわかりません。
He is to be blamed.が、変化したのかな?ぐらいの認識です。
(私の、理解するための勝手な想像です)

He is somebody to blame.
He is somebody to be blamed.
somebodyをおぎなったら、なんだかわかりやすいような気が?します。

blameは、「冒涜する」がもともとの原義だそうです。
それもちょっと難しいけど・・
日本語とは一致しないし、言葉よりイメージでとらえて
よいのではないでしょうか
「彼が責められているところ」を、絵に描くなり、想像して・・・
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この回答へのお礼

 早速の回答ありがとうございます。いろいろ調べていただきまして感謝いたします。

お礼日時:2007/01/17 10:47

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