
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
「静けさ」を例にします。
静(しづ)けし ⇒ 静けさ…「静かさ」の度合い、もしくは、「静か」という意味
遥(はろ・はる)けし ⇒ 遥けさ…「遠さ」の度合い、もしくは「遠い」という意味
「はろ」と読むのは、奈良時代以前か、それが現代まで残った地方方言ではないか感じます。
万葉集に、
・夏山の木末の茂に霍公鳥鳴き響むなる声の遥けさ(1494)
・秋萩の散りの乱ひに呼びたてて鳴くなる鹿の声の遥けさ(1550)
・ほととぎす鳴く音遥けし里遠みかも(3988)
などの例があります。
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