プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

独学で脚本の勉強をしている者です。
ペラ一枚(200文字)で大体映像にすると30秒、というのが基本だと思います。
つまりは400文字詰め原稿用紙なら一枚で1分という計算です。
実際、募集されているドラマのシナリオコンクールなども、一時間ドラマを
想定し、400文字詰め原稿用紙で50枚~60枚ぐらいが相場です。

それは知っていたのですが、私の中で一つの思い込みがありました。
私はてっきり、一時間ドラマといっても、正確には54分だし、途中でCMや提供が入るわけだから、
脚本は400文字詰め原稿用紙60枚よりも少ないはずだ、と思っていたのです。

先日まで放送されていた、「僕の歩く道」というドラマを見て、CMや提供、
エンドロールなどを除いた「実際に映像が流れていた時間」を計ったら、
45分程度でした。なので私は、脚本も400文字詰め原稿用紙45枚くらいだろう、
と思っていたのですが、実際に使われた脚本を拝見したら、丁度60枚でした。
また、その他のドラマの脚本も拝見したのですが(マイボスマイヒーロー、女王の教室など)、
すべて約60枚でした。

ということは、私の考え方が間違っていたということでしょうか?
一時間(54分)ドラマから、CMや提供の時間も除いたうえで、
「一時間(54分)ドラマの脚本は大体400文字詰め原稿用紙60枚」なのでしょうか?

A 回答 (6件)

『一枚30秒』自体が『絶対』では有りませんから。


時間どうりに朗読する物ではないので、話の作りによってはショートする事もあります。
で、弱冠長いのは直せたり演出で詰められます。
まあ、程度を超えて長いのは厄介ですが。
原稿用紙でのページ数は参考程度と思ったほうがいいですよ。
プロが書いた『原稿(スタイルにしたがっている)』で、番組の枠や誰が演出するかがわかっていれば見て「長い」とか「短い」とか判断出来ますが。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。「一枚三十秒」があくまで目安なのは分かっている
のですが、沢山の54分ドラマの脚本を見てきて、すべてが60枚だったので……。
あくまで目安ですが、僕の「54分ドラマの脚本はCMなどを除くから45枚程度だ」
という考えは合っているのでしょうか?
「そのときによる」というのは分かっています。あくまで目安としての質問です。

お礼日時:2007/02/15 17:18

こんにちは。




>実際に使われた脚本を拝見したら、

>私の見た脚本というのは、
>「月刊ドラマ」という雑誌に掲載されているもので、

についてですが、NO5さんがおっしゃるように「月刊ドラマ」に掲載された脚本は、撮影現場で「実際に使われた脚本(最終的に使用されたもの)」とは異なっていると思います。(勿論すべてとは言えませんが)

ご質問の「僕の歩く道」ではなくて恐縮ですが、手元に「僕と彼女と彼女の生きる道・第二話」掲載の「月刊ドラマ」と「TV放映された映像」がありますので、このドラマの冒頭数シーンについて「月刊ドラマ掲載脚本内容」と「TV放映された映像」を試しに確かめてみたところ、月刊ドラマ掲載脚本にはあるのに映像にはない部分が数カ所ありますし、逆に掲載脚本にはないシーンが映像にはあるという部分も存在しました(掲載脚本冒頭から174行目までを急ぎ確かめました)。

また、上記以外のドラマについても、同誌掲載脚本と実際に放映されたドラマを比べた経験が何度かありますが、同誌掲載脚本と実際に放映されたドラマ内容とに差異(構成・台詞・シーン数等の違い)があることは珍しくありません。

ご質問に対する直接回答ではありませんが、質問者さんの疑問解決に少しでもご参考になればと思い投稿しましたm(__)m。
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この回答へのお礼

どうもありがとうございました。参考になりました

お礼日時:2007/02/24 19:37

こんばんはぁ。

二度目の書き込みになります。

tohoho1114さんが確かめてみたように、民放のTV放送の場合、1時間枠でタイトルやCMを除くと正味45分くらいになるわけですけど、実際に撮影した映像を粗編集したものは45分以上(だいたい50分から55分くらいでしょうか)になっているはずです。
とすると元の台本そのものを原稿用紙の文字数に換算すると60枚弱はあったかと思います。
この部分で”正味45分しかないのに脚本は60枚”となっていたのではないでしょうか?

「月刊ドラマ」の脚本はちゃんと調べたことがないのですが、撮影に使われたものがそのまま掲載されていない可能性が高いと思います。
というのも違う作品なのに行数がまったく同じ1200行、ってことはまずありませんので。
紙面の都合などから実際の放送時にはカットされた部分なども掲載されているんじゃないでしょうか。また手書きの原稿用紙とは違って紙面の見栄えから、句読点を詰めたりぶら下げにしたり、など体裁を整えているでしょうし。

ということで1時間ものはおよそ60枚と思っても差し支えないと思いますよ。
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この回答へのお礼

こんな私の屁理屈のような質問に何度も付き合っていただいて、どうもありがとうございました。

お礼日時:2007/02/24 19:36

あ、解りました。


疑問点は、どの様なフォーマットでも要求枚数が変わらない事に対してですね?(未だ違ったりして・汗)

実際にはもっと大雑把です。
一時間なら何ページ、二時間なら何ページというふうに大体の目安が決まっているだけで、個々の細かいフォーマットに合わせている物では有りません。

確かに番組によって数分の違いは有りますが、台本内容によっての相違のほうが実際に撮影する時には遥かに大きいので、問題になりません。

然しながら、例外もあります。
NHKです(笑)

NHKの一時間ドラマは
「ほんとに一時間分有るんだぜ!」
と外部スタッフが驚くような事もあります。
(勿論実際には55分だったりしますが)
ただ、脚本家はNHKの仕事ならばこう、他の仕事ならばこうという実績と経験に基づいて本を書きますので(とは言え、最初からきちんと尺に収まる台本なんか殆ど存在しません。民法でもNHKでも)、先輩から教えてもらったり、仕事を請けたときの打ち合わせなどで確認するという事になります。

もっとも、学校など、脚本を勉強する為の所では、そもそも決まった枚数に合わせられない事はマイナスとなりますので、この『ある程度の目安』を厳守するように教えるかもしれませんが、訓練としてみれば当然でしょう。
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この回答へのお礼

こんな私の屁理屈のような質問に、
何度も付き合っていただいてどうもありがとうございました。

お礼日時:2007/02/24 19:36

>僕の「54分ドラマの脚本はCMなどを除くから45枚程度だ」


>という考えは合っているのでしょうか?

目安で考えるならばやはり『違う』…としか言えません。
確かに字数、枚数で厳密に分ければ仰るとおりになるのかもしれません。が、通常目にする台本の書式と、ご質問者様が400字詰め原稿用紙にどの様に書いていらっしゃるかの違いが解らないので…

通常印刷された台本ならば、大体が1ページ、行数からして14~17行、列の文字数は25文字程度、でしょうか。夫々の作品によって、番組枠によって、会社によってこの仕様が変わります。
しかし、どの台本でも基本的な時間読みは変わりません。勿論、きちんと呼んで、枚数超過分は単なる文字だけなのか、或いは実際に映像化したらスカスカでたり無い物なのかが解りますが、飽く迄も目安としてどうか?と言う事ならば60枚が正解です。
CM等の要素は常に絶対では有りません。その時の都合で番組フォーマット等変わるものなので、きっちりその番組枠に合わせて、絶対に変わり様が無い時間読みでの脚本がもしも作れる物ならば、ご質問者様の計算でも良いかもしれませんが。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。私の見た脚本というのは、「月刊ドラマ」という雑誌に掲載されているもので、20文字ずつで印刷されていました。
それで「僕の歩く道」の2話目の脚本が1200行あったので、400文字詰原稿用紙60枚と判断しました。ちなみに私の脚本の書き方とその雑誌の脚本の書き方は同じです。
貴方のおっしゃるとおり、書く側がそんなに枚数を気にすることはない、というのは分かるのですが、自分の考え(45枚ほどだろう)
と15枚もの差があったうえ、私がその雑誌で見た1時間ドラマの脚本すべてが1200行ほどだったので、もしかして一時間ドラマの脚本はCMなどの時間を抜いた目安で考えても45枚ではなく、60枚なのか、と気になり質問させていただきました。

お礼日時:2007/02/16 18:38

こんにちは。


tohoho1114さんの考え方は、発想が逆のような気がします。
監督やプロデューサーなど製作サイドの人間が、シナリオを渡されて、その分量から分数を計算するときに、ペラ一枚=およそ30秒と考えます。
ですので、書く立場の人間がペラ一枚=30秒と、シーン毎に意識して書くことはあまりないと思います。
映画の場合だとおよそ200枚の原稿の場合、完成した尺(分数)が100分程度のものになると判断するんですけど、ト書きがまるまるペラ一枚分あっても、それを10秒の映像にすることも1分の映像のすることも可能なので、あくまで全体の分数を見極めるための概算として考えた方がいいと思います。

ちなみにご覧になった”実際に使われた脚本”というのは印刷されたものだったのではないでしょうか?
だとすると1ページが200文字詰めではなかったと思います。
三交社やシナリオプリントなど印刷する会社や発注元の製作会社によってちょっとだけ違うんですけど、国内の形式は数種類しかありません。
もういちど目にすることが出来るようでしたら、各ページの”ト書きの行”の文字数、”台詞の行”の文字数をチェックしてみてはどうでしょうか?

あと参考ですが、書店で売っているドラマやシナリオの雑誌に掲載されている台本は1行を20文字で印刷されていたかと思います。
撮影の現場で使われる台本は神田の矢口書店なんかで入手出来るものもあります。関東近郊にお住まいでしたらお店に行けばなにか参考になるものもあるかもしれませんよ。
http://homepage3.nifty.com/yaguchi/
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。私の見た脚本というのは、「月刊ドラマ」という雑誌に掲載されているもので、20文字ずつで印刷されていました。
それで「僕の歩く道」の2話目の脚本が1200行あったので、400文字詰原稿用紙60枚と判断しました。貴方のおっしゃるとおり、書く側がそんなに枚数を気にすることはない、というのは分かるのですが、自分の考え(45枚ほどだろう)
と15枚もの差があったうえ、私が見た1時間ドラマの脚本すべてが1200行ほどだったので、もしかして一時間ドラマの脚本はCMなどの時間を抜いた目安で考えても45枚ではなく、60枚なのか、と気になり質問させていただきました。

お礼日時:2007/02/16 18:35

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