「これはヤバかったな」という遅刻エピソード

家電の新製品によく聞く、オープン価格というのがあります。お店とお客との話あいで価格を決めるというのが大前提らしいのですが、いくら話しあいで決めるといっても1円で販売するわけで無し、ある程度の販売価格は決まっているみたいです。何故、この様なオープン価格という設定をするのでしょうか?どの様な意図があるのでしょうか?

A 回答 (8件)

>お店とお客様の間の話会いで価格を決めて下さい



というのは、メーカーの設定する標準価格がある商品でも同じです。法律上、メーカーは、小売店が幾らでお客に売るかに干渉してはいけない事になってます。標準価格が10000円の商品を15000円で売ろうが10円で売ろうが、小売店とお客が納得していればメーカーとしては干渉できません。ただし、小売店の姿勢としての問題は発生するかもしれませんが、これは基本的にはメーカーの関わる問題ではありません。

ただし、メーカーが標準価格を大幅に下回る値段で小売店が売れるような卸価格を設定すると、標準価格の表示が不適正であると公正取引委員会から怒られます。ですから、ライバル商品が多っかたり、モデルチェンジが激しくて、短期間で値段の変動が激しくなることが予想される商品では、オープン価格という設定にして、売値は小売店が決めてください。お客は、その値段に納得すれば買ってくださいという形になります。

メーカーの卸価格は、卸基準価格の○○%という形で決められることが多く、実質的にはこれがメーカーの設定する標準価格ですが、消費者に明示しているわけではありませんので、市場の動向を見ながらこまめに変更が可能です。

これが標準価格を設定してしまいますと、消費者向けに告知しないとなりませんから、カタログを刷りなおして、古いものを回収するとかの無駄も発生しますので、こまめな変更はできません。標準価格を変えると、すでに買ったユーザーからのクレームがメーカーに入ることもありますから、やりにくいですし・・
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この回答へのお礼

ご回答を頂き、有難うございます。なるほど・・・、よく解りました。

お礼日時:2007/05/06 13:29

元店員です。


話し合いで価格をきめろ、という事ですが、主導権は店側にあります。
「入荷価格」プラス「粗利益」プラス「消費税」が店頭表示価格です。

話し合いの余地があるのは、この3つのなかの粗利益だけです。
電化製品の場合、5パーセントから20パーセントくらいの幅で粗利益が上乗せされます。
この割合は、製品の種類によって変動し、パソコンなど5パーセントも無い事が多く、相談の余地はほとんどありません。
この粗利益の割合を高くしてある商品ほど、価格交渉で大きく値段が変化します。

店の責任者は、この粗利益を損益のでないギリギリまでは交渉に応じてくれます。

よく、当店の価格相談の限度は仕入れ価格までとしていただきます。と広告の隅に小さい字で書かれています。ここまで行くと、本当は損益です。

商品のメーカーからの運送料、在庫倉庫の経費、消費税、という項目が無視されるので、商品を無償でメーカーからお客様に移動させただけ。費用は店持ち、という状態です。これは、相当厳しい価格交渉をするお客様を相手にするときの手段です。この金額で商売できるんだから、もっと仕入れ値は安いんだな、と思われては困ります。販売することで損害を被っている場合も多いのです。

仕入れ価格は各社まちまちなので、これがオープン価格の相談の限度だと思ってください。

ただし、商品が売れ残りで、仕入れ価格を割ってでもお金に換えたいという場合はこの限りではありません。

ご参考までに。
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この回答へのお礼

有難うございます。よく解りました。

お礼日時:2007/05/06 13:32

全国家庭電気製品公正取引協議会のQ&Aページをどうぞ。



http://www.eftc.or.jp/qa/qa.html
Q1 カタログや折込みチラシなどで「オープン価格」という言葉をよく見かけますが、どういう意味なのでしょうか?
Q2 なぜ、メーカー希望小売価格を途中で撤廃するのですか?
Q3 なぜ、メーカー希望小売価格を設定しないで、発売当初からオープン価格にするのですか?
Q4 実際に販売に携わる小売事業者への、価格撤廃されたことの周知はどのようにして徹底されているのですか?
Q5 消費者がオープン価格かどうかを確認したい時は、どうしたらよいのですか?
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>お店とお客との話あいで価格を決めるというのが大前提らしいのですが、



客は関係ありません。
メーカーと販売店の関係です。
メーカーの卸し価格に利益を載せて販売価格を決定します。

>どの様な意図があるのでしょうか?

メーカー側は値崩れ(安売り)による商品イメージの低下を防ぐ事が出来ます。
購入する側(ユーザー)としては、十分な商品知識が無いと適正な価格比較が出来ません。

この回答への補足

ご回答を頂き、有難うございます。でも、ある報道での生コマでは、オープン価格です。お店とお客様の間の話会いで価格を決めて下さい。でも、おおよその価格で、○○○○円程度とお考え下さい。と聞きましたが・・・。

補足日時:2007/04/15 20:01
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この回答への補足

このサイト(辞典)で、理解出来なかった為、質問させて頂きました。

補足日時:2007/04/15 20:00
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値段の変動が激しいため、「定価」を設定したところで実際の


売値とはかけ離れてしまうためです。

ただ、消費者からはある程度の価格帯が分かる方がいいとは思いますが、
最近ではwebで各ショップの販売価格をチェックするようになっています。
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定価から**%引き という事が出来ないからです。



量販店が出てきて一般の店でこれをやられたら太刀打ちできません。
定価が無いから**%引きと書けない。
一般店でも単に値段の表記だけならイメージが違うのです。

いつでも実勢価格。

この回答への補足

折角、アドバイスを頂きましたが、ちょっと理解出来ないです。

補足日時:2007/04/15 19:56
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メーカが価格を決めない事によって店が自由に価格を設定できるから



極端な話、売れ残ったから安くしても「元はこの値段なのに!」という事が無くなる
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この回答へのお礼

アドバイスを頂き、有難うございます。販売店が自由に価格を決める事が出来るという事は、お店により価格はバラバラになりますね。でも、自由と言えどある程度の価格は決まっているのでしょう?

お礼日時:2007/04/15 19:55

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