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ダイオキシン類の分析について質問です。

Ahイムノアッセイキットでダイオキシン類を分析しようと試みているのですが、仕様書が英語で、不安な点がいくつかあります。
段階希釈していく際に、マルチチャンネルピペットを使用するように書いてあるのですが、チップはプラスチック製品しか見当たりません。
ダイオキシン類を扱うのであれば、使用の際に支障をきたさないガラス製かステンレス製を、という概念があったのですが、どなたかAhイムノアッセイキットなど知識のある方がいらっしゃれば、ご助言いただけますでしょうか。
よろしくお願いいたします。

A 回答 (2件)

特定の分析機器を使用するにあたり、可逆性物質と試料を接触させるべからずというのはお約束事ではあります。



各国の事情には詳しくありませんので、現在この地上でいかほどのお国がこのキットを公定法或いは公定法に順ずると定めているかは判りませんが、今現在日本国においてはどちらにも定められてはおりません。
個人的な感想と致しましては異性体の定量が不可であるというところに負うところが大きいと思う次第です。

ですが、スクリーニングとしては有意義なものであると思いますし、公定法と比較いたしましても感度は十分にあります。
(一説によりますと公定法との相関関係もあるとか無いとか・・・・・・公定法に向けての採用意欲もあるようです。
このところは個人的には確認したことはありませんので、聞きかじりにしか過ぎません。)
どちらかと言うとバイオアッセイに近い機能を備えているようにも感じます。

ですから、計量証明として発行するには不向きかとは思いますが、自社管理としてその傾向を把握するのであれば特に問題はないかと思います。

あくまで個人的見解ですので、ご使用なさる場合には上司及び所属事業所の同意があったほうが宜しいかとは思います。
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この回答へのお礼

御礼が遅くなり、申し訳ありません。

まだ、プロトコールの作成の段階で躓いているのですが、
上司に相談をしてみます。

ご意見ありがとうございました。

一つ質問なのですが、前処理方法などはご存知でしょうか。
参考資料などご存知でしたら、ご助言をよろしくお願いいたします。

お礼日時:2007/05/20 08:19

確かクボタの製品でしたね。


Ahイムノアッセイではチップはプラスチック製品使用を想定していると思います。ダイオキシン類を扱うのであれば、使用の際に支障をきたさないガラス製かステンレス製を、ということなのですが、プラスチック製品を用いても大きな影響はないようです。

また、前処理についてですが、原則は抽出溶液を硫酸処理→多層シリカゲルカラム処理→DMSOに転溶です。きれいなサンプルであれば一部の処理を省略できるかもしれませんが、機器分析との比較的高い相関性を得るためには、さらに活性炭処理もしたほうがよいようです。
交差反応性があるため、実際のサンプルでは機器分析で求めた値よりも高い数値が出ることが多いようです。

質問が出てからかなり時間がたってしまっているので、役に立たないかも知れませんが。
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この回答へのお礼

nao9926さん

はい、クボタのAhイムノアッセイキットについての質問でした。
丁寧な回答をありがとうございました。
プラスチック製品を使用しても、神経質に気にしなくても大丈夫なのですね。
前処理方法についての活性炭処理方法のご助言もありがとうございました、参考にさせていただきます。

お礼日時:2007/06/18 17:50

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