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軽さに惹かれてモンベルの「ブリーズドライテック モノフレームシェルター ダイヤ」の購入を検討しています。
どなたか使用経験の有る方、使用感、メリットデメリットなどを教えてください。
用途は無雪期の南北アルプスの縦走です(そもそも無理でしょうか)。今まで、ダンロップVL、ニッピンのメスナーなどのテントを使用しての縦走経験は20回程度あります。(厳冬期のテント泊は八ヶ岳位です。)
ちなみに、アライのビビィシェルターやライズ1も考えましたが結露がひどそうで躊躇しています。

A 回答 (1件)

 発売されてまだそれほど日が経っていない製品なので、私は使用経験はありませんしテント場でこれを見たこともありません。


 ただ、この手のシェルターで縦走をするというのは十分ありだとは思いますし、ブリーズドライテックではないモノポールシェルターはテント場でもたまに見かけます。

 テント泊の経験は豊富なようですので、ご自分でも理解されているとは思いますが、テントの代わりにこの手のシェルターを使うメリットは「軽いこと」に尽きると思います。というかメリットはそれだけだと思います。

 デメリットは、とにかく居住空間がミニマムだということ。
 「居住空間」というより、とにかく「横になって寝る」スペースしかないので、雨の日の煮炊きなどは場所がなくて困るでしょうね。高さ自体は100cmと「テント」とほぼ同等なのですが、前後に向かって急速に絞り込まれるシルエットなので、シェルター内にコンロを置ける場所がそこ(天頂部の真下)しかなさそうです。そこにコンロを置くと自分が座る場所がないので、煮炊きする姿勢はかなり辛そうです。空間が狭いので換気にもテント以上に気を遣う必要があるでしょうし。
 ましてこのシェルターで「雨の日停滞」のことは考えたくもないですね・・・

 なので雨が降らなければそれほど問題になることはないとは思うのですが、悪天候下ではかなり辛そうです。

 「テント」で最軽量といえば、ICI石井のゴアライトXかモンベルのマイティドーム1型といったところだと思うのですが、それらの総重量(ペグやスタッフバッグまで入れた重量)がだいたい1.5kgというところなので、ブリーズドライテック・モノフレームシェルター・ダイヤの総重量1.07kgと比較すると約500gの軽量化、ということになります。
 500gの軽量化と悪天候下でのかなり厳しい居住性の悪化との天秤、ということになると思います。
 けっこう微妙かな、と思いますし、私ならやはりここはマイティドーム1型を選択すると思います。雨の日の出入りの問題も考えると(シングルフォールテントはフライがないため、出入り口を開けるとテント内が雨晒しになってしまう)、さらに350g重くなってもステラリッジの1型を選択するでしょう。

 海外のトレッキングでは、このようなシェルターを使う人が多いと聞きます。天候が安定していればデメリットは単なる居住空間の狭さだけということになるので、この選択は十分ありだとは思うのですが、数日間の縦走中で雨が全く降らないことなんてないと言って良い日本の山では、ちょっとデメリットが際だってしまうかな、というところです。

 もしシェルターを選択されるのなら、この製品は良い選択だとは思います。海外メーカーにはブラックダイヤモンド( http://www.bdel.com/gear/tents_overview.php )とか面白そうなシェルターを作っているところもありますが、この手の製品はほとんど日本には正規輸入されてないんですよね。
 まあそれだけシェルターが日本の気候には合わないということだと理解しておいた方が良さそうです。
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この回答へのお礼

丁寧な説明ありがとうございます。
大変参考になりました。
不便さの代償(軽さ)をどう考えるかですね。
また、ご指摘の通り雨のときはかなりつらそうですね。
出入りのとき内部が濡れてしまいそうです。
さらに気になっているのが、実は大きさです。長い部分は3メートルあるんですよね..
狭いテン場のとき場所が限られそう。

お礼日時:2007/06/19 23:24

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