重要なお知らせ

「教えて! goo」は2025年9月17日(水)をもちまして、サービスを終了いたします。詳細はこちら>

【GOLF me!】初月無料お試し

お世話になっております。

現在、ある戦国武将の書状の原文を、現代語に翻訳しております。
ほとんどは完成したのですが、分からない事があります。

その武将の書状は「恐々不宣」で締めくくられていました。
そしてその書状の返事として書かれた別の武将の書状は「恐々謹言」で
締めくくられています。

これは「敬具」のような手紙の結びの言葉なのでしょうが、
何故二人の書状に違う結びが使われているのか、これは二人の上下関係などに
左右されているのか?疑問です。

この二つの結びの言葉がそれぞれ厳密にどういう意味なのか。
また使う相手への感情、立場が表れるものであるのか。

沢山伺ってしまい恐縮ですが、ご存知の方おられましたら、
どうぞ宜しくお願いします。

A 回答 (2件)

「恐々謹言」は戦国武将の手紙の一般的な結句です。

「恐々不宣」というのは、戦国時代の手紙は結構な数見ていますが、一般的な結句ではないと思われます。

「恐々不宣」が結句になっている手紙は、
「**の件については詳細は使者とお話下さい」
となっていませんでしょうか。その場合、手紙に書いてあるのは大雑把なことだけになるでしょうから、「恐々不宣」という結句が似合いそうに思えます。

戦国時代は電話などありませんし、大名同士がお互いを訪問しあうことも通常はありません。手紙を交わすか、権限と能力を持った使いの者(現在の民法では、「使者」ではなく「代理人」)を派遣して交渉させるのが一般的でした。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

仰る通りです。「分かる者を一人差し向けるので、詳細はその者が
承ります」とその書状には書かれておりました。
「手紙では足りないので使者とも話して欲しい」という内容の場合に、
「恐々不宣」が使われる事が多いという事でしょうか。

その返事で「恐々謹言」を使っていた武将も、
「こちらからも使者を一人添えますので云々」と書いていました。
ただこちらは、詳細な返事を教える為という印象でしたので、
また少し違うのかなと感じました。

回答ありがとうございます。大変参考になりました。

お礼日時:2007/07/10 11:01

言葉としては、割と普通の結びの言葉なので、辞書にも載っていると思います。


上下関係等に左右されているのかどうかは、よく分かりません。(他の方が回答してくれるといいですね。)

恐々
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E3%8 …

不宣
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E4%B …

謹言
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E8%A …

恐々謹言
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E3%8 …
    • good
    • 0
この回答へのお礼

現在も使われている結びの言葉だったのですね・・・。
古語とばかり思い、調べ不足で失礼致しました。

URLを拝見して、お互いが「恐々」を使っている時点で、
立場的にはほぼ同じと考えて良いのかな?と思いました。
ただ、「不宣」を使った武将の方に、本当はまだ書き足りない事があった、と。
「含み」の違いが結びの違いになったのかなと、感じました。

回答、ありがとうございました。

お礼日時:2007/07/10 01:11

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!