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Adobe社が提唱するRAW標準フォーマットDigital Negative (DNG)を採用するメーカーは、今のところ、リコー、ライカ、ハッセルなど、また、機種依存形式の場合も、DNG Converterで変換可能ですが、DNGのメリットって何なんでしょうか?

A 回答 (4件)

No.2です。


お礼の方を拝見させて頂きました。

>ただ、各メーカーにはそれぞれの事情もあって、中々同調し難い側面もあろうかと思われます。

確かに各メーカ毎に事情があってなかなか規格統一というのは難しいかもしれませんね。
わたしも素人ながらフジのハニカムCCDやシグマが採用するフォビオン素子などは、ハード的な
構造が異なるため、RAWデータそのものの構造が根本的に異なるのではないかと感じています。

>例えば、キヤノンだと、ピクチャースタイルと言う確立したパラメータがあり、異なる機種でも統一した絵作りが可能です。

ただ例に挙げられているようなピクチャースタイルなどの問題は少ないかもしれません。
DNGで規定しようとしているのはRAWフォーマットであり、画作り(現像方法)にまでは及んでいない
からです。

キヤノンはキヤノンなりの(各機種間で統一した)画作りがあり、ニコンはニコンなり、Adobe社は
Adobe社なりの画作りなど、規格が統一できていれば、相互でRAWデータを現像し合えるメリットが
あります。

JPEGのExifもそうですが、メーカノートと呼ばれる言わば備考欄のようなものがあります。
メーカはこのメーカノートに何を書いても構いません(当然この部分に関して互換性はなくなります)。

ここにメーカ独自の内容、例えばピクチャースタイルのパラメータなどのようなものを書き込むことで
独自に拡張可能なようになっています。

>また、Adobe社は、Photoshopなど、古くなったバージョンは以外にもあっさりとサポートを打ち切ります。

この部分は難しいかもしれませんね。
PhotoShopなどは規格ではありませんので、サポート打ち切りもあるかもしれません。

ただ前回のリンク先のように「DNGのサポートは絶対にやめない」と宣言しているようですし、
そもそも規格化されていると(使用料関連は別にして)本来Adobe社以外でも使えるハズですので、
普及さえしてしまえば、これも問題は少ないかもしれません。

むしろ各メーカで独自RAWをサポートするより、規格化して多数のメーカがサポートした方が
打ち切りに至る可能性は少ないかもしれません。

JPEGも規格化されているのですが、本当に何十年、何百年先もそのまま使われているかどうかは
不明ですので… (^_^;
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この回答へのお礼

再度のご返信有難う御座います。

実は、私の最初の質問の仕方が悪かったので、回答者様にお詫びしなければならないのですが、「規格の標準化」と言う解りきった回答ではなく、E-Decさんのような問題提起も含めた回答を期待していた訳です。

画像素子の構造に起因する標準化への壁、メーカーも何れかの時期には、古い機種のサポートを打ち切らざるを得ない点、もっと大上段に言えば、デジタルデータそのものに対する先行き不安ですね。

本当に、何十年か先には、幕末の湿板写真が残って、今日のデータファイルが開けないなんて事態も無きにしも有らずですね。(~_~;)

お礼日時:2007/07/22 02:25

規格を統一して独占化すると、その大元に使用のライセンス料が入るからです(^_^;


また、それを使用するにはAdobeのソフトを使用しなければいけない、というう事になりますし。

今のPDFがそうですね。
フリーのPDF化ソフトがありますが、将来的に訴えられますので。


で、ボロ儲け(^_^)v

この回答への補足

返礼を送信してから気付いたのですが、現像だけならSilkypix Debeloper Studio 3.0もDNGをサポートしています。
突っ込みがあると不味いので、補足しておきます。

補足日時:2007/07/22 08:24
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この回答へのお礼

taikon3さん、お早う御座います。m(__)m

DNGの規格自体はオープンのようですが、現像にはPhotoshop(Elements)を使わざるを得ませんし、カメラメーカー側もソフトを開発提供サポートする必要がないので両者にメリットが有るとも言えます。
結果として、ユーザーがAdobeのソフトを買わざるを得ない。それにしても、CS3の10万円は高過ぎですよね。(~_~;)

お礼日時:2007/07/22 07:37

DNGに限らず、規格の標準化というのは汎用性の於いて非常に重要なことです。


JPEGも規格化されているので、さまざまな機器で鑑賞することが可能です。

キヤノン専用JPEG、ニコン専用JPEGなど各社で独自にフォーマットを持っていると、鑑賞するため
にはそれ専用にソフトを用意しなければなりませんし、逆にソフト側が多くのファイルを開ける
ようにするためには、さまざまなフォーマットに対応しなければなりません。

しかし、RAWに関してはまさにこの状態なんです。
汎用性がないということは、メーカがそのフォーマットのサポートを終了すると、データを再利用
するときなど不都合が生じたりするんです。

わたし如きが説明するよりも以下を読んで頂く方が適切かもしれません。
# http://dc.watch.impress.co.jp/cda/other/2004/12/ …
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この回答へのお礼

Us-Timooさん、E-Decさん、此方で纏めて返礼させて頂きます。

私も皆様のご意見どおり、最大のメリットは規格の標準化にあると考えます。
ただ、各メーカーにはそれぞれの事情もあって、中々同調し難い側面もあろうかと思われます。
例えば、キヤノンだと、ピクチャースタイルと言う確立したパラメータがあり、異なる機種でも統一した絵作りが可能です。
また、Adobe社は、Photoshopなど、古くなったバージョンは以外にもあっさりとサポートを打ち切ります。
その辺も踏まえ、先行きを見守っていく必要があると思います。

ご返礼、有難う御座いました。m(__)m

お礼日時:2007/07/21 13:14

Adobeの下記ページに解説されていますよ



http://www.adobe.com/jp/products/dng/

RAWのままでは、共通のフォーマットとして扱うには、将来的に
障害や困難となる場合が予想されるため、標準となる規格を作ろうというところが
一番の目的ではないかと思いますけれどね。
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