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キリスト教に関して、日本の大学などの教育機関は、カトリック系、聖公会系、超教派、プロテスタント系にわかれていますが、実は、私はこれらの大学に友人が多くいながらその実態についてほとんど知りませんでした。最近ネットで調べてびっくりしています。中には、キリスト教系の大学であることすら知らない大学もありました。

それでいろいろ調べてみたのですが、

カトリック系の大学はキリスト教色を比較的表に出しているのですが、プロテスタント系などの大学は、キリスト教を前面に出していないようです。

歴史的に考察すると、バチカンは戦前、日本のキリスト教徒の神道・靖国神社参拝を認めており、日独伊三国軍事同盟の経緯からも、日本社会とは密接な結びつきがありました。それに比べると、プロテスタント系の大学は、第二次世界大戦の戦勝国に属しており、布教活動どころか、日常の活動も遠慮してきた、あるいは今でも遠慮しているように見えます。

こういった私の私見は、ある意味、的を得ているのでしょうか。それとも的外れでしょうか。

その他の説明・意見がありましたらお願いします。

私は、仏教徒で、キリスト教の知識はわずかしかありません。ただ仕事の関係で、現状を性格に把握する必要が生じました。
よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

世界的にキリスト教徒の数は減少傾向にあるようです。


特に歴史のある教派であるカトリック、ルーテル派、長老派、聖公会などが減少幅が大きい一方、福音派系の諸派(特にペンテコステ系)や独立系は、増加しているようです。

歴史の有る教派では、現在積極的な布教は行われていません。
これは大学などでも同じで、一部の神学科などを除きほぼ全てのミッション系の大学や高校などにもあてはまります。
上智大学を目指す人が、上智大学がカトリックであろうとなかろうと意識する人はほとんどいないはずです。
聖心や清泉がカトリックである事をどれだけの人が意識しているのでしょうか。
プロテスタント系にしましても、青山学院がメソジストであり、同志社が会衆派であることを知っている人はごくわずかでしょう。

>歴史的に考察すると、バチカンは戦前、日本のキリスト教徒の神道・靖国神社参拝を認めており、日独伊三国軍事同盟の経緯からも、日本社会とは密接な結びつきがありました。それに比べると、プロテスタント系の大学は、第二次世界大戦の戦勝国に属しており、布教活動どころか、日常の活動も遠慮してきた、あるいは今でも遠慮しているように見えます。

これは、全くの見当違いです。
現在の日本において比較的布教に熱心なのは、プロテスタントのペンテコステ系やプロテスタント系の独立系教会です。
これらの教派は、個々の教会の規模が小さいために、なかなか自教派の学校が設立できません。

また、教派ごとの考え方の差にも注目する必要があります。
ルーテル派の場合、地域住民のセンター的役割を重視しますから、そもそも布教には積極的ではありません。
バプテストでは、個々の教会ごとの信徒の考え方を重視しますから、個々の教会で信徒が積極的に布教の必要性を感じなければ布教活動をいたしません。
それに対し、独立系やペンテコステ系では、牧師一人一人が1つの教派的性格を持つため、積極的に布教にはげまなければ信徒が全く集まらないため布教活動に努力することになります。

現在のキリスト教系の教派の布教方法は、ボランティア活動を通して共感者を集めたり、貧困者への救済(特に食事)が中心となっています。
現在の日本では、国や国民が比較的豊かになってしまっているため、これらの手段がなかなか使えないのが現状です。
そのため、日本での布教活動が見えにくくなっているのが現実です。
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これは人(主に歴代の学長?)それぞれ、大学それぞれに理由があるのでしょうから難しいところですね。

本当に正確に知る必要が在るのであれば各大学に直接聞いてみるか各大学の図書館を借りてその当時の資料を見たり、少なくとも各時代の学部長クラスの先生方に取材をしてみなければ本当の真実はなかなか見えてこないと思います。

一応、私個人なりには以下のことなどが共通する原因かなと思っています。

1)クリスチャンの数自体が日本には少ない(ちょっと違うかもしれませんが、クリスチャン専用の大学を作るのはウィンドウズではなくてマック専用のソフトを開発するようなものみたいな感じ?大学もある意味では会社ですから…。)

2)こちらのほうが1)より重要だと思います。
1958年のガーナにおける世界伝道会議における決定、つまりキリスト教が帝国主義と密接に結びついていたことに対する反省からくる態度が今も続いているのではないでしょうか。つまり、「皇帝のものは皇帝に返そう。神のものは神に返そう」というイエスの言葉とすべては神の土地である(にもかかわらず異教徒が住んでいる)という思想からくる侵略への反省です。その点、話は飛びますがブッシュ大統領は原理主義者ですね(笑)

キリスト教は放任主義を選びました。(もちろん、例外はあります。例えば韓国においては朝鮮戦争のときに積極伝道を行う宗派が大きく信者数を増やした名残から今も積極伝道が行われている?そうです。)それが教育界にも徹底されているのかな、と私は個人的に思っています。

でもやっぱり最終的には一人ひとりのキリスト者次第でしょう。本当に突き詰めていくのであれば取材などは避けられないと思います。
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