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日本語に置いてはB音とV音の交替は頻繁ですが、
印欧に置いては、原則として起こらないはずです。

唯一つの例外は、
(A) goVernment /guBernatorial と思っておりました。
ところが最近、
(B) proVe/proBable を知りました。

投稿するにあたり、重いPCを上げて、

(大英和が、PCの台になっています。)
(PCを上げると、飲み物を溢してしまいます。)

(A)(B)の4項目に目を通しました。
(B)の両者は一見、意味が異なるので、俗説ではないかと半信半疑でしたが、確かに意味的にも通じる箇所がありました。語源は、かなり複雑です。

(1) 他に、例があるのでしょうか ?
(2) 何故、この交替が起きたのでしょうか ?
(3) 全くの、偶然なのでしょうか ?
(4) その他。

過去の類似の質問と、私の知識をLINKさせます。宜しくお願いします。
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2816082.html
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2816159.html

A 回答 (1件)

まず日本語の場合はBとVの交替というより両者を区別しないと言うべきでしょう。

実際バ行をVで発音する人もたまにいます。Vの方が唇に力が要らないので楽だからかもしれません。

さて、BとVの交替ですが、これはラテン語からフランス語が派生する過程で生じたものです。母音に挟まれた位置のB、時にPはVに変わる傾向があります。

habere - avoir
ab ante - avant
gubernare - gouverner
recipere - recevoir
arripare - arriver

これは楽な発音に変わったためといわれています。

英語は中英語の時期に多くの単語をフランス語から借用しました。この時期に借用されたものは当時のフランス語の発音を反映し、receive, arrive, governor のようにVを持つものです。
一方、ラテン語から直接取り入れたものや、フランス語においてもラテン語にならってわざわざラテン語風につづり直すものがあります。
このようなものを英語に取り入れればつづりはラテン語風になります。

関連のある語群の一方がフランス語からもう一方がラテン語(またはラテン語風に直したフランス語)からきた場合、VとB,Pが交替しているように見えます。

governor - gubernatorial
(これは governor のラテン語形 gubernator が下敷きになっています。フランス語では gouverneur)
prove - probation
receive - reception
conceive - concept

生え抜きの英語の単語はVとFで交替します。

sieve - sift
believe - belief
thieve - theft/thief
    • good
    • 0
この回答へのお礼

trgovec様が気がついてくれればよいなーと思っていました。
<音韻法則>の時もお世話になりました。
こんなに速く、RESがあろうとは、
今後もよろしく、お願いします。
重ねて、重ねて、感謝いたします。

お礼日時:2007/08/26 22:27

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