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通常の囲碁は19路ですが、入門用などで小さなサイズの碁盤があります。そういう碁盤はなぜか決まって9路か13路です。この大きさの理由についてお教え下さい。
9路はこれ以上小さくなると研究により結論が出てしまうのではないかと思います。つまり競技として成立する最小の大きさが9路ではないかと思います。
また、19路はこれ以上大きくなっても手数が増えるだけで深みが増すことが無いと経験的に知られているからだと思います。
このように9路と19路はその数字に必然性が存在すると思いますが、13路の理由がわかりません。15路でもべつに問題ないように思います。15路なら連珠にも使えるし都合がいいような気がします。また盤の大きさも盤の広さに注目すれば15路が9路と19路の中間です。
世の中のインターネットの囲碁サイトで19路以外の碁盤を採用している所がいくつかありますが、すべて9路と13路です。また日本棋院の売店に売っている練習用の碁盤も9路と13路です。なぜ15路ではなく13路なのでしょうか?

A 回答 (5件)

補足どうもありがとうございます。



ご存じとは思いますが、
7路盤について研究したサイトがあります。
http://olive.zero.ad.jp/qin/7ro/

ここのアプレットで一人で打ってみたのですが、
やるたびに違う結果になります。

コミを、適正と言われている9目とし、
「資料を見ながら打ってもいい」という条件があったとしても、
私とトッププロが打てば、たぶんトッププロが勝つと思いますし、
私と5級ぐらいの人が打てば、たぶん私が勝つと思います。
上手は、資料に書かれている手順以外を打つからです。

7路盤でも、62桁の数ぐらいの変化があります。
そのうちのごく一部を研究して「おそらくこれが最善だろう」
となっているので、「結論が出ている」と言い切れる人は誰もいません。
「結論らしきものが出ている」と言える程度です。
前期のサイトでも、そのへんは慎重に言葉を選んでいます。

アプレットで一人打ちしてみたところ、想像よりおもしろいものでした。
人間と打ってもけっこうおもしろいと思います。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなりましたが、ご回答ありがとうございました。
そうですね、確かに結論が出ているというのはいいすぎでした。石田九段や工藤九段がまだ絶対とは考えていないのですね。ただ、チェッカーゲームがコンピュータで解明されてしまったそうですから、そのうちに7路盤の結論がコンピュータで解かれる日が来るんでしょうね。

お礼日時:2007/09/07 23:57

>天元と星の関係ですが、なにか勘違いされているようです。


>星=天元は7路盤ですよ。9路の天元はすべての隅に対して5五ですよ。

ああ、失礼しました。実際に9路盤で打ったことはないので、
今の今まで「なんとなく」そうだと思いこんでいました。

7路盤については、「結論が出ているから成立しない」
というものでもないと思います。
それを言ったら、「置碁は、黒の勝ちという結論が出ているので
成立しない」ということになってしまいます。
アマチュアレベルでは、7路でもけっこうゲームになるのではないでしょうか。

この回答への補足

7路盤の結果ですが、黒9目勝ちだそうです。
ただし、工藤九段によれば絶対に間違い無いとは断定はできないそうです。

補足日時:2007/09/04 13:26
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この回答へのお礼

たびたびのご回答ありがとうございます。
7路盤についてはわりとはっきりした結論と手順が出ているらしいので、アマ初段でも手順を覚えてしまえば相手がイチャンホでもその
結果は避けようがないのでコミと握りで勝敗は決まってしまい「競技として成立しない」と言えるのではないでしょうか?
置き碁は究極的には黒の勝ちになることは明白ですが、どのような手順で黒が勝てるのかは分かっていません。これは立派に競技として成立するのではないでしょうか?

お礼日時:2007/09/03 00:39

19路についてですが、囲碁は昔、天文学暦学と連動させた占いにも使われていたそうです。

19X19=361となり1年の日数と大体同じとなるので19路盤が生まれたそうです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
古代中国においては確かにそういうことはあったかもしれません。ただ、現代ではこれは重要要素ではなく、21路ではただ1局の時間がかかるだけで深みが増えないという方が大きいと思います。

お礼日時:2007/09/02 20:36

星の位置と間隔を、


19路盤とできるだけ同じようにするためだと思います。

ご存じと思いますが、19路盤には9つの星があります。
隅の星の位置は、第4線×第4線の交点にあります。
この位置でないと定石がまるっきり変わってしまうので、
第4線×第4線という条件を変えるわけにはいきません。

隅の星から6単位(五間と言う)離れた場所には辺の星があります。

もし、小さい盤が13路ではなくて15路や11路だった場合、
「星と星の間隔が五間ではない」ことになってしまいます。
なったって、かまわないといえばかまわないのですが、
19路盤を使ったとき、置石の運用方法がかなり違ってきます。
13路盤で訓練しておけば、星の間の間隔が同じなので、
つながり具合、離れ具合の応用が利きます。

また感覚的な理由もあるでしょう。
19路盤に慣れた人が、星と星の感覚が五間以外の盤で打ったとします。
私自身はそういう経験はないですが、もしあったとしたら
「気持ち悪い…」と思うと思います。

また、9路盤も、星の位置を保存する意味があるように思います。
7路盤ではどこに置いても下から3線以下なので、
「星」という位置が存在しません。
11路盤になると、「星の二つ隣が星」というせせこましい状態に
なってしまいます。
9路盤にすれば「星=天元」となってすっきりします。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
なるほど、星と星の位置関係ですか。確かにそういう考え方もあるかもしれませんね。
天元と星の関係ですが、なにか勘違いされているようです。星=天元は7路盤ですよ。9路の天元はすべての隅に対して5五ですよ。いずれにしろ7路はすでに研究が終わっていて結論が出ているそうですから、競技として成立しません。これも質問で書きました。

お礼日時:2007/09/02 20:32

回答というわけではないのですが



15路盤というのも存在しています。

ただ、こちらは囲碁ではなく5並べ用だそうです。
販売店のおじさんが言ってました。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。ただ、連珠盤が15路であることは知っております。質問にも触れてあります。13路ではなく15路なら連珠と兼用できるのになぜわざわざ互換性の無い13路盤なんてものがあるのだろうか? というのが私の疑問の一つです。

お礼日時:2007/09/02 20:19

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