【お題】動物のキャッチフレーズ

 フッサールの「論理学研究」を「逐語的に述べた」解説書を、今の哲学界に求めるのは無理なのでしょうか? フッサールが自分の考えを述べるのに夢中のあまり、「たとえば、・・・」とか「具体的例を挙げると」といった文があまりにも少なくて、はたして、自分の解釈は合っているのか迷うことが多いためです。この本は古いかもしれないけれど、自分としては、何回も読みたいと思っているのです。市販の「現象学入門」は自分にとっては、さわりだけ取り上げたものが多くて、役に立ちません。
 たとえば、講座といったものは、とにかく、文ごとに説明してくれるような所が必要ですが、無理な願いであるような気が。。。そういうわけで、回答が少ないようなら、すぐ締め切るつもりです。

A 回答 (1件)

私が若い頃に興味を持ったこの本に、今も強く興味を持つ方がいることがうれしかったので、自分の力が及ばないながらも、私の知り合いにこの質問を投げかけたところ、以下のようなご意見をいただきました。

お二人とも学問には造詣の深い方々です。

意見1
「論理学研究」を「逐語的に述べた」解説書…。
多分、日本で出版されている書籍は、ないと思います。
(『イデ-ン』については竹田青嗣のHPに要約が掲載されていました)
また解説書があったとしても、その解釈が正しいとは限らないです。
特にフッサールの著作のように、表現が晦渋なものは。

結局、『論理学研究』を読むための読書会だとかゼミにでも参加して、
他者の解釈と自分の解釈を比較検証するしかない。
もっとも、あの本に興味を持って読もうとする人が、そんなにたくさんいるとも思えませんが。

意見2
解説書を求めるより、自分ならどのような解説書を仕上げていくか、という観点から読み解いていくことこそが、もっとも地に足のついた読み方ないし関わり方だと思います。
知り方の指南を乞う道には、すぐに限界が来ると思います。

この回答への補足

 1日待ってみたけれど、やはり難問(?)だったのか、他の回答が全く来ていません。人に教えを乞うのでなく、やはり、自分一人だけで考え抜くしかなさそうですね。では、質問を締め切らせていただきますので、その前に感謝のメールでも、とおもって。

補足日時:2007/09/07 20:58
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この回答へのお礼

 ご丁寧な回答をありがとうございました。でも、「もっとも、あの本に興味を持って読もうとする人が、そんなにたくさんいるとも思えませんが。 」というコメントには、ちょっと心配したくなりました。うーん、自分の感覚(解釈)をたよりしながら、読み続けるしかなさそうですね。もう少し他の回答を待ってみて、ないようなら、もう一度最初から読み続けるしかないようですね。また、ここへ「論理学研究」に関する疑問(質問)があったら、覗いてみようとも考えています。ご回答を本当にありがとうございました。

お礼日時:2007/09/07 09:00

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