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『特攻隊員や旧日本兵の遺書は、検閲されるから本心なんて書けない。
だから、日本国を守りたいなんていうのは本当は違うのだ。』

こういう意見を耳にすることがたまにありますが、あなたは
彼らの遺書に書かれていることは本心ではないと思いますか?

私個人の意見としては、他に書きたい本音があった人もたくさん
いたと思いますが、遺書に書かれていることが嘘だとは思えません。
遺書の内容も本心、そしてそれ以外に書けなかった本音がある人もいる、
と思います。あのような文章を、あれは本音じゃないと切り捨てるのは
ちょっとおかしいと感じますが、皆さんはどう思われますか。

A 回答 (9件)

私の祖父は陸軍で「検閲する側」の人間でした。


祖父に聞いたところによると、検閲があると恐れながらも本心を書いている手紙も多く、当然、それらは検閲で削除されました。
それが現実です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
貴重な情報ですね。どういった内容が削除されたのか気になります。

お礼日時:2007/09/23 09:58

確かに軍人全員が母国を守りたいと思っていたわけでは無いでしょう。


愛を貰えなかった人なら何だ特攻隊だ畜生と思っていたことでしょう。
一人そんな人がいると軍全体が調子が狂うので、遺書も書き直せさせられるでしょう。当時は軍国主義でしたからね。

しかし、そうでない人も沢山いると思います。
私が思うに、「日本を守る」と言う言葉はそのままの意味よりも、自分の故郷、親友、恋人、家族を守ると言うことだと思います。
特攻隊達は敵艦に特攻をするのに大いに悩んだことでしょう。
普通の戦闘と違い必ず死にますから。
しかし、普通の戦闘をしていたら大国アメリカに敵うはずがないと皆判っていたはずです。
このままでは皆やられる。
だから道を大きく開ける可能性がある特攻戦法を承諾したのでしょう。
勿論、歩兵や他の部隊も家族を守りたいと思っていたでしょう。
そういう人たちの場合遺書は本音が書かれているはずです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
遺書は書き直させられるものなのですか?書かなきゃならないものでもないので、
それなら書かないのでは・・・?とも思いましたが、それでも家族に
伝えたいことがあるということでしょうか。

>勿論、歩兵や他の部隊も家族を守りたいと思っていたでしょう。
そういう人たちの場合遺書は本音が書かれているはずです。
そうなのですか?初耳です。なぜ特攻隊意外は本音OKなのでしょうか?

お礼日時:2007/09/23 10:03

>彼らの遺書に書かれていることは本心ではないと思いますか?



現存して知覧特攻平和会館などで保管されているものは、本心であるものが残っていると思います。

検閲を通さずに、人に頼んで保管してもらっていたものが、遺族や保管していた人により、戦後世に出たものと聞いています。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
そのような記念館に足を運んだことがないのですが、
検閲を通さなかった遺書があるのですね。是非読んでみたいです。

お礼日時:2007/09/23 10:04

こんにちは。



体験したわけではないので、戦渦の前線での状況や詳細については
わかりません。
自分の想像でしかありませんが、あのような状況下で
生きるか死ぬかの苦しい気持ちや感情の高ぶった状態のときの
精神状態では、人のきもちや心は、感化されやすく
もろいものだと思います。

ですので、上が「日本国を守るために!」「天皇陛下万歳!」
という崇高そうな目標を、何度も何度も掲げて統制すれば
否が応でも、自分のこころがそのようなほうへ傾くことは
あるとおもいます。(それは、そうすることにより、
自分で考えることをやめられるから、一時的に楽になったような
気がするだけだと、思いますけど。)

なので、実際の本音は・・・・
家の布団で眠りたい、死にたくない、家族に会いたい、
許婚ともう一度抱き合いたい、怖い、もう逃げ出したい・・・
という気持ちがあったとしても、自分の行動の意味づけをしたり、
正当化しないと、人はうまく生きていけないですから、
生きるため、価値観を作り出してそれを信じるしか
なかった部分も、すくなからず、あったのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
私もそのような気持ちがあっただろうと思います。
ですが、私が思うにそれは私的な本音、日本を守るとか天皇陛下とかは
公的な本音、かなと思うのですが、ひとくくりに本音じゃないと
言う人がいるので、そうして決め付けて良いものか?と思ったのです。

お礼日時:2007/09/23 10:06

「武士は食わねど高楊枝」ということわざ通りだと思います。



弱みを見せて死ぬよりも、華々しく散りたい。
と、こういった思いも確かにあったと思います。
本心としてはそりゃ死にたいわけじゃないに決まってますね。
だからといって、本音では無いと決めつけるのは短絡で愚かな行為です。
涙をこらえ、唇を噛み締めて死地に飛び立った彼らはまさに日本の誉れです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
私も全く同じように思います。実は兄弟の学校の政治の先生が
あれは本音じゃないと授業で言ったらしく、私はそれは決めつけだ!
と思った次第で、それで質問させていただきました。
やっぱりそれは短絡的で愚かだと思いました。

お礼日時:2007/09/23 10:09

そう自分に言い聞かせなければ出来ない事もあると思いますし、完全に洗脳されている人だっているはずですから、少なくても本音じゃないと言い切る事は出来ないと思います。


国のためと言いながらも、本心は残された家族を思っての言葉かもしれませんし・・
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
日本を守ることを洗脳されたということは、それは健全な気持ちじゃないということですか?
天皇は神だ、というのはちょっと洗脳っぽいですけどね^^;
でもそれも今の時代の価値観で判断するからですよね。
>国のためと言いながらも、本心は残された家族を思っての言葉かもしれませんし・・
そのどちらの気持ちもあると私は思います。私と公というか・・・
でも、その公が本音じゃない人もいるでしょうね。

お礼日時:2007/09/23 10:13

祖父の弟(7人兄弟の末っ子)が特攻隊員でした。

とても優秀で、本人も特攻隊員として誇りを持っていたようです。

遺書は祖父、父と引き継がれ私も読まされました。
真珠湾へ飛び立つ二日前の夜に徹夜で書き、翌朝出発前に家族へ渡したものだそうです。検閲は受けてはいません。

内容は日本国の為に戦争に行く、残された両親、兄弟への感謝の気持ちを綴ったもので、死ぬのがイヤだ、行くのが怖いなどの文章はありませんでした。
一番印象的だった言葉が両親、兄弟に対して「自分は末っ子で甘える時間がなくて申し訳なかった。その分兄上両親のことを頼みます」「自分に会いたければ靖国へ」という文章ですかね。
ただただ涙、涙です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
大変貴重なご意見を読むことができて嬉しいです。
本当に、ただただ涙ですね。彼らは日本の誇りだと思います。
このような精神で散っていった方々の言葉を本音じゃないとは言えませんね。
>「自分に会いたければ靖国へ」
こう書いている人が多いのに、靖国にずっといたって暇なだけでしょう、
とかという人がいるので、悲しいです。

お礼日時:2007/09/23 13:47

ANo.3です。

お礼ありがとうございました。

私は特攻第一号といわれた、関大尉の地元に住んでいます。
その関大尉が特攻を決意した後に報道班員に言った言葉です。
[俺は国や天皇のために死ぬんじゃない。最愛のKA(隠語で妻という意味)のために死ぬんだ]

関大尉の場合は、志願ではなく半ば強制であったため、私的な感情があったと思いますが、志願の場合は公(国)のためと思われて特攻に行った人も多かったのでないかと思います。

なお、[俺も後から必ず行くから、先に死んで来い]と言って若い人を特攻に行かせた司令官はたくさんいたらしいですが、最後に責任を取られたのは、大西、宇垣中将のたったの二人だけです。
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この回答へのお礼

補足回答ありがとうございます。
志願で無い人の場合は、やはり上のような気持ちが本音なのですね。

>最後に責任を取られたのは、大西、宇垣中将のたったの二人だけです。
たった2人だったとは、今初めて知りました。特攻精神は凄いものだと思いますし、
外道だとしても最終手段として特攻戦法をとったのは仕方なかったかもしれません。
しかし、なぜ若者を?という思いが残ります。
特攻隊の生き残りの方が、特攻隊員の百分の、千分の、万分の一でも良いから
祖国日本のために頑張って欲しい。と言っていたのが心に響きました。

お礼日時:2007/09/23 13:53

私は今10代の現役高校生です。



もちろん私は資料でしか当時の悲惨さはわかりません。完全に主観になりますが、あの遺書の文体を見る限りアレは嘘を書いているようにはみえません。公のために私を捨てて愛する家族を守るために戦い散っていったのだと思います。もちろん戦時中だから戦意高揚のために朝日新聞等が活躍したのだろうとは思いますが、嘘では無かったとおもいます。

そして自分も日本国を守り、継承していきたいと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
あなたのような若い方がいてよかったです。
私も同じように思います。ありがとうございました。

お礼日時:2007/09/23 23:45

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