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ソフトウェア開発に関わっているものですがお教え願います。

箱売りのパッケージ商品を開発しております。
受注契約はまったく行っておらず、完全なノンカストマイズ製品を製造・販売しています。

このソフトウェア開発の中に工数見積もり手法であるファンクションポイント法を組み入れました。
あまり手間のかかる部分については独自のポイント換算法を組み入れました。
でも基本的には、開発機能単位に機能ファンクションとデータファンクションをポイント化し、
ポイント集計するという概念は活用しています。

現場に運用してもらい意見を集約しているところですが、
画面、帳票に表れる機能についてはほぼ正確に集計されているという意見をもらいましたが、
見ない部分(=裏で行われている多数のファイル更新などの複雑な集計処理、
新技術を使いながら試しながら製造する時の工数、処理速度の向上等)が
ポイントに表れないのでファンクションポイント法では計測出来ないのではないかという意見は多発しました。

確かに、ファンクションポイント法はユーザー視点に立って(ユーザがの目に見える機能をもとに)
計測を行うと本の最初の部分に書いてあったので、ユーザの意向を受けて開発する受注契約商品は得意とするが、
パッケージ商品には適用できないのでしょうか?

また、ユーザが操作する以外の部分については別の計測法で計測するのでしょうか?

ファンクションポイント法を適用する見積もりの範囲は限られているのでしょうか?

長くなってしまい申し訳ありませんが、どなたかお分かりの方がいらっしゃれば是非アドバイス願います。

A 回答 (1件)

企業の電算室に勤務している者ですが、私も疑問に思って色々調べた事があります。

ファンクションポイント方はプログラムを機能毎に細分化してそれぞれに一定の価格(価値)を与え、その組み合わせによって総合的な価格を算出するものと理解しています。ですので、結論としてその適用範囲は、一般的な業務ソフトやそれに類似するソフトに限定されると考えます。

理由ですが、基本的要素の価値が、著しく異なってしまう場合は適用出来ないと思います。たとえばパッケージで売れる製品を開発する場合は、通常の基本仕様を固めて詳細設計を行い、プログラム開発を行うと言う開発方法は取られないと思います。プロトタイプを作成してそれを様々な人がテスト運用して使いやすいインタフェースに改良したり、機能追加や不要な機能は省いたりして多大な時間を投入して開発されます。そのため成果物が出来るまでの費用は通常のアプリケーション開発の数十倍や数百倍になると思います。又、OSの開発等は高度な知識が必要とされる上に、同じプログラムでも簡潔に効果的な処理を行う事が求められますので、それに関わる事の出来る人材は限定されるため、そもそも基本工数からして異なってくると思います。
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この回答へのお礼

lele00さん、早速アドバイス頂きありがとうございます。

やはり調査・分析に時間がかかり、作り直しが繰り返される新規開発商品には、あまり向かないという事ですよね。
しかし、見積工数基準の確立を迫られている立場におりますので、少しでも流用出来る部分は活用しながら模索しなければなりません。

新商品の場合は無理がありますが、幸い市場に多数の商品が出回っており、制度に合わせたバージョンアップが年2回ほどあります。
開発ボリュームの比重はこちらの保守の方が遙かに多いというのが現状です。
FP法の導入はバージョンアップに絞り、改造仕様書をもとに機能単位に細分化を行いFP計測して行こうかと思います。

それでも課題は山積みだと思います。
分析にかかる工数、ユーザ操作に表れない工数、個人スキルの格差など他にも色々な課題があろうかと思います。

現在FP法を実践しているところでも企業毎に独自の算出、割り切りの算出など補正・調整をやりながら運用しているのかなと思いました。
課題となっている項目を洗い出して、少しでも現実的な数値で反映させる事ができるよう、バージョンアップ作業に絞り模索して行こうかと思います。

lele00さんのアドバイス、大変参考になりました。ありがとうございます。

お礼日時:2007/10/03 18:26

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