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セメント工場を立地させるには、どのような場所が最適ですか?
できれば理由も一緒に教えてください。よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

皆さん原料の所在地を挙げておられますが、同時にセメント原料である燃料も忘れてはなりません。


セメントは膨大な燃料を必要とします。 昔は石炭が用いられましたからこれの確保も重要です。  これが入手し易いこと、例えば鉄道輸送、コンベア輸送または海運輸送などが便利である必要があります。
天然ガスなどを使用する場合は港湾やガス輸送設備も考える必要があるでしょう。

その他石炭ガラ、灰の埋め立て地も考慮する必要があります。 セメント原料に混入する手段もありますが配慮すべき点です。
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 立地させるのに最適な場所、と考えるから無理があります。


セメントの原料=石灰石が採れる場所に、工場が出来るのです。

 なお、完成品としてのセメントを出荷する必要があるので、
道路や港湾の整備されていない山奥に石灰岩の採掘場がある
場合は、そこから専用の鉄道やコンベアを敷設して、道路や
海沿いまで石灰岩を運びます。

 たとえば北海道の北斗市( 旧 上磯町 )にある太平洋セメントの
工場では、平成元年まで採掘場と工場を結ぶ専用の鉱山鉄道が
ありました。これは現在、ベルトコンベアに置き換えられています。

 また同工場から海に向けて、長さ2kmもの桟橋が伸びています。
これは昭和45年に作られたもので、セメント製品の9割がこの桟橋を
通って海上輸送されています。

 ほかに興味深い例としては、宇部興産専用道路が挙げられます。
これは採掘場とセメント工場間を結ぶ、長さ 28 km にも及ぶ専用の
私道です。こちらは中国自動車道や他の主要国道の近くにセメント
工場を設立した好例ですね。

 海外の例だと、米国ソルトレークシティーを覆う山の一部に
人工的に削られた巨大な露天掘りの跡があります。飛行機で空
港に降りるときによく見えます。昔はここから山の下までベル
トコンベアで石灰岩を下ろし、山麓の工場で製品化していました。
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石灰石の産出するところに近く(原料の入手)、ロータリーキルン(回転窯)を設置する面積が確保でき(生産手段の確保)、製造した商品の搬出ルートがあるところ(製品の搬出)です。



なお、製鉄所構内か隣接地には製鉄副産物(高炉スラグ)を利用した高炉セメントのプラントがあるのが普通です。そういう意味では、製鉄所内も立地条件の一つですね。
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ど素人です。

が、どこが最適かと言われれば判るような気がします。

答えは原材料の石灰岩が取れるところの近くです。

理由は、秩父に行くと、武甲山というかなり大きな山全体から
石灰岩がとれるのですが、秩父の街自体が、セメント産業で
栄えた街らしく、かなりの範囲に、多くのセメント工場を見ることができます。

http://www.office-c3.com/architecture/kobetsu/ka …

確かに原材料が一番嵩高く、輸送にコストがかかることを考えれば
周辺の土地に問題がなければ一番合理的かもしれません。

原材料を輸入に頼るなら、大型船舶が入港できる港付近ということに
なるでしょうけど。
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