天使と悪魔選手権

今年7月より絶食がつづき、通院していましたが腎不全と診断され、ついにお別れの日が近づいてきたので質問させてください。
甲長50センチのケヅメリクガメです。よく思わない方もいらっしゃるかとは思いますが、思い出の為、もう亀を飼わないと決めたことを忘れない為に甲羅の保存を考えています。その他の遺体は土に還したいと思っています。

適切な言葉が思いつかずタイトルに葬儀と書きましたが式をあげたい訳ではなく遺体の処理、甲羅の保存に適した葬り方を探しています。

剥製は行程を考えると選べなく、土葬にすれば甲羅だけ残ると聞いたことがありますが、実際にされた方がいらっしゃいましたら結果がどうだったか教えていただけると助かります。
土葬の際こうするとキレイに残せる等々ありましたらお教えください。


乱文で申し訳ありません。

A 回答 (2件)

こんばんは!



骨格標本の作り方についてですが,
下記の方法があります.

煮沸法:
小さな動物の場合,遺体が入る鍋などの容器にいれ,
筋肉など軟部組織が骨から容易に外れるようになるまで充分煮沸します.
充分煮た後に骨に傷がつかないように丁寧に肉などを骨から外します.

土葬法:
伝染性で無い感染症以外で死んだ海獣のような大型哺乳類の場合には,
できれば皮膚や内臓などを取り除き,
波打ち際から少し上の部分で,
ネット状の腐らない網の袋に包み,
軟部組織の腐敗が完了するまで海砂の中に埋めて置きます.

その際大型動物であれば,骨に傷がつかないように関節から丁寧に切り外し,
ある程度小さく区分け解体し埋葬する事もあります.
なお腐敗を少しでも早く進めさせる為と,
埋葬した動物から獣脂が漏出し,周辺環境を汚染させない配慮から,
脂肪分を極力取り除き,その脂肪は陸で別に処理する場合もあります.

また遺体を網に入れるのは,
掘り出すときに小さな骨を散逸させないためです.

小さな動物の場合:
死後の腐敗が始まる前に,
玉葱などの入っていた網目状の袋に収め,
土中に生めておく手法もあります.

ただしその場合,骨が本来の色である白色とならず
その土地の土質に応じて,汚い色に変化する場合が多くなります.
その際には洗濯用の漂白剤を使います.

この変色を少しでも避ける手段として,
充分な量の海砂を入手し,砂に埋めておく方法もあります.

埋葬法での場合,掘り上げが早すぎて骨に脂肪分が残っている状態であれば,
骨を灯油に浸しておいて脂肪を溶出させた後で洗浄します.
この作業を充分にしていないと,白骨だったのが時間の経過とともに,
残存脂肪分の分布に従って,斑状に汚い黄色に変色していきます.

その脱脂肪作業がすめば,食器洗剤などを使い石油分を洗浄して終了です.

また煮沸法が使えず早く白骨化させ手法として,
腐敗臭が問題になりますが,
人家から離れたような人里はなれたような周辺環境で,
さらに動物などが寄り付かないなどの条件が確保できる場合と.
または悪臭をドラフト設備などで,
近隣から苦情が出なくなるほど臭わない程度にまで希釈し
空中に拡散できる装置が確保できる場合は,
遺体が入るサイズの大きさの容器に,
他の動物が絶対触れないように遺体をのせて強く破れない網で包み,
地上で“蠅などの肉食の蛆”に,軟部組織を食べさせる方法もあります.
小型動物で,この方式を用いた場合,
遺体の水分含量の維持と,気温などの条件が都合よく整えば,
1~2ヶ月の短期間に完全に白骨化させることも可能です.

ただし,どの処理についても,
動物の皮膚は腐敗する前に剥いでおくなどの処理して置いた方が,
後での土中から掘り出す作業や,網から取り出すときに,
特に獣類の場合,骨同様に腐敗消失しない体毛などが残っているので,
気持ち悪さから少しは開放されます.

ただし,これらの作業について重要なことがあります.
いずれの処理で白骨化させた場合でも,
遺体はバラバラになった骨の状態で掘り出すことになりますので,
復元の際に対象となる動物の,解剖学の知識が最低必要です.

特に亀のような小さな動物の場合には,
先述の煮沸法を使っても,小さな骨がバラバラになってしまいます.
ご存知のように,どの動物も首や足の指や尻尾など,
複数の小さな骨で構成されていますので,
骨格標本としての復元作製は,
あなたが想像されている以上に結構大変な作業です.

また亀は長い時間煮沸すると,甲羅も小さく分離する可能性があります.
そのため煮沸中には適時にチェックする必要があります.
煮沸時間が少なすぎれば甲羅内に脂肪が残ります.

むかし行った作業の記憶を呼び戻し簡単に記述しました.
関連部分が参考になれば幸いです.
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご丁寧な解答に感謝します。
知らないことばかりだったので、ゆっくり読まさせていただきました。

tibikotan様のご回答と家族の意見をふまえ、彼の甲羅数センチを貰うにとどめ火葬することにいたしました。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2007/10/17 20:23

亀の場合、埋めておけば一番早いし簡単だと思います。

ただし、甲羅の表面は剥離しますから、最初から何かで塗り固めておいたほうがいいでしょう。
    • good
    • 3
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

おっしゃる通り今回のようなケースであればコーティングをし土葬が一番苦にならないようですね。

皆様の意見をふまえ、甲羅を数センチ貰うにとどめ火葬にしたいと思います。

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2007/10/17 20:26

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!

このQ&Aを見た人はこんなQ&Aも見ています