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この度、サーフから弓角を使った投げ釣りを始めようと思い、ロッドとリールの購入を検討中です。先日、持ち合わせの道具で初釣行したところ、20号のジェット天秤で、よく飛んでもせいぜい70mくらいでしたので、せめて100mは、と思っております。腕はともかく、道具だけでも多少良いものをということで、購入にあたっては、安物買いの銭失いだけは避けたいと思っており、かといって費用対効果に見合わないほど高額なものを買うほどお金もありませんので、(1)ロッド&リール購入のポイント(どのような機能があるのか等)(2)お勧めのロッド&リール(メーカー不問ですが、できればシマノ・ダイワ)(3)そもそも道具で飛距離は変わるのでしょうか?(4)中古品でもいけるでしょうか?(ロッドは中古を検討中)
以上4点教えていただけますでしょうか。
ちなみに予算はロッド&リール合わせて4万円前後を考えています。もちろん足りなければ、増額も考えますし、反対にそんなに出さなくても良いものは買えるのであれば、それはそれで大歓迎です。
よろしくお願いいたします。

A 回答 (4件)

投釣りで飛距離を出すためには幾つか要素があります。


一番重要なのは「技術」。ちゃんと投げなければ飛ぶわけがありません。
技術をカバーするのが道具立てですが、道具立ては「技術に見合ったもの」でないとカバーするどころかかえって足を引っ張ります。

(1)竿については、選ぶ基準が幾つかあります。最初はここまで細かく考える必要はないのですが、いずれ別の投釣りをしたくなったときに役に立つだろうということで書いておきます。
1.値段(当然ですね)
2.並継か振出か
3.固さ
4.調子
5.長さ
6.重さ
7.リールシートの位置
8.ガイドリングなどの素材
概ねこんなところ。

1は他の要素を満たす中で最も高価なものということにしておいて、他の要素を見ると、2は携行性など要らないからとにかく性能(投竿ではほぼ遠投性と見てよい)というのなら並継、多少遠投性は落ちても携行性、例えば複数の竿を出す、磯投げをやるというのなら振出。サーフの弓角なら基本的には並継の方がいいです。
3は標準錘負荷で示すもので、簡単に言えば、どのくらいの錘を投げられるのかという話(正確にはメーカーがもっともその竿に適した錘として推奨する錘)。これは実際には標準錘負荷(カタログに書いてあります)よりもワンランク柔らかい竿の方が一般的には投げやすいです。例えば20号の錘を投げるなら標準錘負荷23号(ダイワだとそのままの表記、シマノだとFX)辺りが適当です。
固ければ固いほど重い錘を投げられるのでその分遠くへ飛ぶ……、と単純にはそうなるのですが前提として「使いこなせる限り」という条件が付きます。実際には「使いこなせるかどうかは技術と体力によって決まる」のでこればかりはその人次第です。ただ、一般的な成人男性の体力ならば27号程度までは問題なく使えると思います。
いずれにしても使う錘が既に決まっているのならそれに合わせれば良いです。
4は最初は分からないのが普通ですし、実際使ってみないとわかりません。ですからあまり気にしなくていいのですが、特に対象魚を限定的にしている竿の場合は汎用性が低いと見て、自分の釣り物と違う場合は避けた方が無難です。もっとも対象魚を限定している竿は高級品に多いので最初から買うことはあまりないと思いますが(最後まで買わないかもしれません)。
5は標準は4.05mです。長いほど遠投性に優れ、短いほど取り扱いがしやすくなります。体力に自身があれば4.25を選ぶ手もありますが、体力だけの問題ではないので他に特に理由がなければ4.05でいいでしょう。ただ、弓角の場合はキャストを繰返すので例えばダイワのキャスティズムのような少し短めの竿というのがいい場合もあります。飛距離は犠牲になりますが。なお、磯場など生え根を避けるために5m超の竿を使うこともあります。
6は軽い方が単純に言えば疲れません。しかしこれはリールとのバランスの問題(いわゆる持ち重り)もありますし、財布との相談でもあります。実物を持ってみて極端に重いと感じなければそれでいいと思います。ただ、投げやすさは軽さとイコールではありません。ある程度の重さがある方が投げやすいこともあります。これは人によるのでどれがいいとは言えませんが、最初は「リールとのバランスが取れる範囲で最も軽い竿」でいいと思います。持ち重りがすると疲れて投げるのが嫌になりますが、軽い限りは慣れである程度ごまかせます。
7は基本は利き手でリールシートを持って竿尻が胸の中心に来るくらいで、一般には80cm強くらいです。メーカーごとの差はそれほどありませんが、2cm程度は違う場合があるのでその2cmが効いてくることもあります。なお、極端に短いローシートというのがありますがこれは磯場などで使うものです。しかし、現実には「選択の余地はほとんどない」でして、「他の要素で竿を選ぶと自動的に決まってしまう」です。しかし、使っている内に不満が出てくる可能性も大きいところで、「リールシート位置というのが投げやすさに占める比重は決して軽くない」ということを知っておくと後々役に立つ(自分でシート位置を変えてしまうということもできます)と思います。
8は使う糸にもよります。ナイロンなら別にハードガイドで構いません。ぶっこみで放置ならPEでもハードガイドで問題ありません。ただ、予算が許すならSiCを選んだ方が良いです。特にPEを使いしかもキャストを繰返すならSiCの方が有利です。フレームはステンレスで構いません。チタンだと錆びにくくて軽い(竿の振りぬけ性能などに影響する)というメリットがありますが高価いですし、固いので岩などにぶつけると衝撃を吸収できずにリングが割れることがあります。
以上以外にも選択基準はありますが、このくらいは比較検討してみていいと思います。

リールは基本的には値段=性能です。ぶっこみ釣りをしないならドラグは不要なのでドラグなしの通常の投げ専用リールを財布と相談して選べば良いです。細かい話は色々ありますが、竿に比べれば何とでもなります。ただ、竿との重量バランスというのは扱いやすさに少なからず影響しますからこれは外せません。

(2)(1)に従って選ぶとおのずと限られてくるはずなのでまずはカタログと釣具屋の店員に相談してみてください。
(3)既に書いてしまいましたが「使いこなせる」という前提で「飛距離は変わります」。
(4)中古でも大丈夫ですが、個人的には竿はお勧めしません。見た目に分からない内部の傷などがないという保証がないからです。新品でも稀にあるのですからまして中古は、です。

おまけ。
#2の回答にもありますが飛距離を出すならラインはPEが必須です。細いラインの方が空気の影響を受けにくいので飛距離は出ます。ある意味、ほとんど技術と関係なくラインを細くするだけで飛距離が伸びると言ってもいいです。ですから最も簡単に飛距離を伸ばす方法はラインを細くすることと言っても過言ではないです。そこで単純に糸を細くすると強度が下がるので強度が高いからその分細くできるPEがいいということになります。
なおPEは、コシがないのでガイド絡みなどのライントラブルが起きやすい、軽いので風波があるとラインが扱いにくい、根ズレに猛烈に弱い、結束がすっぽ抜けやすい、とにかく無意味に高価い(原価は恐ろしく安価いという話。原糸のメーカーが基本的に1社だからか?大手繊維会社以外は自社の生産設備がないのでOEM品だし、大手繊維会社で自社生産していてもおそらくライセンス生産)、水に浮くので船の往来には注意が必要、といった問題もあります。
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この回答へのお礼

丁寧かつきめ細やかなご回答ありがとうございます。色々と勉強になりました。
やはり竿は新品の方が良いようですね。また、振り出ししか頭にありませんでしたが、並継についても検討しなくてはいけないですね。固さや長さを決めるポイントなども大変参考になりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/10/29 01:12

#3です。

一箇所訂正。

>ワンランク柔らかい竿

ではなくてワンランク「固い」竿です。
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ピンボケ回答なのですが、アドバイスとして…



私は長さ2,4Mのコンパクトロッドで20号の錘を良く使います。
防波堤では追い風ならば100M近く飛びます。
使用しているラインはPEの2号です。

竿とリールの性能で飛距離は変わりますが、ラインを替えるだけでも効果は絶大だと思うのですが…。

低予算で済ませるならば、まずラインを替えて見ては如何でしょうか?
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この回答へのお礼

いえいえ、大変うれしいアドバイスです。
目からうろこが落ちました。
PEラインは高くて手が出ないイメージがありましたが、飛距離を手に入れるには結構簡単な方法の一つだと思います。全く思いつきませんでしたが、是非違いを試してみたいです。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/10/28 12:27

投げ専おやじです。


(1)ロッドの選びかたの目安としては、標準錘負荷を投げたい錘より5号程度数字の大きい物を選んだ方が後々いいと思います。
サーフトローリングに使いたいならギヤ比の大きい物で大計スプールがお勧めです。
(2)お勧めロッドはシマノのサーフリーダーあたりが手ごろではないでしょうか。
リールはオールマイチィーに使えそうな物でシマノはパワーエアロ。
ダイワならパワーサーフ当りはいかがでしょうか?
(3)変わると思いますね。
良い物はは楽に飛ばせる、疲れない。
そうでない物はおもくそ投げないと飛ばない、疲れる。
(4)リールは中古でも良いと思いますよ。
ロッドは結構あたりはずれが有ると思ったほうが良いと思います。

参考URL:http://fishing.shimano.co.jp/
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。非常に分かりやすく、大変参考になります。リールが中古でOKで、ロッドの中古はあたりはずれがあるというのはちょっと意外でした。
ロッドはサーフリーダーを一番候補として検討していきたいと思います。BXかCXで悩むところなんですが・・・
色々とご親切にお教えいただきありがとうございました。

お礼日時:2007/10/28 12:23

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