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FOMAは周波数が2GHz、MOVAは850MHzくらいだと思うのですが、周波数が違うことによってどういう部分が違ってくるのでしょうか?電波の届く距離などが違うのですか?よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

周波数再編プラン


http://haijin-telecom.hp.infoseek.co.jp/defragme …
日本の周波数割り当て
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AC%AC%E4%B8%89% …

電波は空中を伝わって途中で弱くなっていく。この伝搬損失は、距離が離れるほど、また周波数が高いほど大きくなる。
結果、高い周波数になるほど、1つの基地局でカバーできるエリアが狭くなり、同じ面積をカバーするには必要な基地局数が増える。
ソフトバンク社長曰く、800MHzと2GHzを比べて基地局数は約1.6倍になるとしており、投資費用は、1.2~1.4倍に増大するとし800MHz帯はほかよりも利用効率がいいという。

一般的には高い周波数ほど直進性が増して、建物を回り込む特性が無くなるので死角が出来やすい。その打開策として基地局を800Mhzの倍以上配置しないと最低限の品質は保てない。しかし倍以上配置しても同エリア内に電波を重複して配置する影響として隣り合う基地局の干渉が生じる。その干渉を調整しながら増設との繰り返しとなる。そこまでしても800Mhz同等の安定感を得られないのが2GHz帯の不利なところでしょうね。

800Mhz帯の移行方針案
http://image.itmedia.co.jp/l/im/mobile/articles/ …

現在の800Mhz帯使用期限は2012年までです。
同時にmovaが使える使用期限ももう5年ありません。
再編後はmovaも無くなりFOMAが800Mhz帯を使えるのですが、58Mhz幅あった割当が新割当ではドコモは30Mhz幅になります。auは再編後も今と同様に30Mhz幅です。auと比較して倍近い大所帯のドコモは800Mhz帯をメインで使う事は出来ないでしょうね。

現在、auが全国全てで満足度1位をとり続けているのは周波数の優位性による安定感が大きいようです。FOMAが劣る方式なのでは無いです。2Gのmovaより複数の電波を受信出来る3Gは切れにくい方式です。端末は良くても使っている周波数が届きにくくては意味がない。movaと同じ届きやすい周波数をメインで使っていて、切れにくい方式を使っているからauは有利なんです。
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この回答へのお礼

とてもわかりやすかったです。ありがとうございました。

お礼日時:2007/12/20 21:37

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