この人頭いいなと思ったエピソード

ギターも持ってなければもちろん弾けないので
打ち込みでギターの音を出したいのですが
本当に簡単なジャーンジャーンジャンというような
コードバッキング?だけでもいいので打ち込みたいのです。
でも当たり前だと思うのですがピアノのようにコードを打ち込んでも
全くギターっぽくなりません

打ち込む為にはどうすればいいでしょうか?
よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

音の構成と音色は別にして…



楽器演奏には個性ってのがあって、ピアノにはピアノの特製をいかした弾き方があるし、ギターにはギターの弾き方ってのがあります。単純なコードのバッキングでもピアノの弾き方とギターの弾き方は違います。例えばピアノとギターがいっしょにバッキングをした場合、同じ事しても意味がないですよね。そのへんの「特製」を意識して作り込まないと今みたいな事になってしまいます。

今作ってるのがどんなのかによりますけど、そのバッキングの時、あなたはギターをどんなイメージでとらえているかが全てです。弾ける弾けないの技術的なことはおいといて、あなたにギター伴奏の「やりかた」が理解できているか、、ですね。今つくってるのがカッコわるくて、それらしくないのなら、あなたに演奏ノウハウがないために表現できていないわけです。打込みの場合、脳みそにある演奏イメージが全てですから、あなたがカッコいいと思うバッキングスタイルを五線譜に書き込めて、かつ弾き方のミュアンスまで具体的にイメージできていれば、それを表現すればいいだけなんです。あとは音色と音の数などの問題だけですので、そちらは比較的簡単に解決できます。

それができないのであれば、まずCDなどでギターを聴いて自分のものにすることです。感動してアタマに焼付けて、口ずさめるくらいにならなければ、弾かなくっても再現は難しいとおもいます。
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打ち込みの時、ギターのコードトーンの音程構成がギターらしくならないということでしょうか。

そちらの場合は、ギターの特性を知った上で音程を打ち込んでいかないと、ギターらしい音程構成にはならないと思います。
ギターは基本的に、同時に鳴らせる音が弦の数と同じ6つ、弦を押えるのに使える指が現実的には4本までという制約の中で、コードフォームを考えます。また、チューニングの関係上、ピアノとは一味違った音程構成になるのが普通です。そのため、ギターらしい音程構成でコードを鳴らすことを考えるとしたら、まずはそのギターの特徴を把握する必要があります。細かいニュアンスまで求めるとしたら、ギターをはじめてみるのが最も確実かも知れません。

とはいえ、ギターをはじめるとなるとそれなりに大変なことが多いので、手っ取り早く打ち込みでギターのコードらしい音程構成を考えるのであれば、その特徴を五線譜に反映させるのが良いでしょう。
ギターのコードを五線譜に反映させる場合、その音の構成については、メジャーコードであれば2つのパターンに絞れると思います。その音程構成を度数で表現して下から並べると、
「Root - 5th - Root(1オクターブ上) - M3rd - 5th」(移動ドで言えばド-ソ-ド-ミ-ソ)

「Root - M3rd - 5th - Root(1オクターブ上) - M3rd」(移動ドで言えばド-ミ-ソ-ド-ミ)
このパターンが主になります。前者は主に使われる2種類のバレーコードと呼ばれるコードフォームで得られる音程構成、後者は開放弦を絡めたいわゆるローコードと呼ばれるコードの内、CとGのコードフォームで得られる音程構成になります。違いがよくわからない場合には、前者の音程構成を選べば間違いはないと思います。

マイナーコードの場合は、
「Root - 5th - Root(1オクターブ上) - m3rd - 5th」(移動ドで言えばド-ソ-ド-ミb-ソ)
この音程構成になるのが一般的です。

7thコードであれば、
「Root - 5th - m7th - M3rd - 5th」(移動ドで言えばド-ソ-シb-ミ-ソ)
ないし
「Root - M3rd - m7th - Root(1オクターブ上)」(移動ドで言えばド-ミ-シb-ド で5th(ソ)は省略します)
のパターンが考えられます。こちらも前者の方が一般的だと思います。

m7thコードなら
「Root - 5th - m7th - m3rd - 5th」(移動ドで言えばド-ソ-シb-ミb-ソ)
の音程構成が主流でしょう。

M7thコードの場合は、
「Root - 5th - M7th - M3rd - 5th」(移動ドで言えばド-ソ-シ-ミ-ソ)
ないし
「Root - M3rd - 5th - M7th - M3rd(1オクターブ上)」(移動ドで言えばド-ミ-ソ-シ-ミ)
といった構成が現実的に可能でしょう。

とりあえず、いくつか例を取ってみました。
ちなみに、ギターの音域に関しては、ピアノの真ん中のドから1オクターブ下くらいに最も低い音が来るのがコード弾きの時には一般的です。また、ギターで出せる最も低い音程はピアノ用の五線譜上でヘ音記号の下第一線上のミになるのが通常です。コードを展開する音域についても、ギターらしい打ち込みにする上ではそのあたりの音域を中心にするのが良いでしょう。また、一般的なギター用の五線譜は、慣例として1オクターブ高く記譜されるのが普通ですので、もしバンドスコアのギター譜などギター用の五線譜を参考にする場合には、ピアノ用五線譜のようにそのまま打ち込むのではなく、1オクターブ下げて打ち込むのが妥当ということになります。

なお、音色として打ち込みの音がギターらしくならないということに関しては、これは音源の再現性の問題になりますので、音源を替える以外の解決策はないかも知れません。

雑然とした解説になりましたが、参考になれば。
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