プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

我が家には学生時代から数十年間保有しているコントラバス(ダブルベース)があります。よく見るとあちこちの塗装が痛み、小さな傷も散見されます。弾いてはいたのですが掃除などはあまりしてあげたことはありません。(セーム皮では時々拭いてはあげてましたが・・・)そこで楽器表面を磨き、木の艶を取り戻したく考えています。何方か、自分でできて、見違えるよう綺麗に仕上げることのできる楽器磨きを紹介ください。以前、再塗装を考え楽器商に相談したことはあるのですが、音への影響が避けられないとの理由で断念した経緯があります。今回も「磨く」ということで対応したく考えています。ご存じの方、よろしくアドバイスの程お願いします。

A 回答 (1件)

折角楽器を磨こうとご質問をしておられるのに、反対の回答をしてはいけませんね。

でも一応目を通して下さい。

これは「音を出す道具」のメンテナンス(良い状態に保つ)という観点からです。飾り物としての観点からなら他の回答があると思います。

先ず、再塗装はしないで下さい。新品の楽器は明るい音色が出にくく、古い楽器からは良い音がしますが、その理由は木の乾湿が音にそのような影響を与えているからです。再塗装するとは言い換えれば満遍なく湿気を与えるという事に他なりません。

木製品の艶出しをする化学製品は一応ありますが、弦楽器奏者はそれを使いません。ただ時々(使用頻度次第ですけど)乾いた柔らかい布地で松脂や埃や汗をぬぐうだけです。松脂を除去する時はボディを磨く布とは別の布にします。

学生時代に使っておられて数十年経っているなら十分に乾燥していると思いますから良い音が出ると思います。

丁寧な取り扱いが出来にくい大きな楽器ですから塗装の痛みや傷はどうしても入ります。以前大きな団体が持っていたバスを所有した事がありますが、傷だらけでしたよ。使っていれば避ける事が出来ない楽器ですね。仕方ないと思っています。

最初に書いたようにバスは音を出す道具です。その目的を十分に果たすという事を第一にしてメンテナンスをなされると良いのですけど・・・、
例えば駒や魂柱のメンテナンスなど、信頼の置ける専門の工房へ預けて調整して貰うとかです。

ご質問にお答えせずにこんな事を申し上げて失礼しました。
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この回答へのお礼

丁寧に教えていただきましたのにお礼が遅くなり申し訳ありません。
大変参考になりました。「外観を新品同様に!」なんてことは考えずに
今後はセームでせっせと拭いてあげることにします。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/02/16 17:22

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