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どうして、管楽器はみんなキーが違うのでしょう。
C調にした管楽器は作れないのでしょうか?
音色が変わるとかいろいろ言われましたけど
理論的な説明は誰も教えてくれません。
ピアノ譜で作った菅用のパート譜を変調するのが
面倒です。
単純な質問で申し訳ありませんがどなたかおしえてください。

A 回答 (5件)

こんにちは。

アマチュアサックス吹きのbariです。

nabayosh様とほぼ同意見になりますが、管楽器の進化の過程において、もっともいい状態の調の楽器が生き残ったのでしょう。
サックスを例に挙げれば、現在あるサックスはB♭管とEs管の2種類ですが、最初はC管とF管のものも同時に開発されています。でもいつの間にか廃れてしまったところを見ると、楽器として完成度の高い調の方が生き残った、ということではないでしょうか。他の管楽器も歴史的にみれば似たり寄ったりのようです。

ちょこっとフォローさせていただけば、トロンボーンはB♭管、チューバはB♭、F、Es等さまざまなキーの楽器がありますが、楽譜は基本的にはCで統一されています。

もしどうしても移調が面倒でそれに時間がかかってしまう、ということでしたら、私もC調で書かれた楽譜を早くいただく方が気が楽です。時々ある移調ミスを見ればわかるんですよ、「あ、これは移調に慣れていない人が書いたな」って(汗)

一つだけ、管楽器奏者としてお願いしたいのは「楽器の出せる音域の音を割り振ってほしい」ということでしょうか。
お蔭様で最近はほとんど見かけませんが、かつてはトンデモナイ音域の音の書かれたパート譜がよくありました。
金管はともかく、木管楽器は高音ならある程度の上級者は「フラジオ」という奏法で出せますが、低音は楽器の構造上どー頑張っても出なかったりします。

読み返したら全然理論的になっていませんね。すみませんです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
有ったんだけど、廃れたというのが気に入りました。
やはり、音楽は感性の部分だと思うので、私みたい理数系には理解できない部分がありますが、ともかく過去には各調が存在したことを確認できたことで安心しました。

お礼日時:2001/10/31 18:50

運指が難しくなるからですよ。


例えば、フラットが5つとか、シャープが5つの調を演奏するとして、C調の楽器を使うと、指づかいが複雑になってしまいます。
B♭管(♭2つの調)やF管(♭1つの調)を使うと、フラットが多い調を楽に演奏できます。
A管(♯3つの調)は、当然シャープが多い調を演奏するのに便利です。

プロコフィエフという作曲家は、オーケストラのスコアを書く時は、全部実音で書きました。そのかわり、奏者に読み替えてくれ、というのです。これは楽譜を書く方には楽です。演奏する方は案外変調になれているので、それほど困ったことでもありません。ですから、C調で書いても文句を云われるくらいで、大した弊害はないと思います。

以上、トランペット吹きからでした。
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この回答へのお礼

なるほど。私は菅楽器を吹けないので、どの程度指使いが難しくなるのかは分かりませんが理解できます。ありがとうございました。

お礼日時:2001/10/28 17:12

単純どころか,かなり難しい質問では(^^;




技術的にはC管の楽器は問題無く作れますが,
やはり音色が違ってくるのが最大の理由と思います。

例えば,クラリネットですが、通常使うのはB管
(ドイツ語表記,ベー管,Bbの音)ですが、
C管も存在しますし,半音違いのA管まで存在します。
ある程度は演奏のしやすさもからんできますが、
音色が違うという理由で使い分ける場合もあります。


理論的な説明というのは、音色が変わる理由についてでしょうか?

例えば,木管で同じ高さの音をだす場合でも,穴を全部ふさいだ場合,半分ふさいだ場合,全部あけた場合では
音色がまったく違います。
細かいことまでは知りませんが,空気の振動のしかたが変化するからです。

まあ、実際に音色が変化するだけ分かっていれば,
十分とは思います。


また、楽器のキーを変えるためには、管の長さを変えるしかありません。
弦なら弦を変える手はありますが、空気を振動させている以上、空気を変えるわけにはいきませんので(^^;
そのため大きさの自由度に制約があります。
通常の人間が演奏するのに適切な大きさと言うのも
からんでいるでしょう。


あと、ピアノ譜を各キーに移調するのが大変とのことですが、それは各管楽器の演奏者にまかせるのも手です。

移調楽器の演奏者は、移調読みして演奏することも必要な技術ですから。
その技術がないなら、自分で楽譜を移調してもらってもいいですし。

逆に例えばクラリネット用のBの楽譜をフルートで吹くという技術もあると便利ではあります。

ちなみに、金管は昔はピストンがなかったので、調に応じていくつもの楽器を用意して使い分けてました。
今ではナチュラルトランペット,ナチュラルホルンとか呼ばれます。
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この回答へのお礼

先日、友達と意見が合わなかったのが、菅の長さを変えることによって自由な調の管楽器が出来るはずなのに、出来るわけないのいってんばり。A菅C菅があるということを聞いて安心しました。後は使う側の問題なんですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2001/10/28 17:19

 手元にかろうじてあるつたない資料によりますれば,発明当初は管弦楽用にC管とF管が存在していた・・・と書いてあります。

しかしそれらは滅びてしまったと書かれています。
 ですからC調の管の製造そのものは可能であろうとおもいます。
 最初にサックスの製造を手がけた<アドルフ・サックス>という人は「吹奏楽団(軍楽隊)の中で,木管群と金管群に分離してしまいがちな音を,ひとつに溶け合わせる役目をする楽器を作り出す事」にあった(らしい)という事ですので,その為には♭系を基調とするものが都合が良かったのでしょう。
 移調がめんどくさい・・という感覚はわかります。
 私はギターという楽器を選んでいますが,実はサックスにもトライした事がありました。私は奏法の難しさより,楽器の手入れが大変なのでやめました。(笑)
 ギターのメンテナンスの比じゃないですね!。
 ギターは移調に大変便利な楽器です。これは弦楽器系の特徴でしょう。
 その分譜面は必ずしも読めなくて良い・・・図形的な形でも何とか弾けてしまう・・という欠点と申しますか利点と申しますか・・・。
 そんなものがあります。
 
 しかし管ではそうは行かないでしょう。
 むしろ移調する事が管の特色であり,一種の醍醐味なんじゃないでしょうか?。
 
 全然なんの回答にもなっていませんが,理論的な解説はもっと詳しい方にお願いいたします。
 
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この回答へのお礼

実は、私はブルースハープ吹きです。調にあわせてハープを変えて演奏することから、何故菅にもないのかなあというのが疑問の始まりです。案外管楽器吹きさんはマニアック?(失礼しました)

お礼日時:2001/10/28 17:24

回答と言えるかどうかはわかりませんが、私も楽器奏者なので、少しはわかると思います。

ただ、中学生で部活でいろいろな楽器を扱っているだけなので、専門的なことは分かりません。ご了承ください。
C調の管楽器はフルートがそうだと思います。(ピッコロも)
フルートでドだったら、クラリネット類つまりB♭調の楽器だったら、レにあたるわけです。すいません、こんな回答で。
もしわからなかったら、直接私の方にメールください。
楽譜の書き換え経験なら結構あります。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
何度上だとか下というのは分かるんですけど、なぜその調になったのかが、知りたいのです。

お礼日時:2001/10/28 17:38

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