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以前TVで、ドイツでは飲み物のPETボトルは、リサイクルではなくリユーズ、つまり顧客が返却したボトルをそのまま再利用したボトルを使っている。部分的に磨り減ったりリユーズボトルだが古いとわかるボトルを率先して選んで購入するのが美徳とされていると聞きました。これがどれくらい徹底されているのか、ドイツだけでなく他国ではどうか情報がほしい。日本はリサイクル一辺倒でしたが、一部リユーズの動きがあるようですね。

スーパーの買い物でもう1つ気になるのは、消費期限等の問題。陳列棚で手前から古い順に並べては、お客様には手前から選んでくださいと店側はアピールしている訳ですが、ついつい日本人は奥に手を差し伸べて新しい日付(期限がより先のもの)のもの選んでしまうようです。家庭内の冷蔵庫だと古いものから先に消費するのでしょうが。この辺の状況も知りたいですね。
よろしく情報ください。

A 回答 (2件)

ドイツの水のペットボトル事情ですが、


ペットボトルには回収されるものと決められたゴミ箱に捨てていいものと大きく2つに分けられます。
捨てていいものは、駅のキオスクやガソリンスタンドの売店、パンやの店先で買えるペットボトル入りの水で、ラベルにGruene Punktの表示がついています。(下のサイトの一番したのグリーンの丸矢印)
(商品の中にはフランス産の水等、ファンドのついた回収するペットボトルもあります。)http://www.mdr.de/exakt/4924519.html

回収されるものも、再利用されるものと、いつも新しいペットボトルとがあります。
再利用されるものは、炭酸入りの物や国内生産の物がほとんどです。ペットボトルのボトル生地も厚く大変しっかりしています。
いつも新しいペットボトルで販売される水のペットボトルはフランス産の物やディスカウントのスーパーの水やそれぞれのスーパーの無印またはノーブランドの水が多く、ペットボトル自体も生地が大変薄いものです。
ペットボトルの回収は買った店に持って行くのが原則で、回収されたペットボトルは水の製造元に戻り、そこでリサイクルや加工処理が義務付けられています。(フランス産のペットボトルについては、製造元に戻るかどうかについて分かりません。店先ではどれも一緒に回収しています。)

大型のスーパーや飲料水と酒の専門マーケットでは特別にボトルやそのケースの回収場所があります。中小規模のマーケットなどは回収機械が設置されていて、ペットボトルを機械に投入すると、ファンド金額のレシートが出てきて、レジで清算してくれます。返すペットボトルはラベルやキャップが無いとお金を返してもらえません。(上のサイトの一番上の写真がその回収機械です。上はビンの回収口で下からは箱ごと回収できます。)

ドイツのスーパーでの消費期限と客との関係ですが、ドイツでも牛乳などは日付の新しい方から売れて行くようです。ただし、生鮮食料品などは売れる量しか仕入れていないと思います。たとえば、復活祭やクリスマス休暇などの連休直前にスーパーに駆け込んで牛乳も卵も買えないということは当たり前なことです。

参考として、ドイツの町中には、飲料水の自動販売機はほとんどありません。また、缶入りの飲料もほとんどありません。
だだ、ここ5年くらいの間に、ペットボトル入りのヨーグルトドリンクやプラスチックのケースに入ったチーズやハム、ソーセージ類が目立って多くなりました。

ドイツの店は都会のデパートなどは土曜日夜8時までやっていますが、普通の店は土曜4~6時まで、祝日、日曜日は営業していません。
もし、休みや夜にパンや牛乳やビール、水などがどうしても必要なときは、ガソリンスタンドの売店または駅構内(閉店時間あり)に行きます。
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この回答へのお礼

大変詳しくご回答頂き、ありがとうございます。
特にドイツの実情に興味があったので大変参考になりました。PETボトルの回収については複数あるということですね。外国製のものもあるでしょうからね。
>ドイツでも牛乳などは日付の新しい方から売れて
やっぱりそうなんですよね。
>生鮮食料品などは売れる量しか仕入れていない
これが無駄を少なくする原則でしょうね。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2008/03/04 09:30

ペットボトルのリユースはヨーロッパでは常識化されつつ有るようです、メーカーも価格に差を付けたり販売店でも優先的に販売しているようです。

日本と決定的に違うのはゴミに関する考え方、日本ではまだまだ無料回収といってよいでしょう有料といってもゴミ袋を数百円で購入するだけ、ヨーロッパでは有料が当たり前です。ペットボトルのリユースもそれようにボトルを使っているので可能なのですが日本のペットボトルはリユースできません。洗って再利用するには耐久性が無いのです。メーカーもコストがかかるので二の足を踏んでいます。後は消費者が受け入れるかどうかでしょう、価格差があればそちらを購入巣かもしれませんが。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。
日本では再利用されていないPETボトルですが、その分、最近のものは薄くてペラペラ、フュニャフニャです。これ以上薄く出来ない感じで。
再利用の案が一部あるようですが、分厚いボトルを考えているようです。返却・払い戻し方式も。欧州では恐らく20年前からやっているのでしょうが。ありがとうございました。

お礼日時:2008/03/04 09:20

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