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教えて!goo初心者ですので、失礼な質問であったり、以前同様の質問があったら、先にお詫びします。

現在、叔父の趣味の小説作りの手伝いをしております。
その物語の舞台が昭和五~十年ぐらいで、上野駅から青森駅まで行くとあるのですが、その頃の鉄道事情が全く分かりません。
色々調べて、明治に開通して26時間程かかるとありましたが、
それが乗り換えなしの直通なのか、蒸気機関車なのか、一日何便あったのかなどが分かりません(>_<)。

どんな情報でもいいので、知っている方、教えてくれませんか。

どうぞよろしくお願いします。

A 回答 (5件)

 全て蒸気機関車牽引で、昭和10年ごろで一番速い急行列車でも12時間以上を要していました。

もっとも、大正時代には15~6時間以上かかっていたので、随分便利になったなあ、というのが当時の人の印象かもしれません。
 長距離の主役は急行列車、準急列車(料金無料で戦後の快速列車に相当)、そして通し運転の普通列車も走っていました。夜行列車でも寝台車は一般的ではなく、もっとも立派な夜行急行でも、イメージとしては、2等(A寝台)と3等(B寝台)の寝台車が1~2両ずつ連結されているだけでした。3等の寝台車にはカーテンもなかったそうですが、車両自体は昭和5年登場、当時最新式の鋼製車両で、当時の人には羨望の眼差しでみられていたかもしれません。
 当時の上野~青森間の運賃は、正確には覚えていないのですが、当時のお金で7円~10円位です。米価換算なら1万数千円というところですが、当時は所得格差が極めて大きかったので、これは低賃金労働者にとっては5万~10万円に相当し、利用しにくい乗り物でした。逆に、裕福な階層の人は割高な二等車、二等寝台車を利用し結構あちこち外出しています。

 このあたり、詳細は紀行作家宮脇俊三の「時刻表昭和史」が詳しいです(下記URL参照)。戦時期になりますが、東北本線から連絡線に乗り継いで稚内に向かう旅行記も収録されています。

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%99%82%E5%88%BB% …
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
運賃が決め手で、最良回答とさせていただきました。
とても参考になりました。
あやうく間違えだらけの小説になるところでした。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2008/03/11 10:48

太宰治が1933年(昭和8年)に書いた「列車」という短編があります。


青空文庫(下記URL)で読めますので、一読ください。

冒頭は、「一九二五年に梅鉢工場といふ所でこしらへられたC五一型のその機關車は、同じ工場で同じころ製作された三等客車三輛と、食堂車、二等客車、二等寢臺車、各々一輛づつと、ほかに郵便やら荷物やらの貨車三輛と、都合九つの箱に、ざつと二百名からの旅客と十萬を越える通信とそれにまつはる幾多の胸痛む物語とを載せ、雨の日も風の日も午後の二時半になれば、ピストンをはためかせて上野から青森へ向けて走つた。」

参考URL:http://www.aozora.gr.jp/cards/000035/files/313_1 …
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
小説はとても参考になりました。
当時の状況がとてもわかりました。
本当にありがとうございました!
★★★★★

お礼日時:2008/03/11 10:39

まず、あちこちの区間が今の東北線と違った所を走っています。


有名処は青森周辺。
今と違ってS43まで浦町の方を走っていました。
複線化の際に線路の付け替えをした区間は東北線には多いので要注意。

昭和初期の時刻表は復刻版がJTBより出ています。
http://www.rurubu.com/book/recomm/3006/index.asp
図書館に収蔵されている場合もあるので、調べてみましょうね。

電車は大都会周辺位しか走っていませんでしたので、一般的には列車は「蒸気機関車牽引の客車列車」が普通です。

東北線の電化はS33の大宮~宇都宮間からの開始、S43完了です。

時期的に走っていた車輌やSL形式が有る程度決まってしまうので、時代設定は注意しましょう。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
時刻表の復刻版は図書館や本屋に行って調べて見ます。
ホントに時代設定に注意しないとと痛感しております。
大変参考になりました。

お礼日時:2008/03/11 10:34

http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E6%9D …
目次
3 東京~青森~北海道間連絡輸送列車
3.1 戦前の優等列車の設定

http://www.google.co.jp/
「古い時刻表持ってんだけど何か質問ある?」で検索
→ 「Part 9」の「322~」辺り参考(キャッシュで)

>それが乗り換えなしの直通なのか、蒸気機関車なのか

この当時は「電化(架線)」されてもないし
ディーゼル機関車や同列車もまだ登場してないから「SL+客車」のみ
乗換なしは↑にも書いて有るけど、SL自体は途中で交代(交換)
増結=重連/三重連(=峠越)してた筈
http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E9%87 …

あとは、この当時はまだ「複線化」にもなってないので
どうやって「閉塞(運行管理)」してたのかも不明
http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E9%96 …

突き詰めれば「SL」の歴史と関係して来る筈なので
http://www6.big.or.jp/~d51-498/sl/bord/
ここで再質してみるのもいいのでは?

>ほか

↓でも何か出てるけど?
http://list4.auctions.yahoo.co.jp/jp/2084008111- …

http://www.railway-museum.jp/exhibition/172.html
http://homepage3.nifty.com/tetudo-zatugyo/tosyos …
http://www.kosho.or.jp/servlet/bookselect.Kihon
http://www2.mnx.jp/~jcd2723/ttindex.htm
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
自分なりに“ウィキペディア”で調べてみていたのですが、
ここまで詳しく調べることができませんでした(^_^;)
素人考えで1~2日はかかると思っていたので、
大変な過ちをせずにすみました。
おかげで、時代にあったものが出来そうです。
本当に、本当に助かりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/03/11 10:45

直接回答にならず恐縮です。


日本交通公社(JTB)の関連財団が、
東京・八重洲に図書館を保有しており、一般でも無料で閲覧できます。
リンクを貼っておきましたので、ご参照ください。
貴方が希望している資料もあるかも知れません。

参考URL:http://www.jtb.or.jp/library/index.php?content_i …
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
見に行きたいのは山々ですが、当方は九州に住んでおり
残念ですが、いけません。
でもこの様な場所があるのは知りませんでしたので、とても勉強になりました。

お礼日時:2008/03/11 10:31

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