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藤岡弘主演の、「野獣狩り」をどうしても見たいとずっと思っていますが、
上映されることがあっても映画館がかなり遠方だったり、
知らないうちにテレビで放映されていたりと
いまだに見ることが叶いません。

この映画がソフト化されない理由に、「権利関係」ということを耳にしたのですが、
実際のところ理由は何なのでしょうか。
またこの作品は永遠にDVD化されないのでしょうか。

ご存知の方いらっしゃいましたらご回答宜しくお願いいたします。

A 回答 (2件)

東宝映画「野獣狩り」の理由は不明ですが、一般論で


お答えします。製作会社は、映画を興行(映画館で上映)する
だけではなく、常に、二次使用を考えて、製作することが多く
なりました。二次使用の主なものは、セルレンタルのDVD化や
地上波、BSCS衛星による放送権、インターネットによる配信
などですが、当然、興行をしたからには、なんら法律的には問題
はないはずです。ですので、製作会社の考えや自主規制ではないか
と思われます。権利は、製作会社が所有していますが、二次使用に
ついては、映画ごとに、それぞれ契約が異なりますので、一概には
いえませんが、監督脚本音楽など「著作権所有者」には、決められた
パーセントで支払う契約になっていることが多いので問題はないと
思います。

結論を一言でいえば、今の時期に、DVDを発売しても売れない
からでしょう。なかには、放送禁止用語があったとしても、
投書などがあったら困るな程度で、自主規制をして、声を消したり
する処理をすればよいことです。
現在のDVD視聴層の多くは、40代くらいまでの若者が中心。
映画をリアルタイムで見た年齢層の多くは、まだ再生機器すら
ない状態です。若い人は古い映画は見ない、でしょうから発売
にならないのも当然なのかもしれません。十年後くらいには?
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この回答へのお礼

大変ご丁寧な回答ありがとうございました。

「今の時期にDVD化しても売れない」とのことですが、
不思議なことに、この作品はビデオ化もされていないのです。
例えば同じ藤岡弘主演作品の、「小さなスナック」はビデオ化もDVD化もされています。この「野獣狩り」は隠れた名作と言われているにも関わらず、また、「野獣死すべし」(これも藤岡バージョンはマイナーです)はソフト化されているのにどうして、この作品が…とてんで合点がいかないのです。

この作品には何か特別な理由があるとしか考えられないのですが…。

お礼日時:2008/04/19 20:52

直接、VHS、DVDの販売を担当している訳ではありませんので


あくまで想像でお答えします。
まず、二次使用の最大手=購入客層は、一般消費者ではありません。
全国のレンタルビデオ・レンタルDVD店です。ここで発売前予約
を募るのですが、この店からのリクエストがあれば、生産コストに
見合う枚数が確保されるので、発売される可能性は大きいです。

次に、単品の発売では、話題性にも乏しく、宣伝効果も薄いので
例えば「監督特集」や大スターの特集等、まとめ売りを考えます。

映画は、個人的な思い入れが強いものですが、ヒットに繋がる=
観客が共通して興味を持つような映画は、実は極めて少ない。
レンタルショップの客層は、恐らく、30代男性が中心でしょう。
ここに、35年前の映画を置いても、果たして何人の人がレンタル
してくれるかを考えると、VHS、DVDのソフト化は計画的に
慎重に、長期的に考えないと、発売元は大量在庫を抱えることになり
経営すらも圧迫してしまいます。

先の例からすると、ザ・ビレッジシンガースの歌謡映画特集やら
仲代達矢の大スターのネームヴァリューから発売されたのでは
ないのかと思われます。当然、VHSの売れ行きが思わしくない
のであれば、DVDは、発売されない、ことになります。
放送にしても、視聴率が優先されるので、なかなか、隠れた名作
程度では、発売優先順位の決定打、にはならないでしょう。

さらに、恐らく、仮面ライダーファンはいたとしても、なかなか
藤岡弘主演映画ファンとして、繋げるのは困難と思われます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

なかなかに絶望的な状況であることは承知の上ですが、
厳しいですね。

今回もご丁寧な回答と頂きましてありがとうございました。
生きてる間にはソフト化されることを願うことにします。

お礼日時:2008/04/24 14:37

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